ブログ 月曜日 更新
2021-07-04 00:55:00
20 教え人への道 ③宿題 実際に出していた宿題例
宿題のことを書いているので,実際にどんな宿題を出していたかを具体的に紹介します。
基本は,漢字,計算,音読の3つです。
漢字は,ドリルにある20個の漢字から,16個を選んで,4かける4のマスに書いてくる。国語の始まり5分間位を使って,ビンゴゲームのようにして,16個の漢字を選び,❶早あがり賞❷最多列賞❸0列賞になった人にシールを1まいあげて終わり。シールが10個たまると,「宿題ナシ券」と交換できる。この宿題,「マッキーノ」といいます。25年くらい続けて,忘れるというよりやってこない子どもがほとんどいなかったから,支持されていたのと違うかなと思っています。詳しくは,「塾長のつぶやき」の中でマッキーノのについては,しつこいくらい詳しく書いているので,そちらを見てください。
計算は,
メイクテン を理解していたら,メイクテン 3個,ジャマイカ1個,この2つは途中式を書かせる。このことが最も大切かな?
1116なら
(1+1)✖️(6−1)
=2✖️5
=10
9999なら
(9✖️9+9)➗9
=(81+9)➗9
=90➗9
=10
ドリルの計算10個または5個,ドリルを買っているので,使わないとまずい。使っていますという証拠を残すために,最低2回は繰り返せるように気を付けていた。20個は絶対に出さない。大人だって,いつでもできること(例えば,123✖️456のような計算)を20個もやらされるのは嫌でしょ。職場で上司が部下に「この計算20個シナサイ」と命令したら,今あならパワハラです。
ドイツの天才数学者ガウスの小さい頃のエピソードを学習したら,1〜1000足したらいくつ?100〜200たしたらいくつ?2,4,6,・・・98.100たしたらいくつ?3,6,9,・・・96,99足したらいくつ?これは等差数列の輪なので,公式を知っているとすぐできますが,子どもには次のように書くように求めていました。例は,トランプのハートの合計
1,2,3,・・・,12,13
13,12,11,・・・,2,1 上下足すと
14,14,14,・・・,14,14
14✖️13➗2=91
反対に並べて,14を作るところがミソ。さすが天才数学者ガウスの子どもの頃のエピソード。ちなみにガウスは数学がすごくできたので,先生に「できました,次は何をしたらいいですか」とたずねたところ,先生も次の課題を準備していなかったのでしょか「1から1000まで順番に足してきなさい」と言ったそうです。先生の心中は,「これでガウスもしばらくは黙って計算しているだろう」と思ったところ,すぐに。1001✖️1000➗2=500500で答えを出したと言われています。ここで紹介したい名回文「数学解くガウス(スウガクトクガウス)」
ブログが長すぎるとお叱りを受けているので,また来週。計算の続きと音読についてです。