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2021-04-15 23:00:00

10 マッキーノ よもやま話 その3

私は。大学卒業に5年かかりました。その時のアルバイトの一つが,「ホテルでの接客担当者教育係」です。学生で,教育係とは面白そうなので,申し込みました。アルバイトが決まり,研修を東京で3日間受けました。その時のことは今でも役になったちます。

24歳で教師スタートです。初めの7年間,支援学校でした。先輩センセに,「おむつの取り替えも教育だ」と言われ,困惑しました。今は先輩先生の言われたこともある程度理解できます。

次の4年間は小学校です。初任者の先生がよく配属される中学年ばかりで,高学年は希望しても,担任することができませんでした。

次の4年も,というより退職する迄ずっと小学校です。5年・6年。6年。5年と高学年を担任しました。初めて5年・6年と担任した子ども達は,私を変えました。

前任校の中学年でも,授業の準備や自分で授業用のプリントを作り,書籍も漁っていました。当時の小学校の男の先生には,こんな雰囲気を感じていました。「男の教員は,高学年を担任し,きちんと卒業させてなんぼ」です。授業のこと・子どもとのいい関係性の構築を第一優先にしていました。その頃には,「マッキーノ」という方法については知っていました。当時の資料,写真,手紙などから,「マッキーノ」について知っていながら,「マッキーノ」という言葉は使わず,「漢字ビンゴ」「都道県ビンゴ」という名称を使っていました。「マッキーノ」という言葉を使わず「〇〇ビンゴ」と呼んでいたのには,同僚,管理職への配慮だったと思います。「マッキーノ」という言葉は,今でも人口に膾炙していません。「ビンゴ」はも元のビンゴから意味が広がっているほどの言葉です。「〇〇ビンゴ」と子どもが言っても周りの先生は,「なんかをビンゴでやっている」くらいに聞き流してくれると考えていました。この作戦はそこそこうまくいき,管理職からの横槍も少なく過ごしていました。

 

「マッキーノ」は仮説実験授業会の牧野英一先生によって提案されました。仮説実験授業研究会は,当時の研究会の方針「学習指導要領には,反対も賛成もしない。無視する(相手にしない)」考えで作られており,該当学年という考えなく,は少なかったようじい思います。「授業書」と呼ばれるプリントの内容は素晴らしいものでした。今でも十分通用します。

 

 

2年間担任した,子供から卒業時にもらった手紙です。

IMG_0898.jpeg 

 

 

 私が重要視していたことは,この手紙に書いてある通りだと思います。

❶は始業式か,学級担任として初めて教室に行ったとき言っていたことなのでしょうか?楽しさ優先

❷は本当。黒板の字が,今でもうまくありません。その日のよるにPTA集まりがあり,議題を黒板に書いていると,「先生字下手やし,〇〇〇書いたげる」と言って書いてもらいました。まかされると嬉しい,感謝

❸授業書を使ってのの仮説実験授業 授業書は素晴らしい

❹マッキーノなどのこと 「楽しい遊びもたくさん計画してくれました。」私としては,授業,教育活動としてやっていたことが「楽しい遊び」とこの子入っています。楽しい教育活動,遊びと思えるような教育活動

❹次に担任する人たちにも楽しい授業をしてあげてください。教師冥利尽きるお言葉,ありがとうございます。楽しい授業第一

 

 

 

 

 

次回のブログ

 この子達とのの再会

 

 

楽しい・楽しくない と 分かる・分からないを組み合わせると次の4つが考えられます。

A楽しく分かる授業 

B楽しくて分からない授業 

C楽しくなくて分かる授業 

D楽しくなくて分からない授業。

皆さんは「授業の質の良さとしてどの順に並べられますか?」A が一番なのは疑いようがありません。私はA→B→D→Cの順です。今までに多くの先生に聞いたところ 

A→B→C→D

A→C→B→D

がほとんどで,A→B→D→C 

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