◆お知らせ
令和5年(2023年)2月4日(土)の講演会は予定通り実施いたします。
1972年の3月、奈良県明日香村にて高松塚古墳の壁画が発見されました。
当時のビッグニュースでした。
それからすでに50年の歳月が流れました。
ちょうどそれを記念する意味でも、
高松塚古墳とその壁画に関する専門家に来ていただき、
この国宝に関するお話を聞こうと思い立ちました。
昨年度初頭より準備をし、
多くの方々のお世話により当会での講演が実現することになりました。
(本来は2022年12月3日の予定でしたが、
事情により変更され、2023年2月4日の講演になりました。)
テーマ:終末期古墳から見た畿内と東国
第一部
講師:廣瀬 覚氏
奈良文化財研究所 都城発掘調査部 考古第一研究室長
演題:畿内終末期古墳と高松塚
今回の講演会に際し、
先生の著作を割安にて頒布します。
1,760円のところ、1,400円にて頒布します。
折角の機会ですので、
是非ご購入をお考え下さい。
(当日売り切れの場合には、
当日その場で注文していただければ、
送料無料にてお送りいたします。)
廣瀬氏略歴:
1975年 島根県益田市に生まれる
1998年 立命館大学文学部史学科日本史学考古学コース卒業
2004年 立命館大学大学院文学研究科史学専攻 博士課程後期終了
同年 文学博士
2005年 立命館大学非常勤講師
2006年 奈良文化財研究所研究員
2014年 奈良文化財研究所主任研究員
2021年 より現職
特別史跡 高松塚古墳、藤原宮跡などの発掘調査に従事
主要著書:
■「古代王権の形成と埴輪生産」同成社 2015年
上記著作は、2017年5月 第7回 日本考古学協会大賞を受賞
■「6世紀の埴輪生産からみた『部民制』の実証的研究」
奈良文化財研究所2021年
■「極彩色壁画の発見 高松塚古墳・キトラ古墳」 新泉社 2022年
(廣瀬覚・建石徹 共著)
第二部
講師:右島 和夫氏 群馬県立歴史博物館 特別館長
演題:東国終末期古墳と総社古墳群
右島氏略歴
1948年 群馬県境町(現・伊勢崎市)生まれ
1968年 群馬大学入学
1972年 群馬大学卒業
1974年 関西大学大学院文学研究科修士課程修了
1977年 群馬県教育委員会文化財保護課
その後、群馬県立歴史博物館 学芸課長
群馬県埋蔵文化財調査団 調査研究部長
1995年 「東国古墳時代の研究」で関西大学文学博士
2016年 群馬県立歴史博物館 館長
現在は、同館特別館長
主要著書:
■「東国古墳時代の研究」学生社 1944年
■「群馬の古墳物語 上下」上毛新聞社出版メディア局
■「馬の考古学」雄山閣(共編著)
第三部
両講師による対談