歯切り後一週間経ちましたが、トラフグ2年生の調子は良い状態です。
小さな時期は歯切り後もすぐに餌を食べたり泳いだりしてくれますが、二年目の歯切りは体も大きくなっているので少し堪えたりします。
幸い(有)保栄水産のトラフグは、ここ10年程歯切りによる斃死などはありませんでした。
今年もすべての種苗が順調に回復しました。
この後は、次の稚魚入荷に備えて漁場移動です。
(有)保栄水産では同時に大小選別も行い、飼育しやすい環境に薄飼いします。
約二週間かけてようやくトラフグの歯切りが終了しました。
今年は55,000尾になって、改めてスタートします。
稚魚時に2回は切ってますので、延べ160,000尾分の歯切りでした。
今年導入予定分は3回は切っておくことに決まりましたので、210,000尾になるかも。。。
手をかけないと良い魚にならないので頑張ります!
今日は南の風が強く、沖での作業は無理でした。
歯切りも残り3台ですが、今週中に終わらせたい。。。
汚れた生簀を洗浄した後、修繕をして生簀が汚れないように染料に漬け込みます。
今回はその「網染め」を行いました。
集中的に網を交換する時期が春先になります。
トラフグの出荷が完了し、ある程度手が空く時期に行います。
冬場に汚れやすいという事もあるのですが、年度開始時にはきれいな状態にしておきたいものです。
この染料に浸ける事により、生け簀の汚れが方が変わってきます。
何もしないとあっという間に汚れてしまいます。
これで秋までは大丈夫でしょう。
歯切りが始まり、それに伴い生簀も交換します。
昨年10月頃に使い始めた生簀も約半年。随分と汚れがひどくなってきました。
生け簀の目も大きく、深さも十分にある生簀に引っ越しです。
汚れた生簀は高圧動力噴霧器で洗います。
綺麗に洗い終わったら次に使えるように破れを見て修繕に回ります。