製品は教科書でできている!?
2023-02-25 15:30:00
補助線
図形の問題では補助線をひくことで簡単に答えを導き出せることがあります。
例えば
下図の赤線のように補助線をひくことで答えを求めることが出来ます。
こんな感じで、製品を加工するときにそのままですと機械や金型に干渉して曲げ
ることが出来ない形状を補助線をひくように工夫することで、作ることが出来る
ようになります。
この形状は普通に曲げようとすると最後に干渉してしまいます。
そこで、一番最初にへの字に曲げておくことで、干渉を防ぐことが出来るように
なります。ただし、曲げ傷は残るので外観重視の製品には用いることはできませ
んが、長い製品の場合、分割して溶接となるとかなり大変なことになるので、コ
ストなどの面で有効な考え方と言えます。
実際の製品はこんな感じに仕上がりました。