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2021-09-12 01:37:00
30 クイズで脳活 その5
最近のブログの話は、大河ドラマ「青天を衝け」の頃の話です。「BANK」を「銀行」と訳したのも渋沢という説も有ります。
●「竜髭菜」で何と読む?竜の髭(ひげ)の様な野菜。当然カタカナです。
前回の当て字クイズの答えはアズパラガスです。三角の鱗のようなものがあり,先の方なんか,竜の髭っぽく見えませんか。
ある歴史学者によると,
他国ではフランス革命,宗教革命,産業革命,など◯◯革命という言葉が使われているが,日本史では使われていない。革命という言葉,英語のrevolution(レボルーション)の訳語で,元々の意味は,回転する,ひっくり返るで,世の中がごろっと変わることが革命。
日本で世の中が最も変わったのが,江戸から明治ですから,明治維新は明治革命とみなせる。ひとつの証拠として,明治初期の人口が約3000万人,大正時代初めに6000万人,約半世紀の間に人口が2倍,未来に対して明るい予感があるから,庶民の人口が増える。また,それを支える食糧生産があったわけです。明治時代も日本の主産業は農業で,農業国家においては,食糧生産と人口は大きな相関がある。
ということが紹介されていました。明治という時代は,タイムマシンがあれば行ってみたい時代です。そんな明治時代に作られたもの
外来語(カタカナ語)→漢字 に直す。
当時の知識人の仕事から。
社会、愛、銀行、権利、自由、野球,革命は、全て外国語の漢字訳語で
society love bank right freedom baseball revolution
これらの言葉は,意味や概念から漢字が当てられましたが,大量に入ってくる外来語にそんなことばかりしていたら,つかれます。そこで考えられたのが,漢字の音読みの音を使って漢字に変えることです。
代表的なのが国名です。
アメリカ(メリケン),フランス,ロシア,イギリス,イタリア,キューバ,インド
亜米利加(米利堅),仏蘭西,露西亜,英吉利,伊太利亜,久馬,印度
どーでもいい話① 今も残るメリケン。メリケン酒場(アメリカ人対象の飲み屋),メリケン粉(小麦粉のこと)メリケンサック(喧嘩のとき使うと危険)
どーでもいい話② ラッパのマークの「正露丸」,昔は「征露丸」でした。日清戦争での兵隊さんの死因原因は戦死が一番ではなく,病死です。水や食料事情が悪かったからです。日露戦争では,病死を減らすために作り出された薬が「征露丸」。ラッパは時間を知らせる道具です。
音だけでは漢字に直しにくいものもニュージーランド,グリーンランド,そこで考えたのが,英語日本語意味折衷,新西蘭土,緑蘭土
ここまでくるとなんでもありという感じです。
最後にどーでもいい話③
明治,大正,昭和,平成,令和,年数は45年,15年,68年,30年,3年➕α。隣の福知山には,明治,大正,昭和,平成に建てられた小学校があります。
小学校が建てられる=子どもが多い=未来に対して明るい予感
という等式が私アクトにはあります。順に,惇明小学校,昭和小学校,大正小学校,成仁小学校です。昭和小学校に勤めさせてもらったことに感謝と誇りを持っています。