◆お知らせ

2024-12-23 17:25:00

第5回 講演会のお知らせ

 

2025年1月25日(土)

テーマ 群馬県における集落と水田

 

第一部 演題:弥生時代の集落と水田

    講師:小泉 範明氏(かみつけの里博物館 次長)

第二部 演題:古墳時代の集落と水田

    講師:小島 敦子氏 ((公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 資料1部長)

 

 

■ 第一部 講師 小泉 範明氏

小泉氏.JPG

 

 

略歴:

1973年 群馬県高崎市生まれ

東北大学文学部史学科考古学専攻卒

高崎市教育委員会文化財保護課に勤務

2020年より「かみつけの里博物館」次長

 

史跡日高遺跡の発掘調査や整備事業などに従事。

 

第二部 講師 小島 敦子氏

小島氏.JPG

 

略歴:

 

1957年 栃木県足利市生まれ

1979年 筑波大学第一学群人文学類卒

同年より(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団に勤務

現在 同事業団資料1部長

 

同氏は、群馬県における水田・畠遺跡の集成を行ったこともあります。。

 

今回の講演者 小泉氏ならびに小島氏は、

群馬県の水田や畑遺跡に関してのエキスパートです。

 

弥生時代の水田がどのようなものであったのか、

古墳時代の水田がどのようなものであったのか、

両講師のお話をじっくり聞きましょう。

 

2024-10-30 22:31:00

第4回 講演会のお知らせ

2024年11月30日(土)

テーマ 古墳から見た古代国家成立過程

第一部 演題:同型鏡から考える

    講師:辻田 淳一郎氏(九州大学教授)

第二部 演題:捩り環頭大刀から考える

    講師:右島 和夫氏(群馬県立歴史博物館 特別館長)

 

■ 第一部 講師 辻田 淳一郎氏略歴

辻田氏写真.jpg

 

1973年 長崎県に生まれる

1996年 九州大学文学部史学科 考古学専攻卒

1998年 九州大学大学院 比較社会文化研究科 修士課程

2001年 九州大学大学院 比較社会文化研究科 博士課程

その後、福岡県教育庁文化財保護課勤務を経て

九州大学大学院人文科学研究院専任講師 同准教授を経て

現職。

2023年 第35回浜田青陵賞を受賞

 

■ 専門は日本考古学

弥生時代から古墳時代にかけて出土する鏡等の調査と分析を得意とします。

その研究を通して日本の古代国家形成過程の解明へと進みます。

■ 著作

「同型鏡と倭の五王の時代」同成社2018

「鏡の古代史」角川選書2019

「鏡と初期ヤマト政権」すいれん舎2007

その他多数の著作。

 

第二部 講師 右島 和夫氏略歴

右島氏.JPG

 1948年 群馬県境町(現・伊勢崎市)生まれ

1968年 群馬大学入学

1972年 群馬大学卒業

1974年 関西大学大学院文学研究科修士課程修了

1977年 群馬県教育委員会文化財保護課

 その後、群馬県立歴史博物館 学芸課長

 群馬県埋蔵文化財調査団 調査研究部長

1995年 「東国古墳時代の研究」で関西大学文学博士

2016年 群馬県立歴史博物館 館長

 現在は、同館特別館長

 

第三部 両講師による対談

 

 

■ 当日は会場にて辻田、右島両先生に関連した著作を販売いたします。

 

 

辻田氏関連のの著作 2,800円+税

岩波・古代王権・表紙.JPG

 

 

 

右島氏関連の著作 2,800円+税

天変地異と病.jpg

 

 

 

 

2024-08-19 17:38:00

2024年9月28日(土)

テーマ 東国の玄関口から見た上毛野

第一部

演題:簗瀬二子塚古墳から古代東山道の成立まで

講師:鳥居 貴庸氏(安中市みりょく創出部 文化財課)

鳥居氏.JPG

 

(講師 近影)

 

鳥居 貴庸氏(とりい たかつね) 略歴

2013年 東海大学文学部考古学専攻入学

2017年 同卒業

2018年 東海大学大学院文学研究科入学

2019年   同卒業(修士号取得)

2019年 安中市役所文化財課に文化財保護主事(専門職員)として入職

        入職以降 国指定史跡「簗瀬二子塚古墳」の担当として業務に従事

2023年 東山道と官衙の建物跡が発見された町北遺跡の調査担当として発掘に従事

 

鳥居氏の研究論文

◆「ー長野県善光寺地域を中心にー

ナスビ形曲柄鍬の特性と意義」 東海大学史学会

◆「木製鍬の画期から見た水稲耕作の革新

ー弥生時代から古墳時代の群馬県を対象にー」東海大学考古学研究室編

鳥居先生 東海大学.jpg

(氏の東海大学における発表)東海大学HPより。

 

■ 今回の鳥居氏の発表は、

古墳時代中期(西暦500年ごろ)に築造された簗瀬二子塚古墳と

西暦600年ごろから700年代初頭にかけてに完成された古代東山道を概観し、

東国の玄関口であった上毛野の特性を明らかにします。

 

氏は、安中市の文化財課において、

北町遺跡(安中市の中心部にある)の発掘に従事し、

ここが「古代東山道」があったところと推定しています。

畿内から岐阜、長野、群馬、栃木を通り、

東北地方まで行く古代の幹線道路でした。

安中市の遺跡では、幅10mで両側に側溝を備えていました。

 

また氏は、簗瀬二子塚古墳の調査にも従事し、

今回は、その調査の成果と古代東山道成立までの過程を講演していただきます。

 

第二部 対談

今回の講演会の後、プログラムに追加があります。

鳥居 貴庸氏と右島 和夫氏との対談があります。

 

右島先生 執務室にて.jpg

 

(右島 和夫氏近影)

右島和夫氏(群馬県立歴史博物館 特別館長)

 

さて、どのような対談になるのか、

みなさま、興味をもってお越しください。

 

 

 

2024-06-14 13:12:00

2024年7月20日(土)

テーマ

八ヶ岳西南麓の縄文文化

演題:黒曜石と国宝土偶

  「縄文のビーナス」「仮面の女神」について

講師:守矢 昌文氏(茅野市尖石縄文考古館 特別館長)

 

守矢昌文.jpg

 

講師略歴

1957年 長野県茅野市生まれ

大正大学文学部史学科日本史学専攻卒

茅野市文化財課職員として市内の埋蔵文化財調査に携わる。

縄文中期の土器や土偶を研究テーマとしている。

主たる著作:

■「長野県諏訪地方における中期後半の土偶

(土偶研究の地平「土偶とその情報」)研究論集2 勉誠社

■「国宝土偶「仮面の女神」の」復元 中ツ原遺跡」新泉社

 

2024-04-23 18:13:00

第1回 講演会のお知らせ 

2024年6月1日(土)

 

演題:須恵器から見た古代東国

講師:酒井 清治氏 駒澤大学名誉教授

 

酒井氏写真.jpg

 

 

 

酒井先生 高麗神社にて.jpg

 (酒井氏近影 令和6年5月18日 埼玉県日高市 高麗神社 「渡来文化大賞」記念式典にて)

 

 

酒井 清治氏略歴

1949 岐阜県生まれ

学歴

1969 駒澤大学歴史学科入学

1974 駒澤大学歴史学科卒業

1976 駒澤大学大学院人文科学研究科修士課程入学

1978 駒澤大学大学院人文科学研究科修士課程修了

 

職歴

1980 財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団

1985 埼玉県立歴史資料館

1990 埼玉県立博物館

1991 国立歴史民俗博物館

1997 駒澤大学文学部歴史学科助教授

2003 駒澤大学文学部歴史学科教授

2020 駒澤大学退職

 

学位

1999 駒澤大学博士(日本史学)

 

著書

2002年『古代関東の須恵器と瓦』同成社

2003年『日本全国古墳学入門』(共著)学生社

2013年『土器から見た古墳時代の日韓交流』同成社

2018年『古瓦の考古学』(共著)ニューサイエンス社

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