お教室だより(Blog)
みなさんはクラシック音楽を聴くことってありますか?
音楽が好きだけどクラシックはあまり聴かないなという人もいると思います。
逆に音楽は普段そんなに聴かないけど、リラックスしたい時にクラシックを部屋で流すという方もいるでしょう!
クラシック音楽はリラックス効果だけでなく、IQも上げてくれるって知っていますか?
カルフォルニア大学の研究では、大学生36人を対象にIQテストを行い、
10分間モーツァルトを聞かせたのち、再度テストを受けさせたところ、
前回よりも平均して8〜9ポイントのIQ上昇が見られるという結果が出ています!
モーツァルトを聴くだけでIQが上がるなんて魔法みたいですよね✨
ですが、この効果は15分後には消えてしまうようです。
それなら聴く意味あまり無いのでは、と思っていませんか?
実は音感をつける訓練をすることによって、
永続的に子どものIQを10ポイント以上上げられる
という研究結果も分かっています!
音感を鍛えることでIQが高くなるということは、
幼少期の内にピアノなどの音楽をするか
しないかで未来が大きく変わりそうですね✨
世界で1番歌われている曲は何だと思いますか
小さい子から大人の方まで
全員が歌ったことがあると思います
あなたはパッと思いつきますか
答えは
『ハッピー バースデー トゥー ユー』
( Happy Birthday to You )
「世界で1番歌われている曲」に認定されていて
音楽著作権で最も稼いだ曲の第1位にも選ばれています
1年中、世界中で歌われているこの曲
実は
歌われ始めた時期も
誰が歌い始めたのかも分かっていない
替え歌なんです
元々は
アメリカのヒル姉妹によって作詞作曲された「Good Morning to All」という曲。
幼稚園の「おはようの歌」として歌われていたそうです
"Good Morning to All"
元となった曲 Good Morning to All の歌詞
Good morning to you,
Good morning to you,
Good morning, dear children,
Good morning to all.
ウィキペディア(Wikipedia)より
替え歌だったなんて
知ったときは驚きました
経緯はともかく
本当に素敵な曲ですね
子どもたちの想像力は
限りないです。
「うみのおはなし」
という曲
イラストを見たり
出来たね!シールを貼ったり
メロディーを弾いているうちに
どんどん
イメージが広がっていくのでしょう。
『3歳の子供が
カーテンを開けて
「あのお月様のお友達の星に会いたい」
って言ったから
パパとママは
命をかけて
その星を取りに行っている』
のだそうです。
いつの間にかに
固定観念に縛られてしまった
私たち大人、、、
いつも子供達の自由な発想、
夢のある
思いもかけない言葉に
ドキッとさせられます。
そして
その自由な気持ちを
音楽に生かしてもらえる様に
レッスンしていきたいと
いつも思っています。
世界最古の完全な形で残っている楽譜は
セイキロスの墓碑銘(ぼひめい)
2000年前のギリシアの詩人
セイキロスの妻の墓に刻まれている楽譜です。
墓石には歌詞が刻まれていて
歌詞の行間には
古代ギリシアの音符による旋律があります。
歌詞は
Ὅσον ζῇς φαίνου / Hóson zễis, phaínou
μηδὲν ὅλως σὺ λυποῦ· / mêdèn hólôs sù lupoû ;
πρὸς ὀλίγον ἐστὶ τὸ ζῆν / pròs olígon estì tò zễn
τὸ τέλος ὁ χρόνος ἀπαιτεῖ. / tò télos ho khrónos apaiteî.
生きている間は輝いていてください
思い悩んだりは決してしないでください・
人生はほんの束の間ですから
そして時間は奪っていく物ですから。
セイキロス自身が
妻のエウテルペに
この楽曲を捧げたものだと考えられています。
歌詞の内容からすると
妻が亡くなる前に贈った歌でしょうか。
現代でも
思わず「そうそう」と言いたくなるような
共感できる歌詞ですね
私は
生きている間は輝いてください
という歌詞が一番心に響きました。
妻に向けた
いろんな思いが込められているんだろうなぁ。
メロディーもとっても素敵なんですよ
機会があったらYouTubeで聞いてみて下さいね。
約2000年前。
日本でいえば
聖徳太子や卑弥呼の時代よりも昔の弥生時代。
そんな遥か昔に作られた
愛情いっぱいの
歌詞とメロディーが
今も残っていて歌い継がれているなんて
素敵なことだと思いませんか
バレンタインの今日は
遥か昔から伝わる
妻を思う愛の音楽をご紹介しました
ピアノの練習で大事なことの一つに
「反復練習」
があります。
ピアノを習い始めたばかりの生徒さんでも
1回弾いて終わりではなく
4歳さんなら4回
5歳のお姉ちゃんになったら5回
のように、年齢とリンクさせて
繰り返し弾くことを少しずつ
覚えていってもらいます。
が、
この「繰り返し何度も弾いて自分のものにする」
という練習が、みんな好きではありません(涙)
でも、この練習無くして
ピアノの上達は望めません。
(厳しいかな。。。)
難しいところは、
私も出来るまで弾きます。
10回で出来るようにはなりません。
繰り返し繰り返し
100回でも1000回でも弾いていきます。
子どもたちに
「10回弾こう」と言っても
顔を歪める、もしくは能面のように表情を消す(泣)
のは目に見えているので
私はあるアイテムを使います。
それがこれ!!
このグッズを出すと、
ニヤッとする子
いや〜〜〜と叫ぶ子(笑)
よしっ!!と気合が入る子
反応は様々ですが
とにかく心は動くようです。
(能面脱出)
このグッズはお察しの通り
練習した回数をカウントするもの。
もしくは、成功の数をカウントしていきます。
ただ数えて弾いていくより
今の練習が成功かそうでないのかが
目の前に見えると
「失敗したくない」
そんな心理からか
脳みそフル回転
目と指を最大限集中させている様子が
すごく伝わってきます。
すると、もちろん、
さっきまでつまづいていた所が
出来るようになっていきます。
同じ10回の練習なら
楽しくて成果が出る方がいいですものね。
実はこの方法よりも
さらに集中度が増す
練習方法があります!
それはまた今度お伝えしますね♪