渡島体育研究会

鹿部町　幼小連携・接続の取り組み～体育活動を中心に

　近年、幼児期における教育が注目され、文部科学省は令和４年「架け橋プログラム」を提唱しました。架け橋プログラムとは、幼児教育と小学校教育の関係者が連携して、架け橋期（５歳児から小１までの２年間）のカリキュラム・教育方法の充実・改善にあたる計画です。幼児教育は「遊びを通して学ぶ」が中心であり、スポーツの本質は「遊び」です。従って、スポーツを教える体育活動は、幼小連携・接続の目的である「円滑な移行」を可能にしうる教育活動と言えます。鹿部小の牧野先生は、１年生の担任として幼小交流授業を企画し、体育教師らしく元気にパワフルに子どもたちを動かして楽しい交流会を演出しました。

　小学校低学年を受け持っている体育教師は、「幼保小の架け橋プログラム」のねらいをしっかりおさえて、教育活動を工夫することが求められています。