お教室だより(Blog)

2025-05-26 15:01:00
#小学校に入るまでに
#脳を育てる

最近の子どもたちの周りには
便利なものがたくさんあります♪
 
ㅤ 
ボタン一つでおもちゃが動き出したり
タブレットをスイ〜っと指でなぞるだけで
楽しい動画が始まったり!!
 


その一方で
「自分の手で何かを作ってみる」
「指先を工夫して遊ぶ」といった経験は
以前に比べて
少なくなっているかもしれません💦
 
 
子どもの脳の成長と手先を上手に使うことには
とっても深いつながりがあるということを
これまで何度も書いてきました。

特に、小学校に上がる前までの時期は
「手を使うことで脳が育つ」
と言われるほど大切な時間💕
 
脳の成長と手先の発達には
深い関係があります
 
細かな動きを繰り返すことで
前頭前野や運動野、感覚野などが活性化し
思考力・集中力・情緒の安定に
大きな影響を与えます。
 
 
では、
手先をあまり使わない生活が続くと
どんなことが考えられるでしょう?


ㅤ 
もしかしたら!?
 
気持ちの切り替えが少し苦手になったり
一つのことに集中し続けるのが難しくなったり
落ち着いて人の話を聞くのが大変😱
 
…なんてこともあるかもしれません😅
 
指先で細かい動きを繰り返すことで
脳の様々な部分が活発になり
考える力や集中する力
そして心の安定にも
良い影響があります👌
 
なので、
小さいうちからピアノを始めることは
実はとっても素敵な選択なんです✨
 
ピアノを弾くときって
子どもたちは両手をそれぞれ違うように動かし
楽譜を目で追い
音を耳で聴き
鍵盤の感触を指で確かめます😍
 
まさに五感をフル活用するんですね✌️
 
最近の脳科学の研究では
ピアノを習っているお子さんは
右脳と左脳をつなぐ
大切な神経の束(脳梁と呼ばれます)が
より発達することも分かってきているんです
 
これは、たくさんの情報を
一度に処理する力や
自分の気持ちを上手にコントロールする力を
育むことにもつながると言われています👍
便利な時代だからこそ
自分の体を使って「脳を育てる」経験は
子どもたちにとって
ますます大切になっています。
 
ㅤㅤ
小さな手で鍵盤に触れ
音を聴き、心で音楽を感じる💓
 
ㅤㅤ
そんな一つ一つの積み重ねが
きっと子どもたちの未来を
豊かにする力になるはずです✨
2025-05-15 23:09:00
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『ピアノを弾いてプロポーズしました」

そんな驚きのエピソードを語ったのは、タレントの出川哲朗さん。

あるテレビ番組の中で、

ローマの街角でピアノを演奏し、想いを伝えたという実話を明かしました。

出川さんといえば、お茶の間を笑いで包む存在ですが──

この話に、思わず心をつかまれた方も多いのではないでしょうか。

なぜならそれは、

「音楽が人の心に触れる瞬間」

「習いごとが、人生の大切な場面に結びつく瞬間」

だったからです。

子どもの頃に習ったことが、大人になって意味を持つとき

幼少期に身につけたことが、人生のどこかでふと意味を持つ。

そんな瞬間に、私たちはよく出会います。

それが、

・ちょっとした礼儀作法だったり

・挨拶の仕方だったり

・そしてときには、ピアノだったりするのです。

「ピアノを弾いて伝える気持ち」

これは言葉以上に、心が届く方法なのかもしれません。

出川さんのように、

音で想いを届ける──それは、どんな人にも起こりうる“物語”です。

ピアノは、暮らしにそっと寄り添うもの

ピアノというと、「演奏が上手な人のもの」と思われがちですが、

実際には、もっと静かで、もっと自然に人の心に寄り添ってくれるものです。

たとえば…

 疲れたときにふと鳴らす音が、自分の心を癒してくれる

 子どもや孫に「聴かせて」と言われて弾いたメロディが、世代をつなぐ架け橋になる

 音が暮らしにあるだけで、気持ちが落ち着く

誰かに聴かせるためだけじゃなく、

自分と対話するために音楽がある──そんな価値観も、

これからの時代には大切かもしれません。

習い事は「過去」ではなく、「これから」の話

出川さんのエピソードを聞いて、

「ピアノって、そういう場面でも使えるんだ」と

思った方もいるかもしれません。

そう、大人こそ、今こそ、

音楽ともう一度出会うタイミングがあるのです。

ピアノは、

子どもだけの習い事ではなく、

これからの人生を少しだけ豊かにする“道具”のような存在。

楽譜が読めなくても、指が思うように動かなくても、

「鳴らすこと」「味わうこと」そのものに意味があります。

出川さんの話を通して、

音楽の持つ“静かだけれど確かな力”を、改めて思い出しました。

ピアノは、誰かの人生を変えるほどの力を持っている。

それは、子どもにも、大人にも、きっと平等に。

あなたのそばにも、

“ピアノのある暮らし”がやさしく寄り添ってくれるかもしれません。

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2025-04-07 22:28:00
「今」をしっかり見守って
 
新学期が始まりましたね。
 
 
ご入園・ご入学をお迎えになるのが
第1子さんの場合、お母様方はもとより
もしかするとお父さん・お婆ちゃん
・・・と
ファミリー全体のビッグイベントとして
位置付けられることにもなりがちでしょう!
 
 
 
式典が終わった直後から始まる
新学期としての日々の生活
 
 
そこで実際過ごしていくのは
当然ながら「お子さん」ご本人
 
 
でも親御さんとしては
つい
 
「勉強は大丈夫?」
「友だちはできた?」
「給食(お弁当)はちゃんと食べた?」
 
 
気になる〜ことばかり😅
 
 
なので
根掘り葉掘り聞きた〜い💦
ですよね🤗
 
 
しかし!
 
 
子ども達はいつも「今」を生きています❣️
 
 
おうちに帰って来た段階で
もう気持ちは「ここ」にしかない‼️
 
 
さらにお母さんの心の奥の思い
(自分への不安や心配)って
お子さん方には丸見えです😱
 
 
なのでまずは、
お子さんからの話をじっくり聴く
(=質問攻めにしないで!)
気持ちを受け止める
頑張ったことを認める
 
これだけでも、
子ども達は安心して
新しい環境に適応しやすくなります。
 
 
お母さんの「不安」「心配」は
一旦「ないこと」にして💖
話を聴くに徹するが大切ですね
2025-03-17 21:22:00
魔法の言葉

家での練習について考えてみました。

 

生徒さんが何歳かにもよりますが

習いはじめの場合

たいがいは

ご家族の協力が必要なことが多いです。

「ピアノの時間だよー」

「今日まだピアノの音聴いていないなー」

などなど。

スイッチを入れてもらうことが

必要な場合が多いです。

私の教室では

自分からピアノに向かうお子さまもいれば

そうでないお子さまも。

後者の場合

ご家族の方々に

声かけにご協力いただいています。

その際

決して

「ピアノやりなさいよー」

と押し付けがましく言わないように

声かけの仕方に気をつけてくださいと

お伝えしています。

 

「〜しなさい!」

は言われて

決していい気のする言葉ではないからです…

ピアノの練習を習慣化づけるための環境を

整えていただくことはとても大切です。

 

そして練習の後は

「今日は〇〇が良かったよ」

「〇〇が弾けるようになったね」

「◯ちゃんのピアノを聴くとママ嬉しくなるの。

明日も聴きたいな」etc.

些細なことでいいので何か褒めてあげてください。

それが上達につながる魔法の言葉になります。

 

2025-02-01 11:47:00
負けず嫌い
小2のAちゃんは
私の教室に通い始めて
そろそろ3ヶ月が経とうというところ。
いつも明るく、活発女子。
「これとこれを宿題ね」
と、私が言うと
必ず
「えーーーっ!!」
最初にこれを聞いたときは
てっきり
「宿題が多すぎた?💦」と
私のほうがドギマギしていたのですが
Aちゃん的には真逆!!
「こっちも宿題にしてほしい〜!」
のだそう・・・!!
今週のレッスンでは
新しい手首の使い方を習得するのに
何度も何度も繰り返す・・・
ので、
動画を撮ってママに送信。
「こうしておけば、いつでも
 見ながら練習できるよ」
「え〜〜〜〜っ!やっだぁ」
と言いながら、
顔が笑ってるぞ(笑)
レッスンの最後は
前回の、
「この本の中で一番むずかしい曲がいい」。
そんなリクエストに答えて
テキストの最後の方にある
ほんとに難しい曲を宿題に出しました。
しかも、2ページある曲を
区切ることなく全部宿題に!!
子どもの言うことを
マジでとる大人・・・。
さて、
どうしたかなと思って聴いていると
前半はとても良い感じ!
だけど、難しいのは後半。
んーーー!!惜しい!
やっぱりまだ難しいよね〜と思って
「ここはね〜・・・」と、
練習の仕方を説明しようとしても
聞いてない
弾き続けてる。
あれ?れ?
ちょっと様子がおかしいと思って
あらためて顔を見ると
な、泣いてる!!!
「どうしたの??」と聞いても
泣きながらずっと弾いてるAちゃん。
なんとか手を止めてもらったものの
涙は止まらず。
私、怒ってないよ〜〜なんて
言えるようなシーンでもなし💦
なんで泣いてる???
「もしかして・・・
 できなくて悔しいの?」
って
聞いてみたら
頷いてる!!!
いやぁ、
出来ないことが悔しくて
泣いてる子見るのなんて
何年ぶりだろう〜
思わず「えらい!!」って
叫びました。
良い根性だわ♡
こういうの大好き♡
って・・・これも
ご本人に伝えときました(笑)
令和時代こそ、
こんな子増やしたいなぁ♡
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