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2022-01-17 08:01:00

48 教育現場のカゲとヒカリ①

 「教育現場のカゲとヒカリ」ということでブログを書きます。

私アクトは管理職になるチャンスはあったものの結局、管理職になることはありませんでした。そんな話を・・・

学校の教頭や校長になるにはどうすればよいかですが、まず、勤めている学校の校長に認められて、教育委員会がOKをだせば、教務主任になります。そして、教務主任としての働きを認められれば、校長、教育委員会の推薦で、管理職試験を受けて、受かれば教頭さらに数年を無難にこなせば校長となれます。

 

アクトにも3回ほどチャンスがありました。局間交流と言って与謝教育局、丹後教育局、中丹教育局の中で、次期教務主任とおぼしき人間を他局に赴任させることが行われていました。アクトも福知山の学校に2年赴任しました。癖の強い先生もいましたが、おおむねいい関係性で過ごしていました。2年目には新採の先生と20代後半の先生とで、学年を組んでいました。新採の先生が道徳の授業をして、その事後研究会の後、涙を浮かべて職員室へ。理由を聞くとあほ校長が変なことを言ったみたいですぐに怒鳴り込みました。当然、次の年教務主任にはなれませんでした。

 

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それから数年後、校長から呼び出しがあり、教務主任に推薦したいとの旨を告げられました。可もなく、不可もなく過ごせればよかったのですが、台風23号が学校を襲いました。その日は家族もいるので、年次休暇をとって、家に帰りました。学校は避難所になっていたので、校長は残っている先生たちに避難者の保護を命じました。当たり前の対応です。その結果、学校の敷地内に車を止めていた先生の車は水没しました。

なぜか、

校長と教務主任の車は立体駐車場にあり、教頭の車は敷地内の最も高いところにありました。これら一連のことを「〇小 水害記」とタイトルを付け、事実と今後の対応策をA4 20枚程度の冊子にまとめました。その冊子のことがある市町の教育長の耳に入り、その冊子を見せることになりました。次の年、当然、教務主任にはなれませんでした。校長は早期退職をしました。

 

 

それから数年後。教務主任としてある学校へ。教務主任は先生たちの研修計画を立てます。夏休みの研修に、6年の学力診断テストの答えと作問の意図を考えてもらう研修を事前に通知して行いました。意地悪をして、管理職の先生に難しい問題を当てました。「あらま、案の定、こたえられないんですよ。」小学校6年生の問題ですよ。学校の先生、しょせん人の集まり、ピンキリです。どんな先生に当たるかは、神のみぞ知っています。

 

保護者の皆さんに不安になってもらっては困ります。このブログに登場した先生たちは、特別かもしれません。基本的には、アクトも含め、いい人が多いと思いますよ。

 

教育現場での嬉しいことたくさんありますが、勤めていた学校を異動するときに、子どもたちや同僚の先生から手紙をもらいます。その内容が自分の評価になるのではないでしょうか?

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