6月末の事になりますが、カワハギの稚魚も入荷しました。
大きさは500円玉くらいで10g以下でした。
カワハギの導入はサイフォン方式は使えません。皮膚が弱いのでカゴですくって水タブで船に下ろします。
その後は船のタンクに揺られて漁場まで。カゴで生簀に移します。
とても元気で翌日には餌も良く食べていました。
成長が遅いので、しっかり食べて早く大きくなってほしいものです。
因みに2年魚は只今200g手前まで育ってます。
これから追い込みをして夏過ぎには400gで販売したいと考えています。
水温も24℃になり、トラフグも餌を食べる勢いが増してきました。
6月度の成長率も良い成績で終わっています。
これからトラフグにとっても水温上昇の大変な時期になってきますが、調子をみながら無理をせず夏を越せればと思っています。
この時期の体調管理が終盤の追い込みに影響してきます。
横に太らせず、縦に伸ばす育成がポイントです。
1ヶ月かけてすべてのトラフグ稚魚が入荷しました。
今のところサイズはまちまちですが、しっかり餌を与えて太る体質を作っていきます。
「三つ子の魂百まで」と言いますがまさに当てはまります。
負担にならない程度にしっかり餌を食べつける習慣をつけておくと、2年生になった時にもしっかり餌を食べ続けてくれます。
今回のGIF動画は船上からサイフォン式で生簀に流し込む状況です。
5,000尾もあっという間に生簀の中です。
本日より、稚魚の歯切りが始まりました。
歯の伸び方を見ながら徐々に切っていきます。
今回の稚魚は中でも小さなトラフグで、10g前後でした。全長で7㎝くらいでしょうか。
上の歯をカットしてます。小さいので最初は見えませんでした(笑)
歯切りのタイミングが遅くなると嚙み合いをおこします。※綺麗な尻尾と噛まれた尻尾では出荷時に見た目の差が出てしまいます。
40,000尾以上のトラフグを3回は切るので、最低でも延べ120,000尾分切ることになります。
今日は6時半出発。5人で1時間半。本当に「朝めし前」の作業でした。
本日、早朝より「シマアジ」の稚魚が入荷しました。
体長で10㎝、重さは13gでした。
ぱっと見は「マアジの子供」みたいな感じです。
約2000尾がトラフグの稚魚の生簀に振り分けられました。
これから一年間はトラフグと共に、トラフグの良い餌を食べて育ちます。
成長が早くなるんです。
3年目には1㎏超えてくると思います。