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2021-12-11 14:04:00

43 塾MATH屋の教材・教具 ⑤

今回はタングラムの紹介です。シルエットパズルとしては有名なものです。ナポレオンや「枕草子」の清少納言も嗜んだという記録が残っています。

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正方形を図のように7つのピースに分けて、いろいろなシルエットを作っていきます。簡単なものから難しいものまでいろいろあります。ネットで検索するとたくさんのページがあります。塾MATH屋では、「ちびむすドリル」さんのHPにある問題をつ使わせてもらっています。https://happylilac.net/tangl幼児から大人がやっても難しい問題があります。

 

 このタングラムの教材としてのすばらしさは、

教室の算数での序列がこわれること

大人も子どもも同列で遊べること

があります。

①塾に行っていたり、もともと算数が良くできる子どもがいます。小学生の場合は、「算数ができる=計算が早い」ということになります。このタングラムは、そんな計算力は全く必要としません。いつもはできるのが遅い子どもが、、タングラムだとどんどんできて、計算が早くていつもは余裕の子どもが全くできなかったり・・・。「ついには、ヒントを下さい」と嘆願したり。

②ちびむすドリルの上級や凸多角形(三角形、四角形、平行四辺形、五角形、六角形)になると、大人がやっても相当難しいです。大人も子どももその問題の前では、同じ土俵に立てます。各家庭に2~3セットは一定期間置いてもらい、親子、兄弟の共通の話題つくりにしてもらっていました。

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このタングラムを、教員時代100セット自分のお金で買いました。ほしいと思ったとき事務の先生に相談しても、10万円近くしたので、来年度の計画に挙げ、校長決済が出ないと公費では無理です。また使い方として、一定期間、各家庭に2~3セットおいておくことは公費で買った教材では不可能だと考えたからです。

 

5年の教科書にも載っている教材なので,取り組んだ先生もいましたが,画用紙に印刷して切ったものではダメなのです。2・3ミリの厚みがないとピースを動かした時,紙が薄いと重なってしまい,カッチと合わせる爽快感が味わえません。ネットでは,100均の磁石で作るということが紹介されていますが,磁石のなので動かしにくい,カッチと合う感覚がないからよくないと警鐘を鳴らしている教育者もいます。 

 

 

 

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