コラム・豆知識
このコーナーでは私が学んできた課程での気づきを中心に、アニマル・コミュニケーションというものについてつづります。
少しでも皆さんの日々の生活の中に取り入れて頂くことで、動物さんとのつながりや理解を深めていただければ幸いです。
* AC: アニマル・コミュニケーションの略です
動物さんは日にちも、時間の感覚も持ち合わせています。
出かけるときにはぜひ、「○○時に帰ってくるからね、
お留守番よろしくね」と伝えましょう。
トレーニングなどで、黙って悟られずに家を出ましょう、
とアドバイスされる方もいらっしゃいます。
この方法が合う子もいるので、一概に否定するものではありません。
ただ、それでもダメな場合は、
時間を伝える & 必ずその時間までには帰る、
という方法も試してみてください。
この時のポイントは“帰ってくる”というイメージをプラスすること。
イメージというと、とたんに難しく感じてしまうかもしれませんが、
何も映像でなくても良いのです。
私が玄関に現れたら、この子は嬉しくってちぎれんばかりに
尻尾を振って迎えてくれるだろうな、と想像してみてください。
そうすると、私までとってもうれしくなりませんか?
その気持ちを思い浮かべながら、言葉を付け加える感じです。
すると、お留守番をする動物さんに残る印象は、
“大好きなお家の人の去ってゆく背中と不在”ではなくなり、
“○時になったらまた会える!”という希望に変るのです。
これって大きな違いですよね。
ぜひ試してみてください。
時間に加えて、出かける理由・誰と、などもお知らせできると、
より安心感が高まります。
お仕事、お買い物、お友達とお出かけ、お勉強、
ランチ、映画、ドライブなど、ぜひ伝えてあげてください。
動物さんは情報を欲しがっています。話せば理解するのです。
詳しいことまで分からなくても、大好きな保護者さんにとって
大事な用事なんだな、と分かるだけでも大きな違いです。
ご自身が子供だったときを思い出してみてください。
“待つ”という行為には何ら変わりはありませんが、
何時に帰ってくるのかも何をしに行っているのかも分からない
お家の人をただ待つより、どこに、誰と、何のために行っていて、
何時に帰ってくるのかが分かって待っていたほうが、
不安や寂しさを力に変えてがんばれたのではないでしょうか?
お隣さんにヘンな人に思われたっていいじゃないですか!
どんどん話しかけて、情報を共有しましょう!
さてみなさん、ちゃんと伝えてあった時間通り、帰って来ましたか?
○○時に帰る、といったら、よっぽどのことがない限り、
ちゃんと約束を守ってくださいね。
こういう日々の積み重ねは信頼関係において、とっても大事です。
でも、何時に帰れるかなんて、残業も発生するかも知れないし、
確約できないよ、、、
ええ、確かにそうですね。そういう時のために、応用編です。
余裕を持たせた、少し遅めの時間を伝えておいてあげましょう。
バスに乗り遅れたとしても、途中でお買い物してきたとしても、
この時間にはほぼ帰ってるはず、というそんな余裕を含めた時刻を
お知らせしておいてくださいね。
早めに帰ってこれたら、動物さんにとってそれは望外の喜び!
に変るでしょう。
それでも思わぬ突発で遅くなってしまう場合は…
お家に留守電があれば1本電話を入れて、メッセージを
残してあげてくださいね。動物さん、ちゃんと聞いてます。
留守電がない場合は、伝わる!と信じて心の中で電話をかけて、
「ゴメンナサイ、アリガトウ、○時頃になりそう、待っててね」と
改めてお知らせし、伝わった!と思いましょう。
出かけるときは
1)情報
どこに、誰と、何のために 行ってきます。帰りは○時です。
(余裕を持った帰宅時刻・感動の再会のイメージをプラス)
2)ねぎらい
お留守番いつも助かっているよ、ありがとうね。
3)自分も気を付けることを伝える
私も気をつけていってくるからね。
4)お仕事・役割があれば尚可!
○○ちゃんも楽しんでいてね/ゆっくりしていてね/
お家はきれいなままにしておいてね/
虫が出たら取っておいてね/仲良くしていていね/などなど
何かその子に合った役割をしていてもらうこともとても大事です。
ただ、ぼーーーっと、あるいは、ずーーーっと"待つ”だけでは
やっぱり心もとないですから。
5)お留守番をお願いしたら、後は任せる!
これ、とても大事です。
大丈夫かな、かわいそうに、申し訳ない、また〇〇しちゃうんじゃ…
などなど、こちら側がいつまでも不安な気持ちを引きずっていると、
それは伝わってしまいます。
お留守番ができない、というご相談を受ける場合、
実は保護者さんがお留守番"させられない”、"任せ切れていない”
ということがあったりするのです。
親離れ、子離れではないですが、ひとりの独立した存在として、
信じて任せる、というこちら側の心の強さも大切な要因です。
皆さんのお帰りを、何年ぶりの再会?!というくらいに熱烈に
歓迎してくれる子もいれば、
あ、帰ったの、とクールな子も、いろいろいますね。
どんな子であっても、まずはごあいさつ。
○ちゃんただいま。お留守番して待っていてくれてありがとう!
お迎えにきてくれてありがとうね。会いたかったよ。
などなど、盛大に労をねぎらってあげてください。
そして、頼んでおいたお仕事がちゃんとできていたら、
さらに褒めてあげてくださいね。
大げさにでも、褒めちぎってありがたがっていると、
なんだかこちらも本当に楽しくなってきますよ!
そんなうれしそうな飼い主さんを見たら、動物さんも
“そんなの簡単だもん!いつでも言って!任せて!”と
良い循環が生まれることでしょう。
でも…
もし散らかしてしまっていたり、上手にお留守番ができてない
痕跡を見つけてしまっても、
うりゃーーー!何で言うこと聞けんのじゃー!とエキサイトせず、
ここはひとつぐっとこらえて平然と、坦々とお片づけしましょう。
思ったように大騒ぎの反応が返ってこないと、
なんだぁつまんないの、とやりがいを感じなくなる子もいますし、
そもそも、ちゃんとしたお留守番合意(少なくとも、
きちんとしたご依頼)ができていれば、
不安な気持ちから来る散らかしが激減することもあるのです。
これは、日々の“何時に帰るね”の応用編になります。
まず理由、行き先、同行者などを伝え、お迎えの日時、
これに、動の再会の気持ちをプラス、です。おんなじですね。
一緒にカレンダーを見ながら、今日はここ、○日ね、
それで、この日にお迎えに来るからね、と指差しながら
確認されても良いでしょう。
(この子はちゃんと聞いてる、分かってる!と信じましょう)
何日後○日なんて、ホントに分かるの?と思ってしまいますか?
そうであれば、ちょっと手間がかかりますが、こんな方法も。
お迎えの日までに、朝~夜のサイクルが何回ありますか?
“太陽が昇って朝、その太陽がぐーっと真上を通ってお山
(海でもいいですよ)に沈んでいって星空が広がる”これで1日。
日本昔話のような絵でもよいので、この光景を日数分、
延々と心の中でイメージして伝え、お迎えの日、夜なら夜に、
感動の再会だよ!と迎えにくる姿をお伝えください。
(これだけていねいにやったら、人間側にも“やった”感があって、
伝わってるよね、と思えるでしょう?)
「私はいつもちゃんと気をつけて、いっぱい楽しんでくるからね」
と付け加えても良いでしょう。
獣医さん(病院)が好き!という動物さんには、
これまでほとんど会ったことがありません。
(〇〇先生は好き!と教えてくれた子はいましたよ!
きっとやさしい先生なのでしょうね。)
病院は好きじゃないけど、行かないといけないって
分かってるから… というけなげな子はたくさんいましたが。
だって、いつもと違う環境、ものすごい薬のニオイや、
他の動物のニオイがしている中で、何をされるかも分からない。
有無を言わさずキャリーから引きずり出されたり、
冷たい高い台に乗せられたり。
場合によっては、いきなりつかまれて注射をされたりするのですよ。
そんなことされたら、人間だって、こわくない人がいますか?
もちろん一刻を争うような事態では、獣医さんに全面的に
頼るしかありません。ええ、頼りにしています!先生!
でも通常の通院であれば、こちらで事前にできることも多いのです。
初回から読んでくださっている皆さんは、もうお分かりですね。
はい、なぜ病院へ行くのか、理由を伝えましょう。
説明って本当に大事です。
健康診断だよ、予防注射だよ、など、いろいろありますね。
事前に、起こるであろう事をできるだけ説明しておきましょう。
お家を出てから、獣医さんの建物に入って、診察を受け、
建物を出て、お家に帰ってくる、までです。
ちゃんと、一緒にお家に帰る、までを含めてくださいね。
行ってみたら予想外の注射?!なんて時もあるでしょう。
そういう時は慌てずに、ごめんね、言ってなかったけれど、
○○の注射が必要になったんだって。首の後ろにするんだって。
5秒くらいで終わると思うからがんばろうね、
私もそばにいるからね、と普通に話しかけてあげてください。
「動物は言葉が分からないから・・・」という言葉を
残念ながら獣医さんから一番多く聞いてきたような気がしますが、
大事なうちの子のためには、頭のヘンな飼い主と思われたって
良いじゃないですか!
何かの処置をする時も、おおよその手順とそれにかかる時間を
獣医さんに聞いて、伝えてあげましょう。
保護者さんからの説明があるのと無いのでは、
動物さんの心理的負担の差は歴然です。
そして、がんばって処置を終えたら、えらかったね、の
一言を忘れずに!
ここでエピソードを一つ。
かく言うワタシ、注射で大失敗をしたことがあります。
通常のワクチン接種の時期が来たので、はいはい説明説明!と、
ちゃんと説明したのですよ。
しぃ(さちのネコです)は黙って聞いていました。
当日手順どおりにつれて行き、台に乗せたら、そこからが修羅場><
前年までは黙ってじっとがんばっていたのに、
その日はいつもの先生が近づいてくるなり歯をむき出して威嚇。
先生もびっくり。あれれ?めずらしいね、と言いながら、
じゃあちょっと予防で手袋しますね、と分厚い皮手袋をし、
その姿をみてさらにしぃもヒートアップ。
あれれ?いつもこんな子じゃなかったですよね?
うーん、じゃあごめん、網に入ってもらおうか^^;と先生。
…あれよあれよと言う間に網で捕獲される。
飼い猫とは思えない野生むき出しの必死の形相で
なりふり構わぬ抵抗をするしぃ。
さすがの先生も、今日はやめとこっか^^; となり、
コーフンいちじるしいしぃをカゴに戻すのも一苦労の末、
盛大なひっかき傷から流血しつつ、ぐったり疲れて
帰宅したのでした。
(帰ったら本人ケロッとしてましたけど・・・)
数日後、他のコミュニケータさんにお願いして、
あれは何だったの?と聞いてもらうことにしました。
(ええ、自分ちの動物さんは、こちら側のいろんな思いが反映
してしまうので、コミュニケーションが難しかったりするんです)
すると・・・
ぼく今、予防接種必要ないっ!と即答だったとか…
(はぁ、アタシゃ分からんかったねぇ・・・)
確かに獣医さんからは、毎年、予防注射の月がやってきますよ、
というお知らせが来ますけれども、その動物ごとにサイクルは
違って当然ですし、彼ら本人の野生的感覚って大変鋭いのでは、
と考えさせられる出来事でした。
でもでも、法律で決まっている狂犬病などは必ず受けてくださいね!
(若くて元気なワンちゃんであれば、落ち着ける環境で
接種を受けて、しばらく安静を心がけてくださいね。
ご高齢、体調によっては受けなくても大丈夫な場合があります。
必ず獣医さんにご相談されてください!)どんなに説明されたって、イヤなものはイヤです。
「動物は人の言葉を理解するんでしょ?」
「ええ、もちろん!」
「じゃあどうして分かっているのに、こっちの言うこと、
ちゃんと聞いてくれないの?」
ええ、ごもっとも! さて、どうしてでしょうねぇ・・・
まず、ぜひ胸に手を当てて、ご自身のことを振り返って
みてください。
親や配偶者、上司や友人などから
「あなたはこうしなさい、それはするな」といわれて、
「はい!分かりました!」とすぐ実行できますか???
「え?なんで?どうしてそんなこと言うの?」
「私は○○のつもりでやってるのに」、果ては、
「イヤだもん、私には私のやり方があって、変えないもん」って、
思ってしまったりしませんか?
どうしてダメなのか、その理由の説明もなく、感情的に頭ごなしに、
(時に手まで出てきて!)ダメって言われたとしたら。。。
中には、そんなのちゃんと教えてもらってないよ!
という子もいるのです。
また、背景や理由が分かったとしても、
単に他のやり方を知らなかったり、どうしてほしいのかの
指示があいまいで分からないこともあるのです。
“つい癖で”またやっちゃった><、ダメって分かってるのに…
怒らないでゆっくり暖かい目でもう少し見守ってよー、
もう少し時間をちょうだいよ、がんばってるんだから…
と思うこと、私たちだってありますよね?
たとえ見当違いだったとしても、まず、その頑張りを
認めてあげる、労をねぎらう、というだけでもしてみませんか?
もちろん、コミュニケーションで双方の誤解が解けて、
問題と思っていた行動が明らかに減ったり、気が付いたら、
最近しなくなってたね、ということは十分あることです。
コミュニケーションは魔法ではありません。
一方的に相手を説き伏せたり、降参させるものでもありません。
あくまで関係を見直すきっかけ、入り口、と捉えていただければ
嬉しいです。
そして、これは大事です。
動物さんの困った行動というのは、原因・理由が
複数絡み合ってしまっていることがとっても多いです。
そして必ず「訴えたいこと・聞いて欲しいこと・変えて欲しいこと・
気付いて欲しいこと」が含まれています。
その強い気持ちが形になって現れたものが、単に人間の生活から
見たら“迷惑”の範疇になってしまうのですが…
愛する飼い主さんに、わざと迷惑をかけてやろう、
イジワルをしてやろう、という考えからそのような行動を
起こしている動物さんには、断じて、お目にかかったことは
ありません。
“迷惑”の範疇に入ってしまうくらい過激になって現れて
しまっているものは、何も動物さんだけが悪い子なのではなくて、
知らず知らずに共同作業で積み重ねてしまってきている
ことがほとんどだと思ってください。
場合によっては、保護者さんの隠れた気持ちを、
がんばって代弁していることすらあるのです。
ですので、コミュニケータを介して「やめて」と伝えても、
すぐに解消するものではない場合もあります。
もちろん、なーんだそういうことだったの!と理由が分かって
うそのように解消、ということもまれにはありますが、
コミュニケーションは魔法ではありません。
ましてや言いくるめるテクニックでもありません。
動物さんに対して、あなたのモンダイ、とするのではなく、
人間側も自分自身の中をよく振り返り、変えるべきところを
変えてゆく勇気と責任があります。
また、外的に環境を整えたり、行動変えたり、といった
努力も必要です。
時間をかけて、根気よく。
愛する動物さんとのより良い関係・暮らしのために、
明るい希望を持って取り組んでゆきましょう。
そのためのお手伝いであればコミュニケータができる範囲で
喜んでお手伝いさせて頂きます。
改善されるべき点に気付き、真剣に取り組むことによって、
生活をより快適にできたり、自分を振り返る機会を得ることが
できれば、それはむしろラッキーなことではないでしょうか。
それを考えると、その最初のきっかけをくれた動物さんの行動は
果たして“モンダイ”でしょうか?
それどころか、宝の山の上に立つ旗!くらいに、
ありがたいことではないかしら?
だって、そうでもしないと、ボクのママ、
分かってくれないかもしれないもん!
ぼく、悪者を買って出ても、ママに気づいて欲しいんだもん!
なんていう動物さんの必死な声が聞こえてきそうです。
コミュニケータとしてご依頼を受けている身としては、
どんな“モンダイ”もコミュニケーションで何とかなれば、
という思いも無きにしも非ず、なのですが・・・
わんちゃんの場合に特に多いと感じるのですが、
コミュニケーションの前にまず最低限のしつけを!
と感じることも正直多いです。
たとえ理由があって吠えていたとしても、公共の場に連れ出す
機会の多いわんちゃんには、しても大丈夫なこと、と、
して欲しくないこと、の区別をつける必要があります。
それはワンちゃん側に、あなたがちゃんとしなさい、ではなくて、
保護者さん側に明確な態度で臨んで頂きたいことです。
なにも、主従関係を徹底させよ!人間がご主人様で犬は下!
などということを言いたいのではありません。
この人間社会の中で生きていく以上、ダメなものはだめ、
という線が引けないと、回りまわって、その子が“ダメ”の
レッテルを貼られてしまう、という、一番うれしくないところに
着地してしまう可能性につながります。
ほんとうはしっかりできない人側の課題なのですけれど。
コミュニケーションはあくまでも、
基本的なしつけができていることが前提で、
保護者さんとワンちゃんの信頼関係が築けている上で
初めて理解の力となりうるものです。
ですから、トレーニングやしつけ教室に通っていらっしゃる方は
どうぞこのまま根気良く続けてください。
この子がやりたくないっていってるからやめますぅ…
というのは最大のNGです!
なかなか思ったように良くならない、すぐに結果がでないから
もうやめたい、のはこちら側ではないですか?
人間側の忍耐のなさの言い訳として、利用しないでくださいね!
やだって言えばなんでも思い通りになる!と学ばせてしまったら、
それこそわんちゃんの思うツボ。
対等な関係にすらなりません。
それは果たして理想の関係でしょうか?
どこに連れて行ってもお行儀良く振舞えて、
だれからも“良い子ね!”と言われるような関係が築けたら、
それこそワタシが一番うれしい!はず。
そのような基本線があった上でのコミュニケーションとなれば、
それこそ、さらに絆が深まるものになっていくはずです。
コミュニケータはトレーニングの専門家ではありません。
必要があれば、素晴らしいドッグトレーナさんを
紹介いたします。
(東京・神奈川近郊になりますが、遠方でも本当に必要な場合は
そのトレーナさんのネットワークにも働きかけてもらいますので、
一緒に探して行きましょう!)
たとえば:
猫ちゃんがソファの前を行ったり来たり
保護者さん: (あ!いつも乗っちゃダメっていってるのに!
また乗ろうとしてる!乗るぞ乗るぞ、私が気付いて無いと思って~)
ネコちゃん: (ぽんっと飛び乗る)
保護者さん: ほらやっぱり!乗っちゃダメって言ってるでしょ(怒)
どーしてあんたはそうやって、乗っちゃいけないってところ
ばっかり乗るの??
ネコちゃん: ???
こんなこと、似たような光景、ありませんか?
これは”言葉よりも心が伝わる”、という例にもなりますが、
往々にして、“乗るぞ、乗るぞ”と思っている時って、
“ネコがソファに乗る、の図”を思い浮かべませんか?
ネコちゃんにしてみれば、乗る乗る言われて、
そんなイメージまで送られたら、あ、乗るのね?と理解するほうが
ずーっと自然です、、、ええ、残念ながら・・・
そして、これはコミュニケータの中でも諸説ありますが、
動物は否定文が理解できない、と言い切っている方もいるのです。
(わわわっ 否定文なんて文法用語はやめてくれー>< なんて
声も聞こえてきそうですが^^;)
要は、“○○ない”“○○しちゃダメ”の形のことです。
乗る に対して 乗らない、
乗ってください に対して 乗ってはダメ
これを動物は理解できない、と言うことは・・・
乗らないで ⇒ 乗る
乗ってはダメ ⇒ 乗って と理解されている可能性大・・・
大汗、ですね^^;;;
じゃあなんていえば良いのーーー?
はい、それはですね、、、
乗っちゃダメ → 床にいようね、ソファからは離れていてね、
あなたはここまではOKよ、などなど。
あるいは、何もつけづに、シンプルに「ダメ」。
それプラス、なぜそうなのか、という理由を付けられると、
なお良いです。
ということは・・・吠えて欲しくないときは??
黙れ!は少なくとも否定文ではありませんね。
けれど、黙れ、という時の心模様って、どうでしょう?
けっこう荒れていたりするものです。
そして、それは伝わります・・・
静かな声で、心を落ち着けて毅然と、
"静かに” や、 “静かにしようね” が良いでしょうね。
普通に声に出して言えば良いですよ。
ポイントは、
心模様と言葉を一致させて、
”〇〇する”方に意識を向ける
シンプルに。
そして根気良く!
上手にできたら、必ずほめてあげましょう!
わんちゃんにとってお散歩はとってもウレシイ時間ですよね。
でもどうしても向こうから来る子に吠えてしまったり、
大変な時間になってしまっている場合のご相談も
結構多かったりします。
たとえばこんな場面:
保護者さん: (あ、前から大きなワンちゃん来ちゃった!
ああどうしよう?!うちの子、大きなワンちゃんダメなのに!
でももう曲がり道も無いしー>< )
ワンちゃん: ワンワンワン!!!
保護者さん: (やっぱりー!)やめなさい!
他の子に吠えちゃダメって何度いったら分かるのっ?!
大丈夫って言ってるでしょう?
(相手に向かって)ゴメンナサイね、ウチの子吠えてしまって。
(ワンちゃんに向かって)なんでやり過ごすことができないの?
何度言っても分からないダメな子・・・もうお散歩しないよっ!
こんなことありませんか?
よくよく見てみると、ワンちゃんが吠えてしまう前に、
保護者さんの心の中はもう既にかなーり騒々しいですよね?
リードは心の糸電話。
しかもワンちゃんのとても敏感なところにつないであるのです。
こちらの気持ちが伝わらないわけがありません。
その保護者さんのざわざわに反応して(便乗して?)
“どうしよう?どうしよう?”となってしまっても、
それは当然かもしれません。
そしてよくあることですが、ワンちゃん一枚上手で、
こんな頼りない飼い主さんをボクが守らなきゃ!とさえ
思っている場合もあるのです。
こんなときはこちらが一呼吸。
大きいワンちゃん来たよ、でも大丈夫。私も大丈夫。
前だけ見て、まっすぐ歩こうね、
すれ違ったらそれで終わりだからね、
と心で伝えましょう。
もちろん声に出してもOK。
そしてこちらも毅然として歩いてみてください。
試す価値はありますよ。
上手にできたら、ちゃんとほめてあげてくださいね!
そして、忘れちゃいけない、
上手に伝えることができた保護者さん!
あなたもとっても素晴らしいですよ!
先ほど、リードは心の糸電話、というお話をしましたね。
そこから見ると、最近気になるのが、お散歩中に
ケータイ画面に夢中で、わんちゃんそっちのけの保護者さん。
外に出て、ちょっと歩かせて、おしっこすれば立派な散歩??
確かに毎日毎日のことですから、大変ですよね。
特に忙しい日もあって、どうしてもこの散歩の10分、20分の間に
返信しておきたいメール、見ておきたい情報、あるかもしれません。
けれど、リードを通してなーんにも伝わってこない、
自分には注意も向けてもらえず、ただ歩くだけって…
ちょっと悲しくないですか?
自転車が猛スピードで来ていても、脇から車が出てきそうでも、
今にも、落ちているタバコやゴミを食べそうになっていても、
視線は画面にあるため、保護者さんは気付かない。
はたから見ていてもハラハラします。
せっかく「糸電話」がつながっているのですから、
つながっている相手と直接お話しましょうよ。
急いでいるなら、今日はちょっと○○あるから近道して帰らせてね、
ってお願いするだけでもよいのです。
電話はつながっているのに、電話口の相手がずーっと無言で
自分の趣味の世界に忙しくて、声もかけてくれない…
さて、私ならどう感じるかな?
少しだけ、考えてみて欲しいです。
これまでちゃんとできていたのに、
急におトイレ以外の所でおしっこしてしまうようになった。
あるんです。こういうこと。
決して悪い子になったわけではありません!
まずは、深い一呼吸を意識して、冷静に片付けましょう。
決して感情的になって怒らないでくださいね。
必ず理由があります。
実際、不安要素から発していることがとっても多いです。
チェック項目:
トイレの位置、変えませんでしたか?
砂やシートの種類を変えませんでしたか?
ニオイの強い芳香剤を使いませんでしたか?
他の動物さんが遊びに来たり、新しい動物さんが
家族に加わったりしませんでしたか?
引越ししてきてすぐ、あるいは、引越しが決まった?
そのほか、お家の中の物理的なことや、家族関係に
何か変ったことはありませんでしたか?
身体的な不調の可能性も十分考えられます。
獣医さんにもきちんと見てもらいましょう。
あなたの話はうるさい、そのムダなおしゃべり、やめてよ!
というのは冗談ですが^^;
そう言われたら、どんな気持ちになるでしょう?
無駄吠えってありません。
まずしつけ&しっかりした関係作りが不可欠です。
個人的には“主従”関係という言葉は好きにはなれませんが、
ワンちゃんの場合は特に、誰に付いていたら問題はないのか、
安心できる人は誰か、ということが、心の健康上とても大切です。
そのお家の中では誰がリーダーシップを取ってまとまっているのか、
はっきりしていないと、不安がむくむく膨らんでしまいます。
来客や配達の人に向かって吠える場合は、
頼りにならない家の人の代わりに一肌脱いじゃって、
張り切って番犬・お知らせ犬をしている可能性もあります。
そう…あなたが守られているのかも。
また、もう一歩深く踏み込むと、保護者さんの側に
知らない人への不安や、他人に自分の領域を乱されることへの
恐怖の気持ちなどがありませんか?
また、保護者さん、言いたいこと我慢してませんか?
そんな心理にもかかわってくることもあるのです。
あるいは、過去世から引きずってきているものが影響している事が
ある場合も…
ええ、コミュニケーションって本当に深いんです。
愛するかわいい○○ちゃんが自分の△△をっ!!!って
見た目かなりショッキングな絵ですね…
意外に思われるかもしれませんが、これまでお話してきた
動物さんの中では、みなさん案外あっさりしていて、
人が思うように汚いこと、ショックなことという認識は
無いようでした。
くさいって言うから私がなんとかしなくちゃと、
方策を探っていた末に…という、純粋で健気な動機から、
ということもありました。
子犬には割とよく見られることでもあったりします。
また、栄養学的に見ると、消化酵素不足、タンパク質不足を
補う為に、とも言われています。
基本、人から与えられるものしか食べることができない
動物さんであれば、食生活を見直すこともとても大切です。
とっぴな行動に出てまで、興味関心を引きたい、
注目して欲しい、ということも場合によっては考えられます。
病気と一言で言っても、これは本当にいろんな原因が
絡まりあっていることが多いのです。
最初にお伝えしておきますが、体の不調はコミュニケーションで
良くなるものではありません。
必ず獣医さん、信頼のおける療法士さんなどにご相談され、
治療に専念した上で、心理的サポートとして
コミュニケーションをぜひ活用していただければと思います。
犬種、遺伝によって出やすい病気や症状があったりもします。
また、環境の変化(外の騒音、異臭含め)、
ゴハンの変化などはありませんでしたか?
ゴハンやおやつの添加物も、なるべく減らしていけると良いですね。
そして、保護者さん、同じ箇所の調子を崩されていませんか?
保護者さんにご自身の体を気遣ってほしいから、あるいは、
しっかり治療を受けて欲しくて、反映しあっていることもあったり、
保護者さんの負担を自分が引き受けて軽くしてあげたいとまで
思う子もいます。
それほどまでに、動物さんは家族の事を愛しているのです。
まず保護者さんご自身が日頃健康を心がける、
心配な個所があれば放置せず、元気になろうと努めること、
これもとっても大切です。
お家の中で、何か困った問題が続いていませんか?
目にはみえなくても、エネルギーの不調和の影響を
動物さんはどうしても敏感に感じてしまいがちです。
コンパニオン動物たちは、一部の亀さんやインコさんなどを除いては、
生物としての寿命がどうしても人間よりも短めになっているのは、
残念ながら人には変えようの無い神さまの設計です。
多くの場合、人間の側が愛する動物の旅立ちを見送ることになります。
いつか来るお別れだと頭で分かっていたとしても、
やはりどうしようもなく悲しく、胸がえぐられるような苦しみ、
後悔、混乱、自責の念、言葉にならない感情が慟哭となって
後から後からあふれます。
愛した故に受けなければならない代償は、なんと大きいのでしょう…
中にはその悲しみから立ち直るきっかけもつかめずに、
苦しみ続けてしまう方もいらっしゃいます。
たかが動物、また次のを飼えばいいじゃないか、という周りの方々の
苦し紛れの言葉にさらに追い詰められてしまったり、
悲しみにフタをして余計に体調を崩されてしまったり…
本当に辛いことです。
かけがえのない“あの子”は決して、“たかが”の動物ではありません。
大好きだった“あの子”は、次の子で埋めあわができる存在ではありません。
(“代わり”で連れて来られてしまった動物さんも辛い思いをします。
全て分かった上でそのお家に行くのでしょうけれど…)
自分自身に悲しむ時間を許しましょう。
愛が深かった故の、あたりえの感情なのですから。
この大きな心の穴を埋めてくれるのも、やっぱりその子との間の愛。
旅立った子からも、形は違っても、本当に大きな愛が送られてきているのです。
それを受け入れられるようになるまでには、どうしてもこちら側に、
少し長い時間が必要です…
まわりの雑音は敢えて聞き流して、
しばし時間を取ることを、自分に許しましょうね。
私が今でも忘れられないのは、前猫を見送った時に、
ある友人がしてくれた粋なはからい。
”はい、これ。いっぱい泣くためのハンカチ。”
と渡してくれた贈り物でした。
そう。
いっぱい泣いて、いっぱい泣いて、いっぱい泣きましょう。
いっぱい泣きましょう。
それはその通りなのですが、
ちょっとだけ心の片隅に置いておいてほしいことがあります。
それは…
このしばしのお別れは、決してあなたを
いつまでも苦しませるためのものではありません。
そう思われたら、一番悲しく、困ってしまうのは“あの子”です。
大好きだったあの子が、あなたのことを決して見捨てるわけがありません。
断言します。
動物は、過去も今も未来も、人間とは違った見方をしています。
これからあなたともっと新しいカタチの関係を築いて、
もっと深くつながりたいから、と“あの子”が選んだタイミングです。
決して決してあなたの落ち度ではありません。
“あの子”は、大好きなあなたがいつかきっとこのお別れを
乗り越えてくれると信じています。
そしてあなたの心の中に安心してとどまって、
そこから、大好きだったあなたの笑顔を見る日を楽しみにしています。
命に関してアニマル・コミュニケーションを通して気づかせてもらったことは、
本当に数え切れないほどで、個人的な経験から言っても、
コミュニケーションが一番お役に立てるのは、実はこの分野なのではないかと
感じてもいます。
肉体を持った存在としての役割は終えても、
その動物とのコミュニケーションはもちろん可能なのです。
動物たちがとても長けていることのひとつに、
死をとてもシンプルに捉えている、ということがあります。
“もう使いづらくなった体を離れるだけのこと”
“今回果たすべき役割を終えたから”
伝えてくれるイメージや言葉はそれぞれの個性が表れるものの、
実にあっさりしていて、死を過剰に怖れたりしない方々がほとんどです。
あるワンちゃんは、ぼくにとっての死ってね…と話し出し、
ロボットのような姿になったかと思うと、それがパカっと割れて、
中から光輝く姿でアトムのようなポーズで軽々と飛び出して見せてくれました。
何の目的のために、どこからやって来て、どこへ帰るのか、
すんなりと“知って”いる彼らならでは。
(もちろん肉体を持った生物として、死を目の前にし、逃れようとしたり
暴れたりする基本的生存本能を示すことは当然です。
でなければ、形としての生物はとっくに死に絶えてしまっているでしょう。
ここでのお話しは、そういう事ではなく、もっと内面の意識のことです)
もちろん人間も深い意識では分かっているのですが、
あまりにも「死=敗北、お終い、悲惨」という社会的通念が強く、
しかも散々「天国と地獄」的な考えを詰め込まれているわけですから、
それで怖れを抱くなといっても無理な話です。ワタシだって怖いです。
でも少なくとも、いつか愛する動物の死に向き合わざるを得ない日が来るなら、
私たちの死のイメージを彼らに重ねて自らの苦しみを深めるよりも、
軽々・晴れ晴れした彼らの旅立ちを、ありったけのありがとうと
称賛の気持ちを込めてお見送りすることができれば、と思わずにいられません。
軽々と「戻るべきところに戻る」ことができる彼らが、
普通に考えたらとてもいられないような状態であってもなお、
体に留まろうとすることもあります。
これは、彼らの“生きたい”という気持ちよりも、私たちへの思いやりから、
私たちの心が少しでも軽く、納得が少しでも深くなるまで、
辛抱して待ってくれていることのほうが多いようです。
しかし、”やるべき仕事“がまだあるときには、どんなに絶望的に見えても、
奇跡的な回復を見せるというお話も聞きますので、
本当に命の不思議には人知など及ばないものなのですね。
お役目を終えた肉体について何か希望があるかお尋ねすることも多いのですが、
これも、残された人間の気の済むように、という気遣いあふれた
メッセージになることがほとんどです。
動物の魂が往くところへいけずに、
さまよっているということはあるのでしょうか?
NOそしてYESの両方です。
動物さん自身はもう自然に、往くべきところを知っています。
旅立ちは一人ではありません。目に見えない存在達も導いてくれています。
ただし、この旅路は、往ってしまったらもうそれっきり、の、
片道切符ではありません。
不安になってしまったら、心の中で呼べばいいのです。
ちょくちょくお家に戻って様子を見てるんだよ、という子は、
実際とても多いです。
さてYESの場合。
ひとつの可能性としては、こちらの”行かないで“という感情が強いため、
引き止めの力になってしまっていることは考えられます。
彼らはこちらが思っているよりもはるかに人間のことを思ってくれています。
大好きな人のそんな気持ちをダイレクトに受け取ってしまったら、
心配で心配で、後ろ髪引かれてしまうでしょう。
もし、まだ光に国に行けてないのでは?と気がかりだったら…
こちら側に引き留めの気持ちが無いか、ご自分の心に問いかけてみましょう。
もしもそんな気持ちに気づけたら、愛する子のために、悲しい気持ちは
ひとまず脇に置く練習も必要です。
この時期、写真やお骨などは、いったん見えないところにしまっておくことも
有効です。
少し離れてみる時間ができたら、これは双方にとって健全で、
喜ぶべき変化です。
「私ったら、あの子のこと忘れるなんて!」と
罪悪感を抱く必要は全くありません。
その子とのつながりは、絶対に絶対に切れることはありません!
ありがとう、もう行ってもだいじょうぶだよ、と心の中で光とともに、
笑顔で天に送り出してあげられる日が来ますように。
四十九日の区切りは必要ですか?
こんなご質問も頂くことがあります。
動物さん本人にお尋ねすると、やっても良いよ、という子、
別に~、という子、いろいろです。
そういう区切りがこちらにとって自然で、心が軽くなるのであれば
やってください、Noとは言いません
あるいは、
そういう行事にとらわれてしまって、新たに悲しみで心を乱したくない
ぼくだけやってもらったら、そういえばあの子の時はやってあげなかった、
などと別の子との過去を掘り返して罪悪感の種になったらイヤだな~
などなど、本当に気持ちは様々。
でも、どんな場合も、ポイントは一つ。
こちら側の深い深い気遣いなのです。
自分の旅立ちが、大好きな保護者さんの悲しみ・苦しみ・罪悪感と
結びついてしまうことを、何より悲しく思う彼ら。
そして、どんな形であっても、このしばしの変化を乗り越えて、
また私たちが一つ強くなって、笑顔を取り戻すことを、
心の底から願ってくれているのが彼らの変わらぬ愛なのです。
常に今を生きている
目の前のことに全身全霊を傾ける
自分の心に素直に生きる:食べたいとき食べる、寝たいときは寝る、
甘えたいときは甘える、怒りも喜びも全身で表現する
見返りを求めず愛し続ける
収入や地位、名誉、持ち物、住んでいる場所、容姿などの外側で人を評価しない
見るのはいつもその人の内側のみ
決して批判はせず、ありのままのその人に愛を注ぐことができる
他人をうらやましく思ったり、違う人と比べて自分を過小評価したりしない
等身大の自分で、虚勢を張ることも無く、もくもくと自分を生かす
自分の人生を、生まれ育った環境や他人のせいにしない
与えられた環境での最善を尽くして日々を生きる
いつも、必要な物のみを必要として、それ以上のものを求めない
自分の住む場所を破壊してまで富や快適さを得ようとしない
何の道具もなくても、できる限りの清潔をいつも自分で保っている
必要とあらば命すら犠牲にして
死を恐れず、どこから来て、どこへ帰るのかを理解している…
これはさちが思う動物さんの姿です。
さてさて、これ、やってます、できてます、っていう人、
果たしているのでしょうか?
人間はもっと謙虚にならないといけないのではないかしら…
人と生活を共にしてくれる動物さんたち、
労働力を提供してくれる動物さん、
人間の生活の糧となってくれる動物さん、
人間を遠くからじっと見てくれている野生の動物さんたち…
なんと多くの動物さんに、人間の生活は支えられているのでしょう。
動物が全くいない、人間だけの世界なんて、想像できますか?
(ステーキだって、ハンバーガーだって食べられないんですよ!)
そう思うと、動物たちは人間に対して、
どこまでも惜しみないサポートをしてくれている、
無条件の愛が形になって現れている以外の何物でもないと
いつも思うのです。
果たして本当に、人間は万物の霊長で、人間が上、動物は下等??
そんな事、言えるのかしら…といつも思います。
人間語を話さないのをいいことに、あるいは聞く耳を持たずに、
そんな尊大な発言ができちゃうって…
それをあえて否定もせずに、彼らは黙々と役目を果たしてくれている。
動物と人間って、立場がホントは逆ではないの???と
思うことも多いです。
ぜひ身近にいてくれる動物さんには、
私の元に来てくれてありがとう
生まれてきてくれてありがとう
いつもサポートしてくれてありがとう
ってぜひ伝えてくださいね。
動物園にいてくれる動物さんには、
貴重な姿を見せてくれてありがとう
人間のために、ここにいてくれてありがとう
あなたに会えてよかった
と。
人には到底及ばない能力を使って働く動物さんには、
惜しみない称賛と、尊敬の念を。
お肉になってくれた動物さんたちには、
尊い犠牲を、ありがとう
あなたの命を頂いて、元気により良く生きていきます
私の力になってください。
野生の動物さんたちには、
この地球を支えて下さってありがとう
命について教えてくれてありがとう
こんなにたくさんの仲間に囲まれて人間は幸せです。
…そして、人間の勝手で無用な苦しみを与えてしまっていること、
本当にごめんなさい。
もっと向上していける道を示してくれてありがとう。
彼らに感謝を伝えずにはいられません。
まずはできるだけ速やかに、「迷子探しています」という写真入りのチラシを作成し、
周知する実際の作業を行ってください!
そして、アメリカのアニマルコミュニケーター、
キャロル・ガーニーさんのお勧めの方法をぜひ取り入れて下さい。
キャロル自身、自分の猫が行方不明になったとき2か月毎日この瞑想を行い、
無事再会を果たしました。
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1.ゆったりとくつろげる椅子に座り、両足をしっかりと地面につけます。
2.目をとじ、深呼吸をします。
3.全身をスキャンし、緊張しているところはリラックスさせます。
4.吸った息を緊張している部位に送り、吐く息で、すべての緊張を体の外に吐き出すのをイメージします。
5.ハートに意識を集中させ、迷子の子への愛をいっぱいに感じます。
6.目の前にその子がいることをイメージします。
7.しっかりとイメージができたら、まぶしい光線が、あなたのハートから、その子へと流れるのをイメージします。
8.光線を送りながら、その子にこう伝えます:
「この光を探して」
「この光があなたを家に導いてくれる」
「この光を探し続ければ、家に戻れるよ」
“動物さんのハートと、ご家族のハートが無条件の愛の光で結ばれている”
その状態を、ありありと思い浮かべて下さい。
「光がしっかりとつながった」と、ハッキリと手応えが感じられるまで続けます。