お知らせ
令和6年度「なでしこ経営者育成塾」を開催いたしました
札幌市内で10月15日~17日の3日間に渡り、「なでしこ経営者育成塾」を開催いたしました。
本研修は、金融知識や決算書の見方等を習得し、自社の経営状況の把握と経営改善を図ることを目的に開催しており、15日・16日の基礎編は12名、前半2日間に加え17日の応用編へは10名の女性部員が参加しました。
講師には昨年度に引き続き、中小企業診断士である山本美紀氏、小西麻衣氏、木原真由美氏を迎え講義が行われました。講師を含めた参加者全員が女性ということも本研修の特徴です。
基礎編1日目は、「デジタル化に伴う業務改善の進め方」「財務諸表の仕組みと構造、ローカルベンチマーク、損益分岐点売上高の算出」「SWOT分析と経営計画、販路拡大の取組」といった3つのテーマについて演習を交えた講義が行われました。2日目はグループワークにて、事例企業の経営状況をもとに1日目に学んだSWOT分析を用いて企業の問題点を抽出・分析し、今後の方向性や改善策をまとめ発表しました。
<座学内容をもとに演習に取り組み、理解を深めます>
応用編となる3日目は、さらに内容に深め、各自持参した決算書より自社の財務分析を行い、今後の改善計画を作成する演習を行いました。終日3名の講師が演習のサポートにつき、作業の合間には自社の現状について講師へ相談を持ち掛ける場面も見られました。
<講師のサポートやアドバイスを参考に全員が自社の経営課題や改善策について発表しました>
※経営状況に関わる数字は隠して発表しています。
年1回開催している本研修ですが、新規で参加する女性部員はもちろん、1年間の振り返りとして継続して参加する女性部員もいます。
今後、研修を通して得られた学びにより、女性部員の日常業務の改善や更なる経営力の向上が期待されます。