支援事例
- 2025-03(1)
- 2025-02(2)
- 2025-01(2)
- 2024-12(2)
- 2024-11(2)
- 2024-10(2)
- 2024-09(2)
- 2024-08(2)
- 2024-07(2)
- 2024-03(2)
- 2024-02(2)
- 2024-01(2)
- 2023-12(2)
2024/10/09
県連合会 貞方美和(実践的な支援事例共有)

【実践的な支援事例共有】
「企業のパートナーとして共に歩む姿勢が大切です」2024年8月、長崎市のコンベンション施設。
県内全域から集まった商工会職員ら約70人を前に、職員代表の発表者が、自身が手掛けた経営支援事例を熱っぽく話す姿があった。
この日開かれていたのは、商工会職員がそれぞれ磨いてきた支援ノウハウ・経験の共有化などを目的とする研修会。
県内に20ある商工会を統括する県商工会連合会(長崎市)が音頭を取る形で例年開かれ、本年度は選考を勝ち抜いた6事例を若手からベテランまで幅広い職員が発表した。
地域に根付く事業者の経営支援を手掛ける商工会。その仕事は、やりがいにあふれる一方、責任も伴う。
経営者にとっては、毎日が真剣勝負。「スキルが高い商工会職員に支援をお願いしたい」ときっぱり話す経営者が多いことも確かだ。
このような実情を背景に、 同連合会では職員のスキルアップの一環として、さまざまな取り組みを展開している。
事業者が求めるサポートは、創業や売上拡大、経営の立て直し、事業承継など多岐にわたる。
職員が現場で遭遇する課題への対応は、教科書通りにいかないケースが多く、地域や業界特有の事情や慣習もある。
今回開かれた研修会のように、実践的な事例を経験者から学ぶことには大きな意味があり「新しい発見がある貴重な学びの場になっている」(同連合会幹部)という。
研修会を担当する同連合会主任の貞方美和(29)は「同僚の発表に刺激を受け、学びだけでなくモチベーションアップにもつながっている」と、
組織内で健全な競争が生まれるきっかけにもなっている点を強調する。
※2024年10月09日(水)の長崎新聞にて掲載されております。