支援事例
- 2026-09(1)
- 2026-08(1)
- 2026-07(2)
- 2026-05(2)
- 2026-03(1)
- 2026-02(1)
- 2026-01(2)
- 2025-11(1)
- 2025-10(1)
- 2025-09(1)
- 2025-08(1)
- 2025-07(1)
- 2025-06(1)
- 2025-05(1)
- 2025-03(2)
- 2025-02(2)
- 2025-01(2)
- 2024-12(2)
- 2024-11(2)
- 2024-10(2)
- 2024-09(2)
- 2024-08(2)
- 2024-07(2)
- 2024-03(2)
- 2024-02(2)
- 2024-01(2)
- 2023-12(2)
2026/09/30
長崎市北部商工会 表隆太郎 (RiriKana sweets)
2024年秋、どら焼き専門店「RiriKana sweets」(長崎市)に商機が訪れた。商談会に初出展したときのことだ。
思いがけず大手スーパーから取引を打診され、商談が成立。チャンスをつかんだが、同時に不安が頭をよぎる。生産体制だ。
当時、同店代表の山口純一郎(36)は、自宅の限られたスペースを作業場にしていた。老舗和菓子店で13年間、生産に従事した職人でもあり、腕には自信を持っていたが、大手スーパーが求める数量を考えると生産が追い付かないおそれもあった。
どう対処するべきか思い悩んでいた時、活路を示したのが起業時からサポートを受けていた長崎市北部商工会だった。
同商工会は、せっかくの好機を生産能力不足で逃してしまうことを避けようと、新たな生産拠点開設と、設備投資による生産量アップ策を提案。物件探しから資金調達まで幅広くサポートし、25年春には無事、ロータリーどら焼き機を導入した新拠点が稼働を始めた。
それまで山口は商品の製造に時間と労力を費やす職人的な立ち位置だったが、設備投資に伴い生産能力が一気に3倍に引き上げられたことにより、販路開拓や人脈作りなど本来、経営者として向き合わなければならないことにも時間を割けるようになった。
経営者として一段成長した山口は、「県外の出荷先も増えてきた。どら焼きを長崎を代表する土産物に育てたい」と、さらなる挑戦を決意。山口をサポートしている同商工会主事の表隆太郎(35)も「今後もさまざまな支援を通じ『経営者』としてのスキルアップに貢献できれば」と話している。
