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2022-02-14 05:20:00

52 教育現場のカゲとヒカリ④

前回のブログに書いた状況で次の学校へ行ったもんですから、すごいことになります。札付きの問題教師暴力教師、尾びれ背びれが付いてセクハラ教師悪の代名詞はすべてもらったようなものです。〇年担任となったので、〇年生の親は蜂の巣をつついたような騒ぎだった聞いています。4月は、毎時間、管理職、教務主任が交代で教室の後ろにいました。親からの要望で、見張っていたというわけです。

 

授業さえさせてもらえれば、こちらには、楽しく学ぶツールとして、毎日の漢字マッキーノ、実物視教(教科書にあるようなものはできるだけ実物を提示して、イメージを持たせる)、仮説実験授業研究会で学んだノウハウ、数学教育協議会で学んだ算数理論などがあるわけですから、子どもは喜び賢くなっていくことを実感します。また、前担任との違いもいろいろ言ってくるようになります。

 

4月の初めての参観日は大入り満員でした。参観後、親との初顔合わせの懇談がありました。大人は難しいです。「今は仮の姿で、そのうちにぼろが出てくる」「家庭訪問はしないでほしい」「子どもはだませても、私たち親は、だまされない」黙って聞いているしかありませんでした。

担任をして初めて「家庭訪問なし」を体験しました。5月になれば運動会があり、他学年と一緒の取り組みもあります。他の学年の子どももまとわりついてくるようになりましたが、運動会では多分、多くの親に後ろ指をさされていたと思います。

 

子どもが休めば、次の日の連絡のためにその子どもの家に行きました。玄関に図工で作った作品が飾ってありました。夏休みには、地域のラジヲ体操にも頻繁に参加をしました。

 

 

2学期に学習発表会があり、私のクラスの劇が評判になりました。今学習発表会で劇を取り組むクラスは少なくなっています。大道具、小道具、衣装、脚本を用意し、練習時間も多くかかるからです。このころには、親も4月のことをとやかく言う人はほとんどいなくなっていたように思います。超マイナスからのスタートでしたが、1年過ぎれば、子どもとも親御さんともそれなりの関係が築けました。めでたし、めでたし。

 

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4年前(2017年)にアクト塾を始めました。月謝は今の10倍から20倍でしたが、その塾に来てくれていたのは、ほとんどその学校の子どもさんたちでした。今の塾にも、何人か来てくれています。

 

 

 

 

話は全く変わりますが、

今日はバレンタインデー私アクトには無縁のものとなりました。最近は自分のご褒美にチョコを買う人が増えている。また、自分へのご褒美にごちそうを食べる人も多いと聞きます。日本人は褒めることが下手だとも国際的にはいわれています。

いまから20数年前。アトランタオリンピックでマラソンでメダルを取った有森選手が「自分で自分のことをほめてやりたい」と言いました。今ではほめることが認知され、根性論や叱咤激励よりも相手に与える良い影響が認められています。皆さんの周りの学校や少年野球やバスケなどの社会体育でどうなっていますか?

 

 

 

 

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