支援事例
- 2025-01(1)
- 2024-12(2)
- 2024-11(2)
- 2024-10(2)
- 2024-09(2)
- 2024-08(2)
- 2024-07(2)
- 2024-03(2)
- 2024-02(2)
- 2024-01(2)
- 2023-12(2)
2024/12/11
佐世保市北部商工会 深川甲聖(佐世保がじら合同会社)
【学び促す機会を提供】
佐世保がじら合同会社
自社のオリジナルブランドを持つことには、さまざまなメリットがある。
差別化を図りやすい。
単純な価格競争に巻き込まれにくい。
高い利益率も期待できる。
ただ、規模が小さい事業者が自社ブランドを育てるのは容易ではない。
世知原茶をベースとするクラフトティー製造販売の佐世保がじら合同会社(佐世保市)代表社員の林由佳(38)は2021年に起業し、独自ブランドを立ち上げた。
茶農家に生まれ、実父は生産のみ手掛けていたが「名もなき茶葉として卸売りするのではなく、新しい形のオリジナル商品を作りたい」との思いがあった。
一方で、林はもともと広告代理店のデザイナー。経営に携わった経験はない。
ブランド立ち上げに関わるのも初めて。
顧客の信頼獲得をはじめ、販路の開拓、広報活動など、手探り状態で進める日々が続いていた。
ある日、補助金申請に向け、地元の佐世保市北部商工会を訪れたときのこと。
話し合いの中で、別件として、ブランド育成に向け商談会への参加を提案された。
販路拡大に加え、学びにもつながるとのことで23年度、同商工会の支援を受け3件の商談会に参加。
これが転機となった。
商談会は「存在も知らなかったバイヤーという職種の人」(林)から、さまざまな学びを得る貴重な機会に。
茶業界が置かれている現実や傾向などを知り、課題が明確になった。
併せて地元の直売店が中心だった販路も県外に広がり、売り上げも大きく伸びた。
同社を担当する同商工会主事の深川甲聖(23)は「同社の独自商品は目新しく、非常に魅力的。
より多くの人に知ってもらえる支援ができれば」と意気込む。
※2024年12月11日(水)の長崎新聞にて掲載されております。
----------------------------------------------------------------------
企業の情報
「佐世保がじら合同会社」
所在地:859-6406 長崎県佐世保市世知原町木浦原640番地
TEL/FAX:0956-80-1235
代表:林由佳
販売サイト:https://gajira.shop/
Instagram:https://www.instagram.com/sasebogajira/
X(旧Twitter):https://twitter.com/sasebogajira
----------------------------------------------------------------------
佐世保市商工会 ホームページ