お知らせ

2026-09-13 10:08:00

2026年11月末、今年もイタリアへ研修に行ってきます。
今回訪れるのは、シチリア島西部のエリチェ、トラーパニ、マルサラ周辺です。
研修期間中の店舗営業については、日程が近づきましたら改めてお知らせいたします。

 

初めてイタリアに行った時と比べると、今回の費用はその倍になってました…!

今回訪れるのは、シチリアでも西の一角。

せっかく行くなら、
「美味しかった」「面白かった」だけで帰ってくるのは、ちょっともったいない。

そんなことを考えて、
最近、時間を見つけてはシチリアの料理や歴史を調べています。

調べていて、改めて面白いと思ったことがあります。

イタリア郷土料理って言いますけど、
イタリア人がみんな「土地のものを大切にしよう」と考えて地元の食材を食べていたわけではないんです。

例えば今回行くシチリアには、
ギリシャ、アラブ、ノルマンなど、時代ごとにさまざまな人や文化が入ってきました。

食材も、農業も、調理法も入ってくる。
でも、それをそのまま受け入れたわけではない。

その土地で採れるもの。
その土地の気候。
そこで暮らす人たちの生活。

そういうものと混ざりながら、少しずつ「自分たちの料理」にしてきた。

調べていると、今わたしたちが「シチリア料理」と呼んでいるものも、そうやってできてきたのではないかと思えてきます。

…と書いておきながら、

最近は、
「そもそも“シチリア料理”とひとまとめにしていいんだろうか?」とも思い始めています。

今回訪れる予定の西シチリアだけでも、エリチェ、トラーパニ、マルサラ。

それほど離れていない町なのに、歴史も、産業も、違う。

それなら、料理にも違いがあるんじゃないか。

今はまだ、資料を読んでいる段階で、
「なるほど、そういうことか」と思うこともあれば、

「ということは、さっきのと合わせるとどうなるの?」と疑問が増えることもあります。

でも、それでいいのかなと思っています。

分からないから調べる。
調べたら、仮説を持って現地へ行く。

実際に見て、食べて、人に聞いて、
「思っていたのと違った」となって、また考え直す。

今回のイタリア研修では、そんな感じでいってみようと思っています。

ということで、11月末に出発するまでの間、
今調べているシチリアのことを少しずつ書いてみます。

「なぜ、この町ではこの料理なんだろう?」

料理人としてそんなことを考えながら、一緒にシチリアを覗いてもらえたらと思います。

そして11月初めの「ツキイチ高田」は、シチリア研修・予習会にする予定です。

現地へ行く前の僕らが、調べたことをもとにシチリア料理を作ってみる。

そして帰国したら、現地で実際に見てきたものと答え合わせをする。

もしかすると、
「行く前に作ったものと全然違うじゃん」となるかもしれません。

それも含めて、今回の研修を楽しんでもらえたらと思っています。
11月末まで、しばらくの間、シチリアの話にもお付き合いいただけたら嬉しいです。

 

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