お教室だより(Blog)

2022-01-20 22:11:00

昔、弾いた曲を弾かれることはありますか?




今はピアノを習っていないけど



昔弾いた曲で「この曲は弾けます」という曲を



お持ちの方もいらっしゃると思います。







逆に何ヶ月もかけて練習して



上手く弾けていたはずなのに



弾けなくなっている曲も・・・







残念ながら、私もそんな曲があります。






「なにか弾いて」と言われても



曲にもよりますが、全く弾いていないと



悲しいかな、上手く弾けません。







ピアノの練習の仕方として



過去にやった曲を弾く時間を取る

 

というのもあります。





でも ふだんは そこまでなかなか



手が回らないことが 多々あります。




そこで考えてみました。



毎月1日は「メモリアルデー」にしてみるのは



どうかなって。







その日は普段の曲は少しお休みして



または短くして



昔弾いたけど、弾いていない曲を弾くのです。







もちろん、最初は



すぐに弾けないかもしれませんが



なんか楽しそうじゃないですか?




みなさんもいかがですか?



もちろん、月2回でも毎週でも毎日でも



そこはお好みで。





いっぱい、いろんな曲が弾けた方が



楽しいですからね〜。




とりあえず、2022年は毎月1日を



メモリアルプレイタイムにしてみようと


思っています

2021-12-06 15:53:00
メトロノームを使っていますか

ピアノを練習していて、

 

どんどんはやくなったり、おそくなったり

 

することはありませんか?

 

 

最初から最後まで

 

ずっと同じ速さで弾けるように

 

メトロノームを使って

 

練習してみるといいですよ。

 

 

メトロノームは、設定した速さで

 

拍を刻むように

 

音を鳴らします。

 

 

その音を聞きながら

 

合わせてピアノを弾きます。

 

 

はじめのうちは、

 

合わせにくかったり、

 

メトロノームの音は気にしないで

 

どんどんピアノを弾いてしまったり

 

することがあります。

 

 

そういうときは まず、

 

メトロノームに合わせて

 

手をたたいてみるといいですよ。

 

また、メトロノームに合わせて

 

足踏みをしたり、

 

歩いてみるのもいいですね。

 

 

楽譜に表示されている

 

速度記号は

 

最終的なしあげの

 

速さです。

 

 

ですから

 

それは気にしないで

 

自分がその時弾ける速さで

 

メトロノームを使って

 

練習してみてくださいね。

2021-11-07 23:43:00

お教室の生徒さんの

使っている教材には

楽しい連弾の曲が入っています

 

 

 

生徒さんが弾くほうの多くが

プリモ(右側の高い音ほう)なのですが

 

 

たまにセコンド( 左側の低い音のほう)

場合があります

 

 

 

低い音の方を担当するのも

耳を育てていく点でも

とても勉強になるのです

 

 

 

ピアノは1人オーケストラとも言われる

「楽器の王様」です

 

 

 

そうなんです

音域も広く多彩な音色が出せて

 

 

オーケストラの

いろんな楽器の音色を

イメージして奏でることができます

 

 

 

小3の生徒さん

いつもしっかりと

レッスンに向き合ってくれて

 

 

自分でレッスンノートを作り毎回

日記のようにメモしていて

ほんとうに勉強熱心なのです

 

 

 

モーツァルトの魔笛から

「魔法のすず」

を弾きました

 

 

まずは…

 

モーツァルトの魔笛って

オペラの曲なのよ

 

 

「へー、お話しになってるの?

えー、知らなかった〜」

 

 

 

それでテノールの男の人たちの

声で歌われているパートが低いほうで

 

 

グロッケン(鉄筋でスタンドの

ついてない小さな楽器)で

演奏されてるパートが高いほうよ

 

 

イメージして弾いてね

 




 

一生懸命ピアノに

心を込めて歌い

私と合わせてくれました

 

 

モーツァルトの曲は

子どもにとても人気があります

 

 

これからもいろんな曲を

経験してたくさん感じて

欲しいと思います

2021-10-28 23:33:00

ショパンコンクール2位に輝いた反田恭平さん。

 

受賞で「世界が一気に変わった」と

 

話されています。

 

 

 

このコンクールの1ヶ月間は

 

苦しかったし

 

正直プレッシャーもあったし

 

今まで経験したことないくらい辛くて

 

もどしたこともあったそうです。

 

 

 

それを乗り越えて

 

夢だったファイナルでピアノを弾くことが

 

叶い、感無量だと話されていました。

 

 

 

ショパンコンクールでのラスト1ヶ月は

 

今までで一番練習されたそうです。

 

 

 

一位のブルース・リウさんと同じく

 

反田さんからも受賞に対する感想で

 

大変恐縮だが、むしろ恐れがあると。

 

 

 

それだけ大きなコンクールであり

 

ただ嬉しいだけでは終わらない責任や

 

背負うものがあるのでしょう。

 

 

 

反田さんは将来、学校を建てたいそうですね。

 

 

未来の日本の素晴らしいピアニストに

 

僕が取れなかった一位を託したい。

 

 

ショパンについて勉強して研究しているが

 

それを伝えられる音楽家になりたい。

 

 

それを聞いて、若いのにもう次世代のことを

 

考えているんだと知り、驚きました。

 

 

 

コンクールが好きなわけではないけれど

 

自分が今どれぐらい上手いのかを確認したくて

 

コンクールを受けることを決められた

 

反田さん。

 

 

 

きっとこれからさらなる夢に向かって

 

進んでいかれると思います。

 

 

 

私も今後の彼の動向に応援しながら

 

注目していきたいなと思いました。

2021-10-11 08:06:00

今、ショパン国際ピアノコンクールの2次予選が行なわれています。

ショパンコンクールは

5年に1度 ポーランドのワルシャワで行われる

世界的なピアノのコンクールです。

ショパンコンクールを聴いて

日本にいながらワルシャワでの演奏が

ユーチューブでリアルタイムに視聴できるなんて、

すごい世の中になったものです!

 

もう、一人一人の演奏が素晴らしい。

 

聞き惚れて感動のあまり、夜、眠れなくなっていた、なんてことも。

 

今回、日本人は8名、

2次予選に進みましたが

 

1次予選までだった方の演奏も

素晴らしかったです。

 

 

 

楽譜から読み取ったことを

絶妙なタッチやぺダリングで表現していく。

 

それこそが

ピアニストの醍醐味だと思います。

 

 だから。同じ曲でも

微妙に表現が異なっていることが

あるんですね。

 

才能豊かな彼らのこと、子供のころからよくピアノが弾けたことでしょう。

そして、いい師に巡りあったことで

才能がさらに開花したのかもしれません。

 

どれだけの時間をピアノとの対話に費やしてきたことでしょう。

 

さて、誰が第1位になってもおかしくない中で、

誰に栄光の女神が微笑むのでしょうか。

 

目が離せません❗