コラム・豆知識
わんちゃんにとってお散歩はとってもウレシイ時間ですよね。
でもどうしても向こうから来る子に吠えてしまったり、
大変な時間になってしまっている場合のご相談も
結構多かったりします。
たとえばこんな場面:
保護者さん: (あ、前から大きなワンちゃん来ちゃった!
ああどうしよう?!うちの子、大きなワンちゃんダメなのに!
でももう曲がり道も無いしー>< )
ワンちゃん: ワンワンワン!!!
保護者さん: (やっぱりー!)やめなさい!
他の子に吠えちゃダメって何度いったら分かるのっ?!
大丈夫って言ってるでしょう?
(相手に向かって)ゴメンナサイね、ウチの子吠えてしまって。
(ワンちゃんに向かって)なんでやり過ごすことができないの?
何度言っても分からないダメな子・・・もうお散歩しないよっ!
こんなことありませんか?
よくよく見てみると、ワンちゃんが吠えてしまう前に、
保護者さんの心の中はもう既にかなーり騒々しいですよね?
リードは心の糸電話。
しかもワンちゃんのとても敏感なところにつないであるのです。
こちらの気持ちが伝わらないわけがありません。
その保護者さんのざわざわに反応して(便乗して?)
“どうしよう?どうしよう?”となってしまっても、
それは当然かもしれません。
そしてよくあることですが、ワンちゃん一枚上手で、
こんな頼りない飼い主さんをボクが守らなきゃ!とさえ
思っている場合もあるのです。
こんなときはこちらが一呼吸。
大きいワンちゃん来たよ、でも大丈夫。私も大丈夫。
前だけ見て、まっすぐ歩こうね、
すれ違ったらそれで終わりだからね、
と心で伝えましょう。
もちろん声に出してもOK。
そしてこちらも毅然として歩いてみてください。
試す価値はありますよ。
上手にできたら、ちゃんとほめてあげてくださいね!
そして、忘れちゃいけない、
上手に伝えることができた保護者さん!
あなたもとっても素晴らしいですよ!