◆お知らせ
第5回 講演会のお知らせ
2025年1月25日(土)
テーマ 群馬県における集落と水田
第一部 演題:弥生時代の集落と水田
講師:小泉 範明氏(かみつけの里博物館 次長)
第二部 演題:古墳時代の集落と水田
講師:小島 敦子氏 ((公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 資料1部長)
■ 第一部 講師 小泉 範明氏
略歴:
1973年 群馬県高崎市生まれ
東北大学文学部史学科考古学専攻卒
高崎市教育委員会文化財保護課に勤務
2020年より「かみつけの里博物館」次長
史跡日高遺跡の発掘調査や整備事業などに従事。
第二部 講師 小島 敦子氏
略歴:
1957年 栃木県足利市生まれ
1979年 筑波大学第一学群人文学類卒
同年より(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団に勤務
現在 同事業団資料1部長
同氏は、群馬県における水田・畠遺跡の集成を行ったこともあります。。
今回の講演者 小泉氏ならびに小島氏は、
群馬県の水田や畑遺跡に関してのエキスパートです。
弥生時代の水田がどのようなものであったのか、
古墳時代の水田がどのようなものであったのか、
両講師のお話をじっくり聞きましょう。
第4回 講演会のお知らせ
2024年11月30日(土)
テーマ 古墳から見た古代国家成立過程
第一部 演題:同型鏡から考える
講師:辻田 淳一郎氏(九州大学教授)
第二部 演題:捩り環頭大刀から考える
講師:右島 和夫氏(群馬県立歴史博物館 特別館長)
■ 第一部 講師 辻田 淳一郎氏略歴
1973年 長崎県に生まれる
1996年 九州大学文学部史学科 考古学専攻卒
1998年 九州大学大学院 比較社会文化研究科 修士課程
2001年 九州大学大学院 比較社会文化研究科 博士課程
その後、福岡県教育庁文化財保護課勤務を経て
九州大学大学院人文科学研究院専任講師 同准教授を経て
現職。
2023年 第35回浜田青陵賞を受賞
■ 専門は日本考古学
弥生時代から古墳時代にかけて出土する鏡等の調査と分析を得意とします。
その研究を通して日本の古代国家形成過程の解明へと進みます。
■ 著作
「同型鏡と倭の五王の時代」同成社2018
「鏡の古代史」角川選書2019
「鏡と初期ヤマト政権」すいれん舎2007
その他多数の著作。
第二部 講師 右島 和夫氏略歴
1948年 群馬県境町(現・伊勢崎市)生まれ
1968年 群馬大学入学
1972年 群馬大学卒業
1974年 関西大学大学院文学研究科修士課程修了
1977年 群馬県教育委員会文化財保護課
その後、群馬県立歴史博物館 学芸課長
群馬県埋蔵文化財調査団 調査研究部長
1995年 「東国古墳時代の研究」で関西大学文学博士
2016年 群馬県立歴史博物館 館長
現在は、同館特別館長
第三部 両講師による対談
■ 当日は会場にて辻田、右島両先生に関連した著作を販売いたします。
辻田氏関連のの著作 2,800円+税
右島氏関連の著作 2,800円+税
2024年9月28日(土)
テーマ 東国の玄関口から見た上毛野
第一部
演題:簗瀬二子塚古墳から古代東山道の成立まで
講師:鳥居 貴庸氏(安中市みりょく創出部 文化財課)
(講師 近影)
鳥居 貴庸氏(とりい たかつね) 略歴
2013年 東海大学文学部考古学専攻入学
2017年 同卒業
2018年 東海大学大学院文学研究科入学
2019年 同卒業(修士号取得)
2019年 安中市役所文化財課に文化財保護主事(専門職員)として入職
入職以降 国指定史跡「簗瀬二子塚古墳」の担当として業務に従事
2023年 東山道と官衙の建物跡が発見された町北遺跡の調査担当として発掘に従事
鳥居氏の研究論文
◆「ー長野県善光寺地域を中心にー
ナスビ形曲柄鍬の特性と意義」 東海大学史学会
◆「木製鍬の画期から見た水稲耕作の革新
ー弥生時代から古墳時代の群馬県を対象にー」東海大学考古学研究室編
(氏の東海大学における発表)東海大学HPより。
■ 今回の鳥居氏の発表は、
古墳時代中期(西暦500年ごろ)に築造された簗瀬二子塚古墳と
西暦600年ごろから700年代初頭にかけてに完成された古代東山道を概観し、
東国の玄関口であった上毛野の特性を明らかにします。
氏は、安中市の文化財課において、
北町遺跡(安中市の中心部にある)の発掘に従事し、
ここが「古代東山道」があったところと推定しています。
畿内から岐阜、長野、群馬、栃木を通り、
東北地方まで行く古代の幹線道路でした。
安中市の遺跡では、幅10mで両側に側溝を備えていました。
また氏は、簗瀬二子塚古墳の調査にも従事し、
今回は、その調査の成果と古代東山道成立までの過程を講演していただきます。
第二部 対談
今回の講演会の後、プログラムに追加があります。
鳥居 貴庸氏と右島 和夫氏との対談があります。
(右島 和夫氏近影)
右島和夫氏(群馬県立歴史博物館 特別館長)
さて、どのような対談になるのか、
みなさま、興味をもってお越しください。
第1回 講演会のお知らせ
2024年6月1日(土)
演題:須恵器から見た古代東国
講師:酒井 清治氏 駒澤大学名誉教授
(酒井氏近影 令和6年5月18日 埼玉県日高市 高麗神社 「渡来文化大賞」記念式典にて)
酒井 清治氏略歴
1949年 岐阜県生まれ
学歴
1969年 駒澤大学歴史学科入学
1974年 駒澤大学歴史学科卒業
1976年 駒澤大学大学院人文科学研究科修士課程入学
1978年 駒澤大学大学院人文科学研究科修士課程修了
職歴
1980年 財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
1985年 埼玉県立歴史資料館
1990年 埼玉県立博物館
1991年 国立歴史民俗博物館
1997年 駒澤大学文学部歴史学科助教授
2003年 駒澤大学文学部歴史学科教授
2020年 駒澤大学退職
学位
1999年 駒澤大学博士(日本史学)
著書
2002年『古代関東の須恵器と瓦』同成社
2003年『日本全国古墳学入門』(共著)学生社
2013年『土器から見た古墳時代の日韓交流』同成社
2018年『古瓦の考古学』(共著)ニューサイエンス社