教室ブログ

2026-03-27 11:47:00

春の気にほどけるやさしい調気法

冬の間に溜め込んでいた

エネルギーで

緑はすくすくと伸びていきます

 

花がフワッと開くように

春のエネルギーは

爆発するように若々しく力強い

 

世界がこのように移ろうのですから

私達の体のエネルギーも

もちろん変化していきます

 

春は少し遅めに目覚め

緩やかな服をまとい

髪はまとめずおろして

まるで咲きたての花のように

軽やかに歌うようにのびのび過ごす

 

冬と春のギャップはとても大きく

だからこそ心も体も

少し戸惑いやすい季節です

 

そんな時に気功は

たくさんの整え方を持っていますが

この春、私が特におすすめしているのが

「調気法」です

シンプルで優しく調う方法

少しだけコツがいります

大切なのは

動作+意識+呼吸

この3つのハーモニーです

 

動作)

足を肩幅にして左右平行に立つ

腕はダランと自然に垂らす

鳥が羽ばたくように

空気に乗るような感覚で

ゆっくり腕を広げていく

肩より少し下あたりで

掌を返す

掌は上向きになります

この掌はお日様に照らされる

掌は頭のてっぺんまで上がる

その時体はぐっと引き上げられます

背骨の1つ1つが伸びるような感覚

身長も伸びるよう

そこから掌は今度は自分の頭上へ向け

気のシャワーを浴びるように

肩、腕、肘、手首、指へと

順々に力を抜きながら

初めの姿勢に戻る

 

呼吸)

手を上げる時息は吸う

手を下げる時息は吐く

 

意識)

吸いながら手を上げる時

天地自然の気を受けるように

吐きながら下げる時は

自分を洗うよう

あるいは自分を満たすよう

どちらでも自分のしっくりくる方でOK

気が上がる症状がある方(高血圧、のぼせ、焦り、イライラ、不安、めまいなどなど)は

気を降ろす意識を

それぞれ目的に応じて

意識をやさしく使います

ただし意識は

強くしすぎないこと

カーナビの設定のように

初めに目的地を設定したら

後は少しぼんやりとゆるやかに

 

 

とても簡単で

気持ち良く整う気功法です

せひ春のひとときに

取り入れてみてください

 

*動画は支援用アカウントのインスタグラムに載せてます ↓

 https://www.instagram.com/fukuokayojokikou/

 

 

 

 

 

 

 

2026-03-07 18:06:00

心が落ち着かない時は?

緊張するタイミングは人それぞれです

人前に立つ時

新しい場所に行く時

なんとなく居心地が悪い時

そんな時

心がぎゅっと縮こまって

呼吸が浅くなってしまう事があります

呼吸が浅くなると

余計に気持ちが落ち着かなくなります

そんな時に簡単でとっておきな方法があります

 

「安心の呼吸法」です

 

やり方はとてもシンプルです

 

はーっとため息をつく

息は吐けば自然に吸えるので

無理してここでは

吸い込まなくて大丈夫です

 

そしてもう一つ大切な

ポイントがあります

安心している時の感覚を

思い出すこと!

自分が心からくつろげる

リラックスした時の気持ちを思い浮かべます

 

例えば

お風呂の湯船につかった時

温泉に入った時

フカフカのお布団に潜り込んだ時

あー、幸せ!を実感し、体がゆるむ瞬間です

その感覚を思い出すと

心がフワッとほどけて

その時の安心の「気」が

ハートの中に戻ってきます

 

春は変化の時

新しいことがたくさんやってくる

少し心が落ち着かない時期かもしれません

そんな時は

はーっと息を吐いて

安心の感覚を思い出してみてください

呼吸は

いつでもどこでもできる

やさしい心の整え方です

 

 

 

 

 

 

2026-02-09 14:49:00

横浜での学び〜リミッターを外す〜

 

今回の横浜への学びの旅

その目的は―

 

自分のリミッターを外すこと

 

私たちはどうしても

自分の価値観や概念

幼い頃から無意識に育ててきた

「自分のフィルター」を通して

物事を見て、判断し

決めてしまいます

 

「気功」は

気のトレーニングではなく

意識の使い方のトレーニングだと

廖先生はおっしゃいます

 

意識の根っこにある

“自分で作った限界”が

多くの人の気功の成長を

引き止めてしまうのだと思います

 

一方向からしか見ないこと

見たくないものから

目をそらすこと

本当は多角的であるということを

受け入れたくないのかもしれません

 

イレギュラーは嫌だし

同じパターンが安心

不安定な状態や新しいものは

拒否したほうが楽だから

 

私は子どもの頃

跳び箱やハードルが

跳べない子でした

今もきっと

本質は変わっていないと

自覚しています

ただ、違うのは――

その先に行きたいという気持ち

もっと美しくて

もっと深い世界を知りたい

 

私たちが見えている色より

本当はずっと多くの色が

存在していると聞いたことがあります

 

少し信じがたいけれど

気功の世界もそれに似ています

 

リミッターを外したい

そう強く思ったきっかけは

今回の天候でした

 

数日前から天気予報とにらめっこ

「なんでよりによって

ピンポイントでここ!?」

行けるの?

帰れるの?

心配で落ち着かない自分に

ほとほと嫌気がさしてきた頃――

 

ふと耳に入ってきたのは

息子の友人の話でした

九州から〇〇まで

自転車で旅をしている彼

(東京よりはるか遠い!)

多くの人に助けられ

出会いを重ねながら進む姿を

息子はずっと応援していて

「親になった気分」と言いながら

感動しきりでした

 

「どうして彼は

そんなことをしているの?」

そう聞くと

息子はこう言いました

「奴は

リミッターを外すって言ってる」

その言葉は

私のハートを射抜きました

 

そこから私の目標も

同じになりました

 

リミッターを外す

 

その言葉が胸に響き

力に変わっていくのを

確かに感じました

 

そして――

面白いように

出来事はやってきます

 

雪で飛行機欠航!

 

さあ、このハプニング

どう乗り切る?

不運?

それともスリルある

アトラクション?

 

ありがたいことに

夫がすぐに

一泊目と同じホテルを予約してくれ

飛行機の振替も完了

ドキドキはたくさんしたけれど

ちゃんと何とかなりました

そしてこの出来事は

素敵な非日常を

もう一日プレゼントしてくれたのです

 

時間が増えたおかげで、

廖先生の一指禅功の施術を受け

個別にもいろいろ教えていただき

Tちゃんと温かい晩ご飯を食べ

夜の横浜を一人でぶらぶら

 

少し自由になった

鎖の外れた自分を

感じていました

 

それにしても――

気功の前に行われていた武術

少し見学させていただいたのですが

「気」が、上海の比じゃない

とてつもなくて…!

最後は皆さんで

太極とう(立つだけの気功)を

円になってされていて

その大きく強い「円の気」が

バンッと私に向かってきて

(押されました!)

本当に驚きました

 

この2日間

人生初が頻発(笑)

思い出すだけで

掌が熱くなる

あぁ 武術の方々が

心から羨ましい

私もやりたい!

 

 

2026-01-25 21:37:00

大阪シンポジウムでの学び〜治るという信念〜

土日で大阪で「関西の気功・太極拳指導者が集うシンポジウム」日本の気功・日本の太極拳に参加してきました。

私のように個人で活動していると、どうしても横のつながりが少なくなりがちです。

大阪の指導者の先生方が、どのような考えで、どのような指導をされているのか。

それを知り、参考にさせていただきたい——それが一つ目の目的でした。

もう一つの目的は、

主催者である「黄信者」先生に、どうしてもお尋ねしたいことがあったからです。

黄先生とは、昨年の上海でのシンポジウムでお会いし、少しお話しする機会がありました。

そのとき先生が「郭林新気功」に精通され、かなり研究されている、という印象を受けたのです。

郭林新気功とは、がん患者さんのための気功。

余命宣告を受けた郭林さんご自身が生み出された功法です。

彼女は奇跡的に生還され、その後の人生を、がん患者さんへの指導に捧げられました。

私は7〜8年前に、インスタント的に1日だけ学んだことがあります。

ですが、指導できるほどの知識も修練もなく、深く関わることは出来ませんでした。

ところが最近、がんになられた方からご相談を受ける機会が増えてきました。

もちろん、第一に医師の診断と治療をしっかり受けていただくことが大前提です。

そのうえで、ご自身で出来ることを提案する。私はそれ以上に踏み込むつもりはありません。

がんの標準治療は、非常に苦しく、厳しい時間です。心身へのダメージは相当なものになります。

その激しい試練に対して、気功は大きな助けになるはずです。

病床でも出来る——それが気功の強みです。

なかでも郭林新気功は、実績があります。

やり方はとてもシンプルです。

ただし問題は、

その方の状態によって、方法を細やかに調整する必要があるということ

(そこまで神経質になる必要はないのかもしれませんが)。

この判断は、中医師でもない私には出来ません。

正直に言えば、そこは「アウト」です。

今回シンポジウムに参加しようと思った理由の一つは、

黄先生にこの気功について、改めてお尋ねしたかったからでした。

とはいえ、約100人規模の会議の主催者。

お話しできるタイミングはないだろうな、と思っていました。

ところが、懇親会のあと、電車でたまたまご一緒することが出来たのです。

ラッキーでした。

そこで黄先生から伺ったお話を、ここで少しシェアしたいと思います。

 

「郭林新気功で一番大事なのは、とにかく“治る”という信念です」

先生は、がん患者さんと共に、1週間ほどの合宿にも参加されたそうです。

早朝、森の中で練習をする。

約5時間ほど歩き続ける——郭林新気功は、独特な“歩く気功”です。

抗がん剤や放射線治療で弱っている方は、最初は5分がやっと。

それが10分出来るようになる。

次は20分出来るようになる。

苦しい状態を乗り越え、「出来た」という体験を重ねることで、

少しずつ自信が生まれていく。

そしてやがて、

「自分は必ず治る」という揺るぎない信念が育っていく。

意識がそこまで変化したとき、

自らの治癒力が働き始めるのでしょう。

それは、

「明日は晴れる(少し雨が降るかも)」という程度のものではありません。完全に120%晴れるという確信」

空気を吸えるのは当たり前だ、と疑いもしないくらいの強い確信。

一点の曇りもない信念です

そして黄先生も、廖先生も、こうおっしゃっていました。

それは必ずしも、郭林新気功でなければならないわけではない、と。

日常の中で、

私たちが慣れ親しんでいる、誰にでも出来るやさしい気功。

そこにも同じ本質があるのだと思います。

初夏には、黄先生が郭林新気功について、とても分かりやすいご著書を出版される予定だそうです。

今から、楽しみです!

 

2026-01-14 18:26:00

今ここ意守丹田

日常が変化した時に その人の本当の力が試される気がします。

年末年始にかけて、母と義母、ともに怪我をしてしまいました。特に義母は救急搬送され現在も入院しています。

気功では意識、心のことを「神(しん)」といいます、病室にいる義母の目を見た時、その「神」があまりに痛々しく弱々しく、ショックでした。あぁ、瞳に神は現れるのか!?もう無理なんじゃないかな。家に帰った後も目に焼き付いてしまい暗い気持ちを引きずってしまっていました。

そして、諸々がある程度片付いた頃、今度は私の方が久しぶりにひどい頭痛になってしまいました。普段なら気功でなんとかなります。が、全く効かない。「気」が枯渇したかのよう。

入院に伴うあれこれを始終考えてしまう。アプリがずっと動いているように私の頭の中のモーターは回り続けていました。頭痛はストレスからでしょう。

「気」は意識したところに集まります。明日、明後日、さらにはその先、今を置き去りにして、まだ来ぬ未来を暗い気持ちで思えば、気は暗い幻想の作る未来の沼の底にドブンと浸かります。

だからこそ私達は練習でしつこいくらい「意守丹田」と言う。エネルギーの貯蔵庫丹田に気をきちんと収める大切さ。

思いがけず、普段の教室でお伝えしている事の実践試験が自身に課されましたが、見事に落第した結果です。

気功には、生きるヒントがたくさんあります。気功は出来る、完全な人の為のものではなく「乱れても戻れる人になる為の智慧」です。

私の母の方は、怪我をしたとて「神」がそもそもしっかりした人なので、心配要らない感じです。そして義母は医療従事者の方々の手厚い看護のおかげでずいぶん回復しました!目が全然違います!人の生命力って凄いものです!高齢であっても、無力のように思えても、生命力というものは尊く強い。

色々なことが、言葉ではなく身体で腑に落ちた出来事でした。

 

 

 

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