コラム・豆知識
たとえば:
猫ちゃんがソファの前を行ったり来たり
保護者さん: (あ!いつも乗っちゃダメっていってるのに!
また乗ろうとしてる!乗るぞ乗るぞ、私が気付いて無いと思って~)
ネコちゃん: (ぽんっと飛び乗る)
保護者さん: ほらやっぱり!乗っちゃダメって言ってるでしょ(怒)
どーしてあんたはそうやって、乗っちゃいけないってところ
ばっかり乗るの??
ネコちゃん: ???
こんなこと、似たような光景、ありませんか?
これは”言葉よりも心が伝わる”、という例にもなりますが、
往々にして、“乗るぞ、乗るぞ”と思っている時って、
“ネコがソファに乗る、の図”を思い浮かべませんか?
ネコちゃんにしてみれば、乗る乗る言われて、
そんなイメージまで送られたら、あ、乗るのね?と理解するほうが
ずーっと自然です、、、ええ、残念ながら・・・
そして、これはコミュニケータの中でも諸説ありますが、
動物は否定文が理解できない、と言い切っている方もいるのです。
(わわわっ 否定文なんて文法用語はやめてくれー>< なんて
声も聞こえてきそうですが^^;)
要は、“○○ない”“○○しちゃダメ”の形のことです。
乗る に対して 乗らない、
乗ってください に対して 乗ってはダメ
これを動物は理解できない、と言うことは・・・
乗らないで ⇒ 乗る
乗ってはダメ ⇒ 乗って と理解されている可能性大・・・
大汗、ですね^^;;;
じゃあなんていえば良いのーーー?
はい、それはですね、、、
乗っちゃダメ → 床にいようね、ソファからは離れていてね、
あなたはここまではOKよ、などなど。
あるいは、何もつけづに、シンプルに「ダメ」。
それプラス、なぜそうなのか、という理由を付けられると、
なお良いです。
ということは・・・吠えて欲しくないときは??
黙れ!は少なくとも否定文ではありませんね。
けれど、黙れ、という時の心模様って、どうでしょう?
けっこう荒れていたりするものです。
そして、それは伝わります・・・
静かな声で、心を落ち着けて毅然と、
"静かに” や、 “静かにしようね” が良いでしょうね。
普通に声に出して言えば良いですよ。
ポイントは、
心模様と言葉を一致させて、
”〇〇する”方に意識を向ける
シンプルに。
そして根気良く!
上手にできたら、必ずほめてあげましょう!