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2022-05-16 03:11:00

64 15年ぶりの教師冥利?

数少ない友達の〇〇〇〇にある人を紹介してもらいました。話していると住んでおられる所がある漁村の方であることがわかりました。その漁村の小学校は教員時代、初任者指導教員として行っていた学校であることがわかり、「子どもさんは〇〇〇くんですか」と尋ねると、ビンゴ!

毎週金曜日にその学校にはいき、教員1年目の先生を指導するという役目でしたが、その先生から学ぶことが多かったと思います。。1番記憶に残っているのは、子どもと話をする時「I(アイ)メッセージ」という手法を取られていることでした。先生は「You(ユー)メッセージ」が基本多い業種です。先生1年目なので、大学で学ばれたことを実践されていると感じていました。

 

その〇〇〇くんは、偶然にもアクトの1番下の子どもと同じ大学の数学の修士課程に在学ということもわかり、連絡をとり、電話もできました。小学校時代担任でもなく、週1回だけ行っていたおじさん先生を覚えてくれていてありがたいことでした。

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電話で話をすると、私がいく金曜日が楽しみだったこと、放課後,教室で算数の問題を出し、それを考えるのが楽しみだったことを話してくれました。長さの単元をしているときには、黒板に曲線を書き、この線の長さは何メートル何センチ、必要なものはなんでも用意するという問題がわからず、家に帰っても考えていたと具体的に覚えてくれていました。1メートル、2メートル、3メートル、4メートルのストローを用意し、どの高さまでジュースを飲めることができる?なんてこともしていたそうです。

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人とお出合いするときには、相手を喜ばせたいという基本的な対人関係の取り方は今も一緒です。そのころは「1週1楽」をモットーに、ものつくりや楽しいグッズを用意していたことが思い出されました。

私が教師になりたての頃,尊敬するT先生から「教師は子供が喜ぶことが提供できて,なんぼ,ゆう〜たら,サービス業,飲み屋のねーちゃんと一緒」という言葉は,今も心に残っています。

 

 

ネットからのコピペです。

 アイメッセージとは?

 
 アイメッセージとは、「私」を主語にして相手の行動を促すメッセージです。相手の行動により「私」がどう感じるのかを言葉で表現することにより、相手が自主性を失わず承認に結びつけるテクニックの1つです。
 反対にユーメッセージとは、「あなた」を主語にするメッセージです。「私」と「あなた」とのつながりが断絶されているので、相手に抵抗が生まれ、反発が生まれやすくなります。


・解説

 子育てのテレビ番組を見ていて、散らかし放題の子供には思わず「またこんなに散らかして! 何度言ったら分かるの!」と怒りたくなります。しかしこれは「(あなたは)何度言ったら分かるの」というユーメッセージです。ユーメッセージで子供に注意すると、抵抗が生まれ、余計言うことを聞かなくなるという結果が出ています。

 そうでなく、「こんなに散らかして、(私は)悲しいわ」もしくは「ここをきれいにしてくれたら、(私は)うれしいのだけど」というようにアイメッセージで伝えます。このように言った方が子供は何倍も言うことを聞くという結果が出るというのです。

 「勉強しなさい!」というと子供は「今やろうと思ったのに!」と反発します。この理由も(あなたが)というユーメッセージだからです。「勉強してくれると(私が)うれしいな」と言った方が何倍も受け入れてもらえますし、何倍もやる気になってくれるものです。


  アイメッセージを仕事の場面で応用してみましょう。

 ダメ営業マン時代の私は知らず知らずのうちにユーメッセージを使っていたものです。仕事が遅れると報告してきたスタッフに対して「どういうことですか!(あなたが)間に合うと言ったじゃないですか!」と言ってしまっていました。
 

 こうなればいい関係になることはありません。相手のやる気も無くさせてしまいます。そうではなくアイメッセージで「そうですか、できるだけ早くしてもらうと(私が)うれしいのですが」と言っていたらもっと円滑に物事が進んでいたでしょう。
 

 お客さまに対しても思わずユーメッセージで意見してしまうこともありました。
 土地の関係でもめているお客さまに「土地をお借りするのですから(あなたは)仲良くした方がいいですよ」という言い方をしました。しかしお客さまとしてみれば仲良くするのは分かり切っていることです。わざわざ私から言われることでもありません。関係が悪化し、商談は消えてなくなりました。
   

 そうでなくアイメッセージで「いい関係になると(私も)うれしいのですが」と言えば、お客さまも「まあ、仲良くしなくてはと思っているんですけどね」と、うまく展開したかもしれません。
 

 自分の意図しない事が起こると思わず「あなたは○○なんだから」と言いそうになってしまうものです。そんなときは一度「私は○○と思います」と言い方ができないか考えて下さい。
 ユーメッセージではなくアイメッセージで意見を言うだけで、物事が何倍もうまく進むようになります。


 
菊原智明●営業コンサルタント/関東学園大学経済学部講師。大学卒業後、大手住宅メーカーに入社し、営業部に配属。7年間のダメ営業マンから4年連続トップ営業マンへ。現在は【訪問しないで売る】営業のコンサルティングと大学生に向けて【営業の授業】を行っている。著書に『訪問しないで「売れる営業」に変わる本』(大和出版)、『トップ営業マンのルール』(アスカビジネス)など多数。

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