お教室だより(Blog)
3月は卒園・卒業のシーズンですね。
転勤でお引越しをされた生徒さんが、高校をご卒業されました。
高校3年間は、吹奏楽部で活躍をされました。
音楽を続けてくれて、本当に嬉しかったです。
お引越しをされたあの日から、3年が経ちました。
お母様から、素敵なお手紙をいただいたので、一部をご紹介します。
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無事高校を卒業しました。
大学ではほぼ毎日ピアノの授業があるので、今は「ラ・カンパネラ」を練習しています。
高校の部活でもピアノ係をやり、何度も弾く機会があったので、今でもピアノが大好きな様です。
高校の先生方から、どうしてこんなに上手に弾けるの?と聞かれた事があり、その度に並木先生から教えていただいた事を細かく話していたそうです。
先週、昔の楽譜を見返して
「あ〜これ言われた〜」
「このシール貼ったよ〜」とつぶやく娘。
今でもよく覚えているので、全て今に繋がっている…改めてそう思います。
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素敵なご報告をいただき、ありがとうございます。
都内から1時間かけて、毎週レッスンに通ってくださいました。
たくさんの思い出が蘇ってきます。
ピアノが大好き!こんな言葉が聞けるのは本当に嬉しいです。
そして、いつまでも成長を見守れることは、本当に幸せなことだと思います。
これからもずっとずっと、応援していますね!
春になるとだんだん発表会が近づいてきますね。
ピアノ発表会の前にしておいてほしい
弾くこと以外の準備は6つあります。
名付けて
6つのリハーサル
本番を想定して少しずつ練習&準備しておきましょう。
①お辞儀の練習
手の位置
女の子はおへその少し下の方で手を重ねる。
(小さな子はおへその場所で)
男の子の手は真横です。
お辞儀は
一度まっすぐ前をしっかりと見てから
頭を下げます。
心の中で「1、2、3」と数えたら
ゆっくりと頭を上げます
そしてもう一度
真っすぐ前を見てから椅子に移動します。
一つ一つの動作をしっかりと止めることがポイントです。
②衣装を着て練習
普段着ている服と本番の衣装は着心地が全然違うもの。
特に小さな子は
「チクチクする。」「きつい。」「何か気持ち悪い。」
と違和感を訴えることも多いです。
事前に改善できることがあればしておきましょう。
そして
その衣装を着て弾く練習をすることで
いつもと違う服を着ることでの
「何か弾きにくい。」
という違和感にも慣れることができます。
靴を履くこともお忘れなく
「カポカポして歩きにくそう。」って感じたら
しっかり中敷きを入れて調節しておきましょう。
ペダルをふむ子は特に
靴をはいてペダルをふむ練習をすることも大切です
靴を履くと感覚が変わります。
特にヒールがある靴を履く人は
靴底を拭いて新聞紙を敷くなどしてから
靴を履いてペダルをふむ練習もしておきましょう。
③髪型を決める
ステージでのピアノ演奏は
椅子に座ると右側が観客席になります。
髪をおろす場合も
右側をすっきりと上げてあげると
しっかり顔も見えて写真うつりもよくなりますよ。
④歩く練習
これは衣装と靴とのセットがおすすめですが
ゆっくり堂々と真っすぐ歩く練習をしておきましょう。
弾き終わった後も同じです。
たま~に小走りで舞台袖に戻ってきちゃう子がいます。
気持ちは分かりますし可愛らしいのですが
最後までゆったり堂々と歩けるといいですね。
⑤椅子の高さの確認
前に演奏する人と同じ椅子の高さとは限りません。
小さな生徒さんは私が調整しますが
小学校中・高学年以上の生徒さんには自分でしてもらいます。
コンサートホールでの椅子とピアノ教室の椅子は同じものです。
日頃から自分の椅子の高さをしっかりと覚えて
自分で調整出来るようにしておきましょう。
椅子を調整する時の注意点は
観客席にお尻を向けない
⑥爪を切っておく
忘れがちなのですが
普段から伸ばし気味の子は特に気をつけましょう。
直前に切って深爪してしまうと弾きにくくなるので
3、4日前には確認して切っておきましょう。
衣装を着て、靴をはいての練習は
おうちでしか出来ないこと。
直前ではなく
余裕をもって練習しておきましょう。
ステージをイメージして
自分の動きをイメージしておくことが大切です❤
会場の写真を見ることもおすすめです。
近くの小学校では、コロナによる休校が解除されたばかりなのに、
2回目の休校が、また始まりました。
ついてないことに2週続けてレッスンに来られなかった生徒ちゃん。
今日は祝日でしたがレッスンしましたよ。
というのは、この生徒ちゃんにとって、今回が初めてのオンラインレッスン。
昨日はZOOMをパソコンに入れるところから始まり、何とか接続のテストをするところまでで終わりました。
今日は最初こそ「真っ黒だあ。なにも映らない~」と慌てていましたが
レッスンが始まるとトントン拍子に進行できました。
お母さまも「オンラインレッスンっていいですねぇ」と感激なさっていました。
また一人、オンラインレッスンのファンが増えました。
以前、楽器店のショールームで、いろいろなメーカーのピアノを弾き比べしていた時のことです。
その楽器店の方が話してくれました。
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ここに子供を連れてきて自由にピアノを弾かせてみるんです。
そして、どのピアノがいちばん好きか、と聞いてみると・・・
高価なピアノを選ぶんですよ(笑)
子どもは値段を見ていません。
ただ自分が好きな音だから、そのピアノを選んでいるのです。
子どもってすごいでしょ?
ちゃんと感性でいい音がわかっているんです。
でも、大人になると値段を考えるから
自分の本当の心の声が聞こえなくなってしまうんですね~(笑)
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へぇ~、面白い! と思ったのを思い出しました。
子どもは感性でいい音がわかるんですね。
子供の感性って素晴らしい!!
Aさんは高校生。
招来保育士になることを夢見ているので
レッスンの合間に童謡の伴奏を
練習しています。
毎回「次は何にする?」
「これはどう?」と
相談しながら少しずつ
レパートリーを増やしています。
今回は「とんでったバナナ」を選びました。
かわいらしくて優しくて
一生懸命がんばっている彼女は
きっと素敵な保育士さんになると
思います。
慣れてきたら
歌いながら弾きましょうね。