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2021-04-12 23:19:00

8 マッキーノ よもやま話 その1

マッキーノとは、仮説実験授業会の愛知の牧野先生が考案された、ゲーム的要素をいれたモノやコトを覚えるための集団的学習方法。牧野先生は,中学校理科の先生です。理科も覚えなければならないことがたくさんあります。覚えない限りはテストの点は取れません。

初めて小学校5年生を担任したときのことです。

 

脱線しますが,6年生の親子行事で,大阪方面に大型バスを借り切って行くことになりました。担任している子ども達は6年生。我が子は1年生。無理を言って我が子もその親子行事に参加させていただきました。我が子の名前を今でも,そのこと子たちは覚えてくれていますし,我が子の歳に5を足せば,その子たちの年もすぐに分かります。親子行事に教師の子供も参加する。今では考えられないおおらかな時代です。

 

話をもとに戻し,5年生で覚えてほしいことの一つとして,都道府県とその場所があります。当時は「日本列島どっこいしょ」という5分ほどのCDかけて,47都道府県を北海道から南下して24県,残り23県で分けて,マッキーノをしていました。この歌の作詞者は,前半と同様24県にしたいので,23県+まだある県=24県で作詞されています。後半の23県+まだある県=24県 で都道府県マッキーノを社会の初めにしました。「マッキーノ」と元気な声。チェックを入れると,確かに1列揃いビンゴです。よく見ると堂々の文字で「まだある県」と書いてあり,「♪♫タラリーー タラタラタンタン〜〜」♪♫」で賞なしにするか,賞ありにするか他の子どもたちに聞いたら,「これで,〇〇〇〇も「まだある県」は都道府県にはないということが分かったから賞ありでいいんじゃないですか」ということになりました。優しい子ども達です。

 

CIMG0371.JPG都道府県マッキーノの準備で,歌詞を画用紙に書こうとすると,女の子集団がいて,その中の一人が「先生,字下手やし,〇〇〇書いたげるわ」と言って,字の上手な女の子が書いてくれました。子どもに実務面でも支えられていました。

 

これだけは断言できます。集団で教育活動する時,最も効率的に教育活動を行うことができ最強のツール。それがマッキーノです。子どもに覚えてほしいことは,マッキーノを数回すれば覚えてくれます。

今までにやったマッキーノの羅列   漢字,漢字の部首,都道府県,社会,歴史,理科

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