NEW ARRIVALS (LITERATURE Ⅲ)

John Galsworthy  ゴールズワージー (イギリス人)

 

「林檎の木」 1916年

 

渡辺万里 訳

 

林檎の木.jpg

 1916年初版といいますから、今から100年以上も前の作品をこうして読めるというのですから有難いものです。

 1932年にはノーベル文学賞を取ったゴールズワージーですが、これを書いた当時は、第一次大戦真っ最中のイギリスです。

安穏として書き物ができる時代だったとは思えませんが、芸術家、知識階級の人たちは特別だったのでしょうか。

 淡々としたリズムで書かれています。突飛な展開もありません。風景描写も地味に水彩画的です。出自と階級の違いを

やんわりと密かに組み込んであるように感じました。99ページの小品です。初ゴールドワージーでした。

 二週間ほどあいだを空けて二度読んでみました。

 

 

 

 

 

 

 

Guillaume Musso  ギヨーム・ミュッソ

 

吉田恒雄 訳

 

「ブルックリンの少女」 2018年

 

ブルックリンの少女.jpg

 すご~い!  すっかり虜になってしまいました。

 フランス人です。自国で50万冊売ったそうです!

 アルザスの地図を脇に置きながら読みました。

 登場人物が増えてきて途中で訳が分からなくなりそうでしたが、

何とかぎりぎりついていけました。

 

 思わず、ギヨームさんの本、もう一冊ポチってしまいました。

 どうやら翻訳されていない著作もあるようです。読みたいですねえ。

 

 これ、傑作でしょう。                    提供 よしこさん