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今月はこちらの手ぬぐいで皆さまのご来店をお待ちしております。
浅草神社三社祭三之宮神輿 浅草ふじ屋さん
毎年五月中旬に行われていますが今年は10月に延期になりました。
三之宮は檜前竹成(ひのくまのたけなり)の御神霊を移しているとのこと。
檜前竹成は浅草寺のご本尊の観音像を川から引き上げた弟漁師。
これを祀ったことが浅草のまちの起こりとなったといわれています。
江戸以前、三社祭は浅草寺の祭であったわけですが、浅草寺のご本尊は浅草観音で親しまれている「聖観世音菩薩」
浅草寺のHPに
「浅草寺のご本尊は、聖観世音菩薩である。世間の生きとし生けるものの音声を観じ、その苦しみを除かれ、また願いを聴いて安楽を与えてくださる仏さまである。」
とあります。
この状況を少し聴き入れて頂ければとの思いから選びました。
五月は、二十四節気の
「立夏」(りっか):5月5日(火)
この日から立秋の前日までが暦の上では夏。新緑に彩られ、さわやかな晴天が続く頃。
「小満」(しょうまん):5月20日(水)
陽気がよくなり草木が成長して茂るという意味。農家では田植えの準備を始める頃。動物や植物にも活気があふれる。また、秋にまいた麦の穂が付くころで安心する(少し満足する)という意味も。
今月はこちらの手ぬぐいで皆さまのご来店をお待ちしております。
富士山と満開の桜(東京 猿楽町 かまわぬさん)
これぞ日本の春。最も日本らしい風景ですね。
残念ながら今年はコロナウィルスに立ち向かい収束させることが最優先であり、愛でることは出来ませんのでせめてこの手拭いで春を感じて頂けたらという思いです。
いつ収束するのか先が見えず不安な日々が続きますが、そんな中でも楽しみや喜びを見出すことができると良いですね。
人の真価は平時ではなく、「いざ」というときに問われるといわれます。
各自が、そして周りと協力し、この状況を乗り切りたいものです。
四月は、二十四節気の
「清明」(せいめい):4月4日(土)
清明は「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味。
花が咲き、鳥は歌い、空は青く澄み、爽やかな風が吹き、すべてのものが春の息吹を謳歌する頃。
「穀雨」(こくう):4月19日(日)
この時期に降る雨は、百穀を潤し芽を出させる春雨として 「百穀春雨」といわれている。
穀雨は、種まきなどを始めるのに適した時期なので、農作業の目安にされている。
1、毎週木曜日に店舗にて行っておりますセミナーを当面の間休講といたします。再開につきましては、状況を判断した上でお知らせ致します。
2、ご来店の際は、付き添いの方含め2名を原則とさせて頂きます。
3、ご来店された方用の消毒液を準備しております。また、お帰りになられた後に換気や消毒などの対策を行っております。
今月はこちらの手拭いで皆さまのご来店をお待ちしております。
熊野染
江戸天明「手拭合」名品集より
・黒地に目だけを染め抜いて、鯨の接写とした発想が奇抜で斬新。捕鯨に名高い熊野灘を洒落て熊野染と称す。
「目くじらを立てちゃいけません。」なんて、江戸の洒落言葉がきいています。
浅草 ふじ屋さんより。
余談ですが、数名に結婚のお祝いとしてこの手拭いを額装しプレゼントしております。
三月は、二十四節気の
「啓蟄」(けいちつ)
3月5日頃
大地が温まって、冬ごもりから目覚めた虫が、穴をひらいて顔を出す頃。
「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫(蛙や蛇)という意味。
ひと雨ごとに暖かくなり、日差しも春めいて、生き物が再び活動し始める。
「春分」(しゅんぶん)
3月20日頃
昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に陽が延びていく。
春分の日は彼岸の中で前後3日間を春彼岸といい、先祖のお墓参りをする習慣があります。
今月はこちらの手ぬぐいで皆さまのご来店をお待ちしております。
奈良興福寺の国宝阿修羅像。
梵語(ぼんご)(古代インド語)のアスラ(Asura)の音写で「生命(asu)を与える(ra)者」とされ、また「非(a)天(sura)にも解釈され、まったく性格の異なる神になります。ペルシャなどでは大地にめぐみを与える太陽神として信仰されてきましたが、インドでは熱さを招き大地を干上がらせる太陽神として、常にインドラ(帝釈天)と戦う悪の戦闘神となります。仏教に取り入れられてからは、釈迦を守護する神と説かれるようになります。
像は三面六臂(さんめんろっぴ)、上半身裸で条帛と天衣(てんね)をかけ、胸飾りと臂釧(ひせん)や腕釧(わんせん)をつけ、裳(も)をまとい、板金剛(いたこんごう)をはいています。
奈良時代制作
※興福寺HPより
日本美術の中でも特別な人気を誇る国宝・阿修羅像(興福寺蔵)は、“三面六臂(さんめんろっぴ)”の美少年のごときお姿。“三面 ”とは顔が3つあるということ。そして「臂」とは、ひじのこと。つまり“六臂”とは、腕が6本あるということだ。
ほっそりした体躯から伸びる6本の腕にも、私たちを魅了する阿修羅の少年美が宿っている。今は6本とも何も持っていないが、合掌している真ん中の2本以外は、かつて持仏(じぶつ)が握られていたといわれている。
天高く掲げられている2本の腕は、左手に日輪(にちりん。太陽)、右手に月輪(がちりん。月)を掲げていたという。中空を浮遊しているような2本の腕は、左手に弓、右手に矢を持っていたといわれている。
細くしなやかな指の先に、かつて存在したものを想像しながら鑑賞すれば、人生に悩む美少年阿修羅とはまた異なる、神々しい姿が思い浮かぶだろう。
また、特徴的な3つの顔は、似ているようで、じつは全然違う。それぞれ目鼻立ちのバランスから、幼い少年の顔、思春期の顔、青年の顔を表しているといわれている。
右の幼い少年の顔には反抗心が見てとれ、左の顔には思春期特有の思い詰めたような表情がある。そして真正面の顔は、迷いを断ち、まっすぐに視線を向けた、決意みなぎる青年期の顔である。
そして阿修羅の身長は153.4㎝。バランスはおよそ8頭身と、完璧なプロポーション。では気になる体重はというと、15㎏ほどしかないという。
なぜこんなに軽いのか。これは、脱活乾漆造(だつかつかんしつぞう)という制作方法のおかげだ。これは、泥土で作った原型の上に漆をつけた麻布を何重にも重ねていき、最後に中の泥土を抜き取り、全体を支えるための心木(しんぎ)を入れて完成させるもの。だから阿修羅は中が空洞なのだ。
※日本の国宝100より
二月は、二十四節気の
「立春」(りっしゅん):2月4日頃
二十四節気の最初の節気で、さまざまな決まりごとや節目の基準になっている。旧暦では立春近くに正月がめぐり来ることから立春は春の始まりであり、1年の始まりでもあった。
冬が極まり春の気配が立ち始める日。この日から立夏の前日までが春となる。
立春は八十八夜・二百十日・二百二十日など、雑節の起算日(第1日目)となっている。立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風を春一番と呼ぶ。一般的な節分とは、立春の前日のことである。
「雨水」(うすい):2月20日頃
雪から雨へと変わり、降り積もった雪も溶けだす頃という意味。実際にはまだ雪深いところも多く、これから雪が降り出す地域もあるが、ちろちろと流れ出す雪溶け水に、春の足音を感じる。
今月の店舗セミナーは、風邪・インフルエンザの予防、早期対策。
早めの対策が必要です。
漢方的な考え方や対処法などと共に
この時期の過ごし方についてお話し致します。
セミナーへのご参加もお待ちしております。