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2018-06-21 12:31:00

  先日(15日)附属函館中学校教育研究大会が開催され、体育科の朝倉先生による「2年生バスケットボール」の授業が公開されました。本会からは土橋会長・岩井副会長・小野寺研究部員の3名が参加しました。

   附属函館中の研究主題は「カリキュラム・マネジメントを支える『評価』の工夫」であり、カリ・マネにつながる評価の在り方や資料の蓄積等に研究の視点が当てられた研究です。体育科ではICT機器を活用して、評価の材料となるデータを効率的に収集する取組が紹介されました。附属の生徒は一人一台、タブレットPCを所有してます。Googleフォームというアプリを使うことによって、教師の質問に対する答えが瞬時にリアルタイムで集計され、グラフ化された結果を分析したり、それに基づいて話合いを深めたりする活動が公開されました。

 また、バスケットボールの単元は、「今ある力」で運動に取り組むゲーム中心の授業で構成されていました。しかし、昨年度の実践から「今ある力」で取り組むことで、その運動の魅力や特性を理解することはできるが、それだけでは単元で学ぶべき内容がわかったり、見通しを持つことは難しいという課題認識に立ち、本年度は、「今ある力」で更にゲームを楽しむ観点として「ルール面」「技能面」「社会・情報面」の3観点から再考させることによって、生徒が主体的に「次に、何をやるか」という学習内容を組み立てるように単元計画を構築しました。そのことによって、ゲーム中心の課題解決的な学習に弱点であった、学習内容の系統性に関わって大きな可能性を示唆する実践であったと言えます。渡島体育研究会の研究にも活かしていく必要があります。

 更に、掲示物・配布物・グルーピングや学習の進め方など、教師による事前の準備やオリエンテーションの重要性は周知の通りですが、その周到な準備は非常に参考になるものばかりでした。特に、家具の衝撃吸収材をリングに取り付けるアイディアは、大変安上がりで誰でも簡単にできる工夫なので、渡島に広く紹介していきたいと思います。

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2018-06-21 11:23:00

研究部では、10月に行われる全道研に向けて「スキルアップ授業」を計画しました。目的は、

① 全道研授業者の授業力向上

② ゲーム中心の授業づくりの検証

の二つです。

 研究部では、「ゲーム中心の授業」における「グループ学習」を重視しており、グループ中心で行う学習活動のスタイルを様々な単元(種目)を通して培っていく必要性を共通理解して研究を進めています。スキルアップ授業は、スタイル(型)を指導し定着させる意味合いもあることをお知りおきください。

 できるだけ多くの会員のみなさんが授業研究に協力していただけることを期待しております。

pdf スキルアップ授業 (0.11MB)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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