お教室だより(Blog)
プラスチックのカップなどを使ったリズム遊び
「カップス(CUPS)」
今小学生を中心に流行っています
コロナ禍なので
小学校の音楽の授業でも
リコーダーを使ったり歌ったりすることが制限される中
このリズム遊びを取り入れているみたいです
いろいろなバージョンがあるのですが
小学校では
始めのリズムのみを楽しんでいるようです
タンタンタタタン
覚えやすいですよね。
この「カップス」
親子で楽しんでみてはいかがでしょうか
好きな音楽に合わせてみるのもいいですね。
「アルプス一万尺」がおすすめです。
シニア世代の脳トレにもなります。
幅広い年代で楽しめるのでお勧めです。
ピアノの曲には題名が付いている曲が多いです。
小さい子の楽譜には歌詞が書いてあるものも。
ルーチェピアノ教室では
ただ楽譜に書いてある音を読んで弾くだけでなく
作曲者は何を伝えたかったのか
この子は何を伝えたいのか
ということを意識したレッスンをしています。
そのために
題名や挿絵を見てイメージを膨らませます。
イメージの膨らませ方はいろいろ。
楽譜に描かれた挿絵を見ながら、たとえば
「この鳥さんは誰にお手紙を運んでいるのかな?」と感じたことを会話したり、
作曲者が曲を作るときにヒントにした物語の一部を読んだり、
ある時は写真を見たり・・・。
この曲はどんなふうに弾こうかな ?
とイメージしていきます。
どんどん自分のイメージを伝えられたり、
「・・・・・」と固まってしまったり・・・
生徒さん一人一人違いますが
このちょっとしたことの積み重ねが大切だと思っています。
生徒さんの表情を見ていて
「あっ、世界が少し広がったな」と感じられる瞬間が好きです。
ただ音を弾くだけではなく、イメージを持って弾く❗️
ピアノを楽しみながら想像力も育んでいます。
久々にサントリーホールでコバケンとその仲間達オーケストラの演奏会を聴いてきました。
元テレビ朝日アナウンサーの朝岡聡さんが総合司会を務め、コバケンさんや楽団員へのインタビュー、曲の紹介をされました。
コバケンこと小林研一郎さんは、世界的な指揮者、『炎のマエストロ』と言われています。
82歳とは思えない長時間に渡るエネルギッシュな指揮、ウクライナの人々を憂い『音楽は祈りです』と話された言葉が忘れられません。
前半はコダーイの『ガランタ舞曲』、サン=サーンスの『序奏とロンド・カプリツィオーソ』、
サラサーテの『ツィゴイネルワイゼン』とジプシー音楽的な曲が続きました。
そして後半はサン=サーンスの『交響曲第3番「オルガン付き」』。私が好きな曲の一つです。
地の底から沸いてくるようなコントラバスの音。ホール全体を包み込む荘厳なパイプオルガンの音。響きわたるシンバルとティンパニーの音。そしてフルオーケストラの迫力。圧倒的な音の世界に浸る至福の時間を過ごすことが出来ました。
オーケストラの演奏会もいいですね。
音楽って素晴らしい❗️
エビングハウスの忘却曲線
ってご存知ですか?
私は昔
子どもの塾の説明会で初めて知りました
ドイツの心理学者である
ヘルマン・エビングハウスの実験による
忘却曲線は
1度覚えたことを
再度覚えるまでにかかる時間を
どの程度減らすことができるか
ということを%で表したグラフです
それによると
1時間後には 44%
1日後には 34%
6日後には 25%
1か月後には 21%
となっています。
このグラフから
1度覚えたことを復習をせずにいる期間が長いほど
次に覚え直すときに時間がかかる
ということが分かります。
1日どころか1時間後ですでに50%を切っているなんて・・・
人間は忘れる生き物
っていわれるのにも納得ですね
じゃあ
新しいことはなかなか身につかない?
いえいえ
しっかりと確実に身につける方法があります
忘れてしまう前に
何度も復習すれば記憶が定着することも
実験で証明されているんです
新しいことを覚える場合
1日後より6日後の方が
覚え直すのに時間がかかるということが証明されていますし
繰り返すことで
記憶が早く着実に定着することも証明されています
ピアノの練習も
この法則を考えると
レッスン前にまとめて練習するよりも
毎日こつこつ練習する方がいいことが分かります
同じ時間を練習するなら効率よく上達した方がいいですよね。