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2023/11/16 17:17

up-date  大人の紙芝居 「昔むかしのお話し」 浦島太郎登場 御伽草子のものがたり より

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浦島太郎のお話しは、

鎌倉時代末期から江戸時代にかけての

「御伽草子」に収録されているそうです。

また「御伽草子」だけでなく

「丹後国風土記逸分」「日本書紀」「万葉集」などでも

「浦島子」の伝説として伝えられているとのこと

 

 

 

お話しのはじまりは、

漁師の浦島太郎が、ある日亀を釣り上げたことからはじまります。

 

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可哀想で逃してやりました。

 

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数日後、ひとりの女子(おなご)が船で浜に現れました。

 

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女子の故郷(竜宮城)を探しに、一緒に行くことになりました。

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竜宮城へ着きました。

ここからは、大人の昔むかしのお話し(鎌倉小町庵)

オリジナルバージョンになります。

 

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竜宮城では、みんなが歓迎してくれました。

飲めや・・・歌えや・・・!!

 

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との話し、

 

 

浦島太郎の歌では、

むかしむかし浦島は ♪♫♩
助けた亀に連れられて 🎶
龍宮城へ来て見れば 🎶
絵にもかけない美しさ 
♪♫♩

 

このくだりは、明治時代に活躍した

童話作家 巌谷 小波(いわや さざなみ)が発表した

「日本昔噺」がもとになっているお話しです。

(ホンシェルジュの「うらしまたろう」より)

 

 

 

 

女子(おなご)は乙姫でした。

二人は夫婦となり、竜宮城で暮らしていましたが、

3年たったある日のこと、浦島太郎は両親のことが心配になりました。

 

 

 

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浦島太郎は乙姫に陸へ帰る事を言いました。

承知した乙姫は、3年前に助けてもらった亀の化身であったことを告げました。

 

 

 

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そして「かたみの筥(はこ)」を手渡し、「決して開けてはなりません」と伝えられ、

浦島太郎は約束をしました。

旅支度を終えて、みんなに別れを告げました。

 

 

 

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村へ帰った浦島太郎は、びっくりしました。

村はありません、両親と暮らした家もありません。

歩いていた老人に話を聞くと

「噂では、約300年前(鎌倉時代)にはここに村があったようだ」

 

 

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竜宮城の3年間は、陸では300年も過ぎ去っていたのです。

今は安土桃山時代です。

浦島太郎は後悔するばかりでした。

手には、乙姫に貰った『かたみの筥』を大事に持っていました。

 

 

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浦島太郎は、人生のどん底だと思いつつ、

乙姫から「決して開けてはなりません」と言われ、

約束をした『かたみの筥』を開けてしまいました。

 

 

 

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ぎゃ〜!

目の前が真っ暗になり、

人生のどん底を超え、

座折感で、その場に立ち尽くすばかりでした。

 

 

御伽草子の物語では、

竜宮城の3年間が地上では700年の歳月であったり、

かたみの筥を開けた途端に、紫の雲が立ちのぼり

浦島太郎は老人から鶴になってしまい、

蓬菜山と言う仙人が住むと言うところへ飛んで行きます。

 

時を同じくして、竜宮城の乙姫も亀へと姿を変え、逢菜山へ向かい

鶴と亀が再会するといったラブストーリーとなります。

 

鎌倉小町庵のストーリーは、どうなるでしょう。

 

 

 

この続きは、

「 大人の紙芝居 」で扉を開けて、

『昔むかしのお話し』

第一話「亀の化身との出会い」

AI音声の紙芝居でご覧ください。