製品は教科書でできている!?
2024-06-13 19:02:00
因数分解
中学の数学で因数分解を習います。
この考え方は仕事を段取りよく行う意味で大切になります。
因数分解で一番簡単な操作は共通の因数をくくり出すというものです。
例えばab-5aの場合、この式に共通するaでくくり出すとa(b-5)となります。
5ax+25ax²の式だと、5axが共通するので5ax(1+5x)になりますよね。
一見複雑に見える式もこのように簡単な式に置き換えることが出来ます。
では実際の仕事ではどうするか・・・。
注文いただいた製品を加工するにあたり、同じ材質、板厚をまとめて加工すると段取りが少なくなります。
切断を行う場合、定尺の材料から複数の製品を下図のように配置して加工すると、個々の製品を個別に切断するよりも段取り時間の短縮が可能になります。
また曲げ加工でも同じ材質、板厚の異なる製品があった場合、
個人的には金型の負担を考えるとそれぞれの曲げ長さに応じて金型の長さを選択して曲げたほうがいいと思いますが、大きいほうの製品に合わせた金型で、小さな製品も曲げると、金型段取りを減らすことが可能です。
一つの製品の中で曲げ長さが異なる場合でも、
上の製品の場合、70という長さが共通なので、
このように曲げ加工を行うと1回の曲げ段取りで行うことが出来ます。
共通する項目は何か?に着目して段取りを行う大切さは、共通の因数をくくり出す因数分解の考え方と同じだとは思いませんか?





