コラム・豆知識
旅立ちの時
動物の魂が往くところへいけずに、
さまよっているということはあるのでしょうか?
NOそしてYESの両方です。
動物さん自身はもう自然に、往くべきところを知っています。
旅立ちは一人ではありません。目に見えない存在達も導いてくれています。
ただし、この旅路は、往ってしまったらもうそれっきり、の、
片道切符ではありません。
不安になってしまったら、心の中で呼べばいいのです。
ちょくちょくお家に戻って様子を見てるんだよ、という子は、
実際とても多いです。
さてYESの場合。
ひとつの可能性としては、こちらの”行かないで“という感情が強いため、
引き止めの力になってしまっていることは考えられます。
彼らはこちらが思っているよりもはるかに人間のことを思ってくれています。
大好きな人のそんな気持ちをダイレクトに受け取ってしまったら、
心配で心配で、後ろ髪引かれてしまうでしょう。
もし、まだ光に国に行けてないのでは?と気がかりだったら…
こちら側に引き留めの気持ちが無いか、ご自分の心に問いかけてみましょう。
もしもそんな気持ちに気づけたら、愛する子のために、悲しい気持ちは
ひとまず脇に置く練習も必要です。
この時期、写真やお骨などは、いったん見えないところにしまっておくことも
有効です。
少し離れてみる時間ができたら、これは双方にとって健全で、
喜ぶべき変化です。
「私ったら、あの子のこと忘れるなんて!」と
罪悪感を抱く必要は全くありません。
その子とのつながりは、絶対に絶対に切れることはありません!
ありがとう、もう行ってもだいじょうぶだよ、と心の中で光とともに、
笑顔で天に送り出してあげられる日が来ますように。