コラム・豆知識
ここでエピソードを一つ。
かく言うワタシ、注射で大失敗をしたことがあります。
通常のワクチン接種の時期が来たので、はいはい説明説明!と、
ちゃんと説明したのですよ。
しぃ(さちのネコです)は黙って聞いていました。
当日手順どおりにつれて行き、台に乗せたら、そこからが修羅場><
前年までは黙ってじっとがんばっていたのに、
その日はいつもの先生が近づいてくるなり歯をむき出して威嚇。
先生もびっくり。あれれ?めずらしいね、と言いながら、
じゃあちょっと予防で手袋しますね、と分厚い皮手袋をし、
その姿をみてさらにしぃもヒートアップ。
あれれ?いつもこんな子じゃなかったですよね?
うーん、じゃあごめん、網に入ってもらおうか^^;と先生。
…あれよあれよと言う間に網で捕獲される。
飼い猫とは思えない野生むき出しの必死の形相で
なりふり構わぬ抵抗をするしぃ。
さすがの先生も、今日はやめとこっか^^; となり、
コーフンいちじるしいしぃをカゴに戻すのも一苦労の末、
盛大なひっかき傷から流血しつつ、ぐったり疲れて
帰宅したのでした。
(帰ったら本人ケロッとしてましたけど・・・)
数日後、他のコミュニケータさんにお願いして、
あれは何だったの?と聞いてもらうことにしました。
(ええ、自分ちの動物さんは、こちら側のいろんな思いが反映
してしまうので、コミュニケーションが難しかったりするんです)
すると・・・
ぼく今、予防接種必要ないっ!と即答だったとか…
(はぁ、アタシゃ分からんかったねぇ・・・)
確かに獣医さんからは、毎年、予防注射の月がやってきますよ、
というお知らせが来ますけれども、その動物ごとにサイクルは
違って当然ですし、彼ら本人の野生的感覚って大変鋭いのでは、
と考えさせられる出来事でした。
でもでも、法律で決まっている狂犬病などは必ず受けてくださいね!
(若くて元気なワンちゃんであれば、落ち着ける環境で
接種を受けて、しばらく安静を心がけてくださいね。
ご高齢、体調によっては受けなくても大丈夫な場合があります。
必ず獣医さんにご相談されてください!)
どんなに説明されたって、イヤなものはイヤです。