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2017-11-27 17:21:00

去る11月24日(金)、札幌市立北九条小学校において第37回全道研究担当者研修会が開催され、本会から土橋会長・岩井副会長・加藤幹事長・小松研究部長・太田研究副部長の5名が参加しました。全道各支部の論客が集まるこの研修会は、研究部提案授業をネタにいつも熱い討論が展開されます。討論は授業後の研究協議だけでは収まりません。その後の懇親会に引き継がれるのですが、アルコール燃料が補給されるために討論はヒートアップし、今年は2次会、3次会と続きました。

さて、毎年のことですが、研究部による公開授業はまさに提案授業にふさわしい内容で、今後の体育を考えていく上で参考になります。今年は、小6器械運動の単元で題材は「台上前転」です。できる感覚を「〇〇な感じ」と言葉で表現してもらい、その感覚をヒントに技に対する「気づき」につなげてイメージをつくりあげ、技の習得につなげようとする試行的な実践です。次期学習指導要領を見据えて「言語活動」を位置づけ、表現力を育む取り組みと技能習得を関連させた授業という見方もできます。さらに、感覚という極めて個人的な概念を共有しようとする営みは主体的・対話的な活動そのものであり、そこから「気づき」につなげる思考過程は、まさに「深い学び」につながる授業であるとも言えるでしょう。毎時間でなくても、単元にこのような活動をする時間を位置づける試みは、まさに「提案授業」でした。

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