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2021-10-10 00:43:00

34 クイズで脳活 その9

現在使われている長さ・面積(広さ)・体積(かさ)の単位は,すべてメートルを基本にしています。m・㎡・㎥。重さは,グラム(g)です。メートル法は,明治時代に外国から伝わってきました。それではクイズです。

 

クイズ13

メートル法が伝わるまで,日本で使われていた長さ・広さ・かさ,重さの単位はどんなものがあるでしょうか?かわいいイラストにもヒントありです。

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答えは「尺貫法」です。長さは「尺」を基本とし,重さは「貫」を基本としました。今でも大工さんは,基本的には「尺貫法」を使っていると,夏休みの工作の材料提供をしていただいた与謝野町石川の「杉健」の若大将に教えていただきました。表にすると下のようになります。

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今の残る尺貫法!

*一寸法師(いっすんぼうし)・・・約3センチ,ちっちゃいですね。

*1間・・・約180センチ,人がかがまずに通れます。家を作る時の基本単位。

*1坪・・・土地の売買や家の大きさに使われています。

*1合・・・キャンプです,米1合持ってきなさい。

*1升=10合・・・日本酒はやっぱり1升ビンで飲みたいです。

*1石(こく)・・・加賀百万石,宮津藩は六万石,1石は,1石=10斗=100升=1000合 となります。

昔はおかずが少なかったので,1回の食事で米1合食べると計算し,1日3合,1年だと  3合✖️365日=1095合 これをほぼ1石と考えていたようです。加賀百万石ということは,加賀藩は百万人分のお米がとれ,百万人が暮らすことができる財力があったことになります。

*1匁(もんめ)・・・3.75グラム,5円玉,釣りのオモリ1号の重さ,

はないちもんめ(花一匁) 「もんめ(匁)」とは、貨幣として用いる銀の重量を表す単位で、一匁(いちもんめ)は約3.75グラム程度。花を一匁だけ買う際に、値段をまけて悲しい売り手側と、安く買ってうれしい買い手側の様子が歌われているとされる。一説には、貧乏な家の子供が口減らしの為に人買いに一匁(もんめ)で買われていく悲しい歌として解釈されることがある。(ネット情報)

*100貫デブ・・・375キログラム,お相撲さんでも無理です。

 

イラストは?

半年ほど前のモーニングショー。「はぁー,うっせえ,うっせえ,うっせえや」と子どもが歌うので,親として困っていると言う投稿に対し,コメンテーターがいろんなことを言っていました。

その時思い出されたのが,私も小さい頃,友だちに対して,「でぶでぶ100貫デブ」「ばか,アホ,マヌケ,お前のかーさんデベソ,・・・」と言っていたことです。意味を考えて言ったというより,語呂やリズムの良さで言っていたように思います。「うっせえ」も同じようなもので,言うことが面白いから言っている。あえて言うなら,♫うっせえ♫ と歌うと親や家族,先生,まわりの大人が反応するから歌っているように思います。

子どもの一挙手一投足を見ることは大切ですが、口をはさむのはケガや命にかかわるような時だけにしたいものですが、どうでしょう。 

 

 

 

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