渡島体育研究会

平成３０年１月２６日（金）に第１３回渡島体育研究集会七飯大会が開催されます。今年の研究集会は、来年度開催される全道研渡島大会のプレ研として位置づけられています。ゲームの様相発展をベースにしてゲーム中心の授業づくり、いわゆる「渡島スタイル」の授業検証、並びに「主体的・対話的で深い学びにつながるグループワーク」による研究協議スタイルについて共通理解を図ります。多くの会員の皆様の参加をお願いします。

渡島体育研究集会.pdf (0.25MB)

１２月１４日（木）　第３ブロックの八雲町で二つの授業交流が行われました。一つは研究部員による授業として、熊石中学校　小野寺教諭による１年生バスケットボールの授業、もう一つは、八雲中学校　佐藤教諭による３年生バスケットボールの授業。

小野寺教諭は、アウトナンバーによるタスクゲームにおいて作戦を求める実践への疑問から「イーブンナンバーによるゲームを基盤に、ゴール型スポーツに共通する作戦としての起点をパス後のボールサイドカットに設定し、そこからの気づきによる作戦の深化・拡充を試みる」として、動きによってアウトナンバーを作り出す工夫と気づきからゲームの作戦につなげようとするアプローチを試みています。

写真上：熊石中学校　　写真下：八雲中学校

これまでの授業研究では、大沼中・楢山校長が作成した授業チェックシートを基に授業評価を行ってきました。１２月１２日（火）に行われた研究部会において、このチェックシートを基に「授業評価シート（教師用・児童生徒用）の案を作成したのでお知らせします。できれば実際に授業後にシートを使ってみてください。使ってみて意見等があれば、ブロック内の研究部員までお知らせください。会員みなさんの意見を参考に改良していきたいと思います。

授業評価シート　　（児童生徒用）.pdf (0.06MB)

授業評価シート　　（教師用）.pdf (0.11MB)

１２月１３日（水）福島中学校において、プロの指導者を招いてボールルームダンスの授業が行われました。指導者は、函館市でダンススクールを開業している滝澤正雄プロ。渡島に赴任して２年目の尾形教諭が、渡島で行われているボールルームダンスを授業に取り入れるにあたり、本人の勉強を含めて外部の指導者を招聘しての授業を企画しました。滝澤プロは、楽しく踊ることをモットーに、ボールルームダンスが多くの人に普及していくことを願って活動しておられ、今回のオファーについても快諾していただきました。

授業は３年生が対象で、題材は「チャチャチャ」。ベーシックなステップを丁寧に指導し、常に笑顔で良かったところをどんどんほめながら子ども達をその気にさせるところはさすがプロ。約２時間の授業で基本のステップを盛り込んだ「チャチャチャのルーティンA」が仕上がりました。

１２月１４日（木）　第３ブロックにおいて下記の２本の授業公開が行われます。特に、長万部・八雲・森方面の会員の皆様は、できるだけ都合をつけて参観するようにお願いします。

　　　１０：３５　八雲中学校　佐藤教諭　　３年「バスケットボール」

　　　１４：２５　熊石中学校　小野寺教諭　１年「バスケットボール」