徒然なる日々
新聞掲載されました!ウラ話的なホンネ(〃▽〃)ポッ
最近のうれしかったことは、もちどら「弦月」をしみじみと褒められました!
人知れず改良を重ねてきた甲斐がありました!ヤッター!!
具体的にどこを改良したかというと、中餡として作っている求肥餅の食感です。
「ドロッ」とでもなく「ブチっ」でもなく歯切れのよい滑らかさを目指してます!
どうもこんにちは。
三回目のワクチン接種がいよいよ始まりましたね。こんなに長い間マスク生活が続くとは思いもしませんでした。それでも毎日の中でちいさな楽しみを作って生きてく生活が少し上手になったような気がします。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私の方はといいますと、先月1月15日付の宮崎日日新聞に掲載されました!
「旅のひとこと 受け入れ編」というコーナーでコロナ影響下での県内外のお客様の動向を記者の方にインタビューを受けました。
こちらの都合で時間指定をしたにもかかわらずちょうどその時間帯にお客様が立て込んでしまって記者さんに出直してもらったりしたのですが、快く対応してくださって本当にありがたかったです。
記事が掲載されてからの反響にも驚きました。
Facebookで高校の大先輩が記事を紹介してくださったんです。
そこでのリプライで軽くバズり、つられるようにお店のサイトやFacebookページへのアクセスが増えてなんかドキドキしてしまいました。
自分のことが取り上げられている記事について本人が出て行ってお礼コメントを述べるわけにもいかず…(完全に波に乗り遅れてしまったんです💦)この場を借りてお礼を伝えたいです。ありがとうございました!
実際の店頭でも、いろいろなお客様に声掛けしていただくことも多かったです。宮日新聞、みんな読んでるんだなぁと改めてその影響力の大きさを痛感した次第です。
しっかりとそういった期待に副えるように仕事していかなきゃなぁと気を引き締めました!
2月の店休日は2日、9日、16日、23日(いづれも水曜日)です。
ご了承のほどよろしくお願いします。
寒中お見舞い申し上げます。
2021年末は正月用のおもちが大変好評いただきまして、なかなか更新できずにおりました。
一人でなんでもかんでも…というのもなかなかうまくいかないものですね(;'∀')
それでも、子供たちを連れて2年ぶりに妻の実家に帰省することができました。
道中はフェリーだったのですが、はしゃぐ子供たちを制止するのに一苦労。
新型コロナウイルスの感染防止対策に子供の分まで気を配るのは一人ではかなりストレスが溜まりました。
改めて妻とのタッグがいいなと痛感した次第です。
妻、偉大ですwww
2022年の元旦は妻の実家で迎えたわけですが、初日の出の風景が非常に神秘的だったのでUPしますね(*'▽')
日の出直前の、剣状に立ち上る陽光が海水面に映る姿は新年から心が顕れるようでした。
そして、宮崎に帰ってからのPCR検査待ちの期間が歯がゆいこと×2。
でも、もし感染していたらと考えると我慢しなければならない期間なのかなと割り切っています。
よしだ家の2022年の目標はは商品を安定して店頭に並べることです。
毎年言っているような気もしますが、今年こそは工夫を凝らして実現します!たぶん…www
とにもかくにも、本年もお菓子のよしだ家をよろしくお願いします。
1月の店休日は
12日、19日、26日です。ご了承ください。
クリスマスケーキとお正月のお餅について
宮崎は12月に入ると急に寒くなりましたね。
世界的にはコロナのオミクロン株が流行し始めました。年末年始の帰省等に影響が出なければと祈るばかりです。
当店では12月後半は無休で年末まで走り抜けます。
店休日も1日、8日、15日の水曜日のみになります。
というのも、クリスマスケーキと正月のお餅で問い合わせいただくことが多いので、対応できるように開店します。
クリスマスケーキはオーソドックスな昔ながらのケーキです。
父いわく、「横文字はようわからん!」のだそうですwww
予約注文のみの受付になります。
15センチの生クリームケーキで3200円、18センチで3,700円です。
店舗のレジ近くに掲示してありますので気になった方はお店をのぞいてみてください。
そして、クリスマスが終わるとお店は正月餅の仕込みでてんやわんやです。
お飾り用の鏡餅を年末の31日に提供している個人店は佐土原ではうちぐらいしかないからかもしれません。
本当にありがたいことです。
お餅は1キロ1,188円単位でご入用の重量にて計算します。
鏡餅は下段の直径や重量、お米の量等を言っていただければ調整して成型します。
ただ、直径でのご指定の場合、当店では杵搗きを一つ一つ手でもみ上げますので直径に対して高さが出ます。
お米の量がご自宅で搗かれる場合と比べて若干多くなる場合があるかもしれませんので、その点はご了承ください。
30日、31日の人気商品「あんこ餅」はつぶあんで、一個170円です。
買ってすぐにほおばるとまだしっとりと柔らかく、大福とは違った楽しみ方ができるのも魅力なのですが、年が明けて締まってきた餅生地をオーブンで焼いて中からとろけるようにあふれるつぶあんもまた風情があって楽しめます。
こちらも予約のみの販売になりますので電話、またはご来店でのご予約お待ちしております。
年末は何かとあわただしくなります。交通事故やちょっとした不注意でのケガなども多いと聞きます。
おだやかな気持ちで新年を迎えられるように毎日を着実に過ごしていきましょうね!
みやざきお菓子まつりのお話。~子供の未来を思い描きながらやってみたよ!~
秋の風情を楽しむ間もなく暦は立冬を過ぎ、明け方の寒さと日中の暑さに体調管理が大変です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。本来なら10月の末ごろにお知らせを発信しなければならなかったのですが、とある事情によりお菓子づくりに没頭しておりました( ´∀` )
というのも、11月6日、7日に開催されました、
「2021年 みやざきお菓子まつり 小学生夢のお菓子コンテスト」
にて、最終選考を勝ち抜いた児童6名の作品を実際に作成するという役割をうけまして…
私に回ってきた作品がなんと「あめ細工‼」
ディズニー映画の「美女と野獣」に登場する「魔法のバラ」をあめで再現するというオーダーでした。
これまでのコンテストでも、子供の夢を壊さないような作品にしなければという不安と緊張で制作に取り掛かっていましたが、今年は特にディズニーという比較対象があるので頭を悩ませながら作りました。
あめを輝かせながら、より本物のバラに近づけられるようにと、何度も失敗しました。
なぜ失敗するのかというと、あめ細工は温度との勝負だからです。
加工の段階で150度を超える温度になった糖を冷やしながらその状態変化(徐々に硬くなっていく)に合わせて空気を含ませながら成形していくので、平たく言えば…
熱くて触れないよ!でも触らないと!と思いながら引っ張って成形!してたら冷えて固まって「パキッ」…やり直し…
こんな工程の繰り返しでした。
無難に厚めの花びらにしとけばいいものを、こだわりというか…途中で職人魂に火が付いちゃったんでしょうね。より薄く、より細く…とか考えだしちゃったんですよ(;'∀')
でも、一生懸命書いてくれた小学生に喜んで欲しいな。納得して欲しいな。あわよくばお菓子作りに興味を持ってほしいな。と本気で思って取り組んでいたのでその都度自分を奮い立たせていました。
そんな葛藤を2週間ほど続けることで、一つ変化に気づけました。お菓子のデッサンが上手くなりました!(そんな気がしますw)
普段、和菓子でも、まんじゅうやどら焼きなど、「まん丸」な品物を作ることが多いので、今回の経験で「イメージを書き出して立体的に表現する」ことの大切さを学ぶことができました。本当にありがたいことです。
そんなこんなで、なんとか完成品を納品しお菓子まつりでお披露目できたのですが、どの職人さんもかなりの情熱を込めて作ったのでしょう。印象的な後日談がありました。
他の受賞者の作品の話です。展示している作品を持って帰りたいと言われたそうです。
聞けば闘病している母親に見せて元気づけてあげたいとのこと。
通常展示品は、二日間常温で展示するので色あせや結露、構造上の問題のために食べることを想定して作っていません。
そういった製品を持たせることはしないのが原則です。
それでも、事情を聞いた職人さんは快く貸し出したそうです。
私はその場にいなかったので、また聞きした話なのですが、「なんか…粋だねぇ」と目頭が熱くなりました。
私の作った作品にも嬉しいことが二つ起きました。
一つはデザインを応募してくれた児童がわざわざ店舗にお礼を言いに来てくれたこと。
もう一つは久しく連絡を取っていなかった高校時代の同級生から突然お褒めの言葉LINEがきたこと。
一生懸命に取り組めば、その姿勢は誰かにきっと伝わっているんだなと深く感じた出来事でした。
※お知らせ※
11月の店休日は10、17,24日(水曜日)です。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
「お目覚まし」の話~宮崎、九州地方でみられる法事の際の風習~
10月になり涼しくなってきました。
いかがお過ごしでしょうか。
お店の方はおかげさまで、9月は何かとご注文をいただきまして、まことにありがとうございました!
朝生菓子のおはぎも、個別包装してみたりと、ちょこちょこ工夫をして販売を試みまして、いろいろと学ぶことも多かったです。
(良し悪しについては明言は避けます…察してくださいwww)
※お知らせ※
10月の定休日は6,13,20、27日(水曜日)を予定しています。ご了承ください。
さて、店頭でお買い求めのお客様からいろいろと伺っていると、佐土原まんじゅうは法要のお菓子としてよく使っていただいているようで、仏のしに「お目覚まし」、「めざまし」と書いてくださいと指定されることが多いです。
働き始めのころは書いているこちら側もあまり意味が分かっていなかったのですが、ひとつのとらえ方として一度調べておこうかなと思いたったところです。
「目覚まし」は九州に多く見られる風習だそうです。
通夜式の晩、謹慎の遺族は祭壇の前で線香の火を消さないよう夜通し故人を見送ります。
この際に、「一晩中寝ずに見送りできるように」との意味合いで行われる差し入れのことを「(お)目覚まし(めざまし)」と呼びます。
目覚まし(めざまし)と「のし」に書くのは近隣の方(地区など)や親しい知人、親族などです。
差し入れるものはおまんじゅうやお団子などのお菓子の他、地域によってはお米を持ち寄ってご飯を炊き握り飯を作ったりお酒や焼酎などの飲み物も多いです。
不幸があった家で煮炊きしたものを忌み嫌うこと、葬儀の準備で食事ができないご家族への配慮の側面が風習として残っているのでしょうね。
調べてみると理にかなっていると納得しました。
実は以前、私はこの「目覚まし」…違った解釈をしていました(;'∀')
「故人を惜しんで、どうか目を覚ましてくださいという気持ちを形にしたもの?」
いや…よく考えると、ゾンビ映画の序盤、もしくは王道のコントにありそうな設定になってしまうやん。。。
そんな妄想をしてモヤモヤしていたことは秘密ですwww
とはいえ、私の祖父が亡くなった時も、祭壇の前で線香を立てて、祖父の好きだった焼酎を2杯ついで乾杯したのを思い出しました。
意識せずとも風習に則って故人を偲んでいたのかと、ハッとしました。
9月はお彼岸がありましたが、皆様は故人をゆっくりと思い出す時間を過ごされましたでしょうか?
私も近々墓参りに行きたいと思います。