よりみち日記&身近な法律
以前、ラジオの人生相談をよく聞いていた。専門家が相談者に強い口調で「だから駄目なんです」とか言っていたのが、ちょっと気になっていた。先日、南日本新聞に、公園居住者による「あたたかい人生相談」という本が紹介されていた。優しい口調で相談者に語りかけて人気だったと。自分のようになって欲しくないからそのような口調になるらしい。人生何もかも上手くいっている人や失敗した事のない人の話はついつい人をしかったり、するのだろう。そんなことを考えながら、Amazonで美輪明宏さんと谷川俊太郎さんの人生相談本をポチッとした。何もかも上手くいっている人も良いけれど、常識では図りきれない生き方をした人やつらいことを乗り越えてきた人、世の中を斜めに見たりしている人は、言いたくても言えないこと、言えなかったことがあるはずであり、その声に興味がある。ずっと見ているYouTubesに、すねに傷のある人がいる。その人がいつも言うのは、「人は一代、名は末代」という言葉である。加藤清正か大久保彦左衛門の言葉らしい。僕のこれまでを振り返ると周りに迷惑の掛け通し、お世話になりっぱなしだった。島にいるときも東京にいたときも。これからはそのお返しをする時と肝に銘じたい。上手くいく時もいかない時も、今が楽しい時もつらい時も「名は末代」、そういう生き方ができたらいい。
最近、急に朝夕が涼しくなった。先日、取りあえず長袖長ズボンを1着出して着た。そして昼間になると暑くなるので、今度は半袖半ズボンに替える。ここ数日はそんな感じだ。
南日本新聞を見ていたら、「春夏冬中」と言う言葉に出くわした。意味が分からず、読み進んでいたら、秋が無いので「あきない」、即ち「商い中」とのこと。なるほどと思ったが、この言葉を見て、始めに思ったのは、徳之島の季節のことだった。ここ数年、奄美や徳之島には、「秋が無い」という感じがするからである。先週まで、涼しくなる気配すら無かった。いつもの年だったら、朝夕に涼しい風が吹くのに。そして今は、日ごとに最低気温が一度ずつ下がっていく。今夏の、これまでの日々が暑すぎたので、涼しいのは大歓迎だが、一日の中で長短を着替えるのも悩ましい。
味の素など都会の企業では、今後は四季を止めて五季対応で事業を進めていく予定だという記事も見た気がする。五季などの語句は、パソコンで入力しても出てこない。多分、辞書にも無いだろう。曰く、五季とは春夏夏秋冬と夏を増やしたものらしい。さすがに、と感心した。今後は日本中でますます夏が増えていき、秋が狭まっていくに違いない。いよいよ11月。シマは運動や文化的行事が多くなる。
