◆お知らせ
2024年9月28日(土)
テーマ 東国の玄関口から見た上毛野
第一部
演題:簗瀬二子塚古墳から古代東山道の成立まで
講師:鳥居 貴庸氏(安中市みりょく創出部 文化財課)
(講師 近影)
鳥居 貴庸氏(とりい たかつね) 略歴
2013年 東海大学文学部考古学専攻入学
2017年 同卒業
2018年 東海大学大学院文学研究科入学
2019年 同卒業(修士号取得)
2019年 安中市役所文化財課に文化財保護主事(専門職員)として入職
入職以降 国指定史跡「簗瀬二子塚古墳」の担当として業務に従事
2023年 東山道と官衙の建物跡が発見された町北遺跡の調査担当として発掘に従事
鳥居氏の研究論文
◆「ー長野県善光寺地域を中心にー
ナスビ形曲柄鍬の特性と意義」 東海大学史学会
◆「木製鍬の画期から見た水稲耕作の革新
ー弥生時代から古墳時代の群馬県を対象にー」東海大学考古学研究室編
(氏の東海大学における発表)東海大学HPより。
■ 今回の鳥居氏の発表は、
古墳時代中期(西暦500年ごろ)に築造された簗瀬二子塚古墳と
西暦600年ごろから700年代初頭にかけてに完成された古代東山道を概観し、
東国の玄関口であった上毛野の特性を明らかにします。
氏は、安中市の文化財課において、
北町遺跡(安中市の中心部にある)の発掘に従事し、
ここが「古代東山道」があったところと推定しています。
畿内から岐阜、長野、群馬、栃木を通り、
東北地方まで行く古代の幹線道路でした。
安中市の遺跡では、幅10mで両側に側溝を備えていました。
また氏は、簗瀬二子塚古墳の調査にも従事し、
今回は、その調査の成果と古代東山道成立までの過程を講演していただきます。
第二部 対談
今回の講演会の後、プログラムに追加があります。
鳥居 貴庸氏と右島 和夫氏との対談があります。
(右島 和夫氏近影)
右島和夫氏(群馬県立歴史博物館 特別館長)
さて、どのような対談になるのか、
みなさま、興味をもってお越しください。