◆「(一般社団法人)高麗1300」との交流
「(一般社団法人)高麗1300 」と國學院大學博物館が、
「渡来文化ネットワーク・サミットin 東京」(東アジアの国際交流ー古代から未来へー)
を國學院大學に於いて開催しました。
当会理事長の結城 順子も招待され、当会について発表の機会を得ました。
高麗郡建郡1300年記念事業(2016年)の一環としておこなわれたものです。
渡来文化ゆかりの6地域が事例を発表しました。
ー奈良県の明日香村(森川 祐一村長)
ー歴史と文化を学ぶ会(結城 順子理事長)
ー信州渡来人倶楽部(金子 亮代表代行)
ー百済の会(花村 桓代表)
ー近江渡来人倶楽部(河炳 俊代表)
ー(一般社団法人)高麗1300(平野 直樹事務局長)
当会の結城 順子は、「歴史と文化を学ぶ会」について説明し、そして
剣崎長瀞西遺跡と上野三碑を紹介しました。
(多胡碑 群馬県高崎市吉井町)
群馬(昔は上野国)は朝鮮半島との結びつきが強く、
剣崎長瀞西遺跡(5世紀後半)には、渡来系の墓「積石塚古墳」8基、
韓式系土器・耳飾りがセットで出土しています。
また鉄製のクツワ(大伽耶の馬具)を装着したまま葬られた馬の遺体も見つかっています。
渡来第一世代の馬飼集団の居住が伺えます。
左手は関東学院大学の田中 史生(ふみお)先生
右手は國學院大學の山崎 雅稔(まさとし)先生
山崎先生は「渡来人と日韓関係の未来」について記念講演をなされ、
田中先生は「渡来人と日本人」と題して記念講演をなされました。
今回のフォーラムの中心的な役割を担っていただき、感謝しております。
また(一般社団法人)高麗1300の平野 直樹事務局長さんに対し、
これらすべてのコーディネーションとアレンジに感謝を表したいと思います。
(一番右手が事務局長の平野 直樹さん)
最後にこのフォーラムが発信した素晴らしいメッセージを掲載して終えたいと思います。
(高麗浪漫学会通信第14号より掲載)
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