動物さんは日にちも、時間の感覚も持ち合わせています。出かけるときにはぜひ、「○○時に帰ってくるからね、お留守番よろしくね」と伝えましょう。
トレーニングなどで、黙って悟られずに家を出ましょう、とアドバイスされる方もいらっしゃいます。この方法が合う子もいるので、一概に否定するものではありません。ただ、それでもダメな場合は、時間を伝える & 必ずその時間までには帰る、という方法も試してみてください。
この時のポイントは“帰ってくる”というイメージをプラスすること。
イメージというと、とたんに難しく感じてしまうかもしれませんが、何も映像でなくても良いのです。私が玄関に現れたら、この子は嬉しくってちぎれんばかりに尻尾を振って迎えてくれるだろうな、と想像してみてください。そうすると、私までとってもうれしくなりませんか? その気持ちを思い浮かべながら、言葉を付け加える感じです。
すると、お留守番をする動物さんに残る印象は、“大好きなお家の人の去ってゆく背中と不在”ではなくなり、“○時になったらまた会える!”という希望に変るのです。これって大きな違いですよね。ぜひ試してみてください。