園だより
つぶやき(R5.4)
2歳児
子1:「今日は雨だね。お外いけないね。」
子2:「お外行きたかったね。」
(皆で、「雨やめー!」)
泣いている子を見て
子1:「この子泣いてる。どうしたの?」
(子2が泣き続ける)
子1:「だいじょーぶ。」
(子2をよしよしする)
年少
子:「先生、うどん、おかわり。」
保:「はい、どうぞ。」
子:「このカツオのお汁がおいしいんだよ。」
大きいアリを見つけて
子1:「このアリ、大きいね。」
子2:「本当だ!お父さんかな。」
子:「ダンゴ虫さん見つけたの。丸くなったんだよ。ダンゴ虫さん、くすぐったかったんだよ。」
泣いて来た子に
保:「明日は泣かないよね。」
子:「うん。だって、お兄ちゃんだもん。」
年中
ひなたぼっこの絵本を読んで
子1:「今日は雨が降ってるね。」
子2:「本当だ。ひなたぼっこできないね。」
子1:「じゃあ、あめぼっこする?」
給食準備でボウルにいちごが入っているのを見て
子:「わぁ。いちご食べ放題じゃん。」
赤飯
保:「今日はお祝いメニューだよ。」
子1:「えっ?卒園するの?」
子2:「違う違う!私たちがさくら組になれたお祝いでしょ。」
年長
進級式の翌日
子1:「間違えて、さくらの部屋に入りそうになっちゃった。」
子2:「何で?私たち先輩になったんだよ。」
花まつり出発前
保:「今日は長光寺に何しに行くの?」
子1:「はなまつり!」
子2:「はなまつりって、おひなさまのやつでしょ。」
花まつり/白象を引いて歩きながら
子1:「この象さん、何を食べるんやろ?」
子2:「そりゃ、甘茶でしょ。」
子1:「飲み物やで、お腹すいてないかなあ。」
ジャガイモ畑
子1:「芽が出とる。」
子2:「♪芽が出て膨らんで~花が咲いたら枯れちゃって~」
子1:「枯れたらいかんよ。」
変化はストレス 気持ちに寄り添う 感染症対策 砂場の砂
4日の入園式・進級式から1週間が経ちました。以前は最初の1週間が1年で一番大変な時期で、泣き叫ぶ声が絶えず、気晴らしに園バスで川島内を走ったものでした。しかし近年、新入園児の姿は大きく変わり、最初の難関である登園を過ぎると、進級児の遊びの様子を見て倣う形で、多くの子が遊びに熱中しています。中にはもっと遊びたいと慣らし保育で帰るのを嫌がる子もいて驚きました。とはいえ、環境が大きく変わったストレスは、進級児も含めて大きく、登園時や帰りの時間、給食の後、お昼寝の前など不安定になる時間はありますし、朝の出掛けなどは、着替えを拒んだり、家から出たがらなかったりと、心配や不安を表現することもあります。また平気で通っているように見える子も、無理をしている場合もあります。環境が変わることは大きなストレスです。徐々に慣れていけるように、子どもたちの不安な気持ちにも寄り添い、登園の後押しをしていただければと思います。
さて、現在インフルエンザを中心に感染者が出ています。コロナ対応も含めて入園式進級式にお知らせしましたが、今一度ルールの確認をお願いいたします。
・37.5℃以上の発熱がある場合は登園を控え、再登園までは、解熱後48時間あけてください。インフルエンザでは、発熱のないご兄弟は登園可能です。
・新型コロナ感染症に限り、5月7日までは濃厚接触者の考えを適用します。ご家族が感染された場合、濃厚接触者に当たる場合、お子さまは登園を控えてください。
・マスクの着用は任意です。ただし、園外保育に出かける場合に必要になることがありますので、年少以上はカバンに一枚入れておいてください。
最後になりますが、先日とても嬉しいことがありました。卒園生の方から匿名で砂場の砂をご寄付いただきました。量にして2tトラックに2台分で、砂場に大きな山が出来ました。園だより誌上を以て、厚く御礼申し上げます。
つぶやき(R5.3園だより)
いちご
子:「○○ちゃん(自分)、大人だよ。」
保:「どうして?」
子:「靴下はけるもん。」
ばら
散歩で、ヤギの赤ちゃんを見て
子1:「赤ちゃん、おっぱい飲んでるね。」
子2:「お母さんが守ってくれるのかな。」
子1:「飛行機雲だ。」
子2:「飛行機がお絵描きしてるんだよ。」
年少
結婚相手
子:「私、たんぽぽで結婚したい男の子いない。」
保:「じゃあ、すみれ組は?」
子:「すみれにもいない。パパは大好きだけど、ママと結婚してるからダメだし。」
消火栓
子:「あれ、何が入ってるの?」
保:「火事の時に、火を消す道具が入ってるんだよ。」
子:「それって、消防車のこと?」
子1:「宇宙人って、どこからくるんだろう。」
子2:「空より上かな。」
子1:「空や雲より、もっともっと上だよ。」
子2:「じゃあ、宇宙人はこども園に来れないね。」
子1:「残念。楽しいのにね。」
年中
縄跳び
子1:「あー、さっきよりも跳べなかった。」
子2:「私より、跳べてたよ。」
子1:「本当?なら、また挑戦すればいいか。」
課業(大豆)
保:「大豆の根っこをよく見て。」
子1:「あっ、根っこにも豆がついてる。」
子2:「たんこぶみたい。」
子1:「今日、私大人だよ!」
保:「なんで?」
子1:「だって、今日緑茶だもん。少し苦いけど、おいしいの。」
子2:「私もお寿司屋さんで飲んで、おいしかった。」
年長
鬼から手紙の返事をもらって
子1:「山から下りられないって、どこの山だろう?」
子2:「三井山から下りられないんじゃない。」
子1:「あー、怖い怖い!」
環境認識(季節)
保:「家にコタツある?」
子1:「あるけど、お母さんが出してくれない。」
子2:「コタツがあると、コタツから出られなくなるから、うちは買わないんだよ。」
ままごと
子:「はい、お待たせしました。」
保:「ありがとう。おいしそうだね。」
子:「よかったら、写真とってください。」
保:「カシャ!」
子:「どう?インスタ映えでしょ。」
アルバムつくりのために
保:「好きな給食、何?」
子:「全部おいしいから、選べないよ。」
AIの苦手な分野こそが強みになる
AIの苦手な分野こそが強みになる
これからの 社会に見合った力を
みなさんご承知のとおり、AI社会になっていくなかでコンピュータの重要度はより増していくことにはなるでしょう。そこで大切になってくるのは、もちろん 「コンピュータが使えるようになる」ことですが同じくらい重要なのは「コンピュータが苦手な分野の能力を鍛える」ということです。
これまでの変遷を見ると、肉体労働は機械が代替してきました。何十トン、何百トンの土を掘り起こしたり運んだりするのは、人間は機械に到底かないません。
それと同じことが知的労働の場面でも起こっている、というのが現在のフェイズです。知的労働のうちでも単純作業的なもの、計算や記憶重視の仕事はすでにコンピュータに置き換わっていますし、今後はロジックに落とし込めるようなクリエイティブな要素が少ない仕事も、 AIに置き換わっていくことでしよう。
コンピュータの方が得意な分野で張り合う無駄な努力はやめて、相棒にして価値を発揮できる人になっていくべきです。
では、コンピュータが苦手とする分野とは何でしょううか。
それは意志を持つということ、新しいものをつくったり表現したりすること、感情を理解してホスピタリティを発揮するといったことです。
知的労働のうちでも、こうしたクリエイティブな作業をコンピュータに担わせようという動きもあります。たとえば、作曲したり歌詞を書いたり、小説を書くソフトが開発されていたりします。
これは一見、コンピュータが新しいものをつくったり、表現したりすることができるようになったと思いがちですが、実はそうではありません。コンピュータが作曲したり、詩や小説を書いたりするには、人間がコンピュータにどのデータの特徴に注目すべきか指示しなければなりません。
その「意図」こそが、人間の「意志」であり、「想い」が反映されるところです。これをコンピュータが自ら考えだすことはできません。
また、「感管を理解するホスピタリティ」の分野も、コンピュータが苦手としています。たとえば、看護師や介護士が担うような分野です。
相手の感情を理解したり、共感したり、場の空気を読んだりして、相手をもてなすという微細で複雑な行為は、生身の人間でいとなかなかできません。
ロボットが看護や介護の現場に入って、患者や利用者に対して「わかりますよ」と言うことはできるでしょうが、どういう言葉や表情に反応して「わかるよ」といった方がいいのかは、人間がプログラミングしなければなりません。それに、ロボットから「わかるよ」と言われて等の患者が励まされたり癒されたりするのかということも、現実にはまだ未知数です。
このように、コンピュータにはできない「意志を持つ」といったことや、「新しいものをつくったり、表現したりする」「人の感情を理解する」といった力を身につけることが、これからの社会ではより求められていくのです。
[中村一彰著 『子育てを元気にすることば』AI時代に輝く子どもより]
作品展 子育て支援誌JOIN まとめの時期に向けて
先日は作品展に多くの方にご来訪いただき、誠にありがとうございました。コロナに最大限の配慮を要した過去2年とは異なり、今回は園全体を使い、時間も十分でゆったりと見ていただけ、加えて保護者会のコーナーもあって、久々の作品展らしい雰囲気を味わっていただけたのではないでしょうか。以下、いただいた感想を引用いたします。
「今回成長を一番感じられたのは、作品や普段の遊びについて話してくれた話しぶりです。昨年度までは、とにかく自分の作品を次から次へと見せて、それで満足といった感じでしたが、今年は1つ1つ何を作ったか、どんな工夫をしたのか、どうやって作ったのか、お友達のはこれで…とたくさん話してくれました。コロナ禍の中で、分散型での参観になり、少人数だったというのも話しやすかったのかもしれません。親へのお手紙も読ませてもらった瞬間、うるっときてしまいました。ありがとうございました。
小学校になると、全員同じ材料で…同じ題材を…となる作品作りが出てくる中、こども園の4年間で、好きな材料を使って作りたい(かきたい)ものを自由に制作させていただけたこと、本当にありがたいと思っています。」
さて、園では岐阜新聞社の季刊子育て支援誌「JOIN」をいつも配布しています。中にある、子育てコラムは読んでいただいていますか。使われている写真が、本園のインスタグラムから取られていることにもお気づきでしょうか。今年は大豆生田先生が執筆され、先日配った冬号では、大豆生田先生の動画も見られるようになっていました。私たち川島東こども園がいつも大切にしている、子どもの主体性や、遊び中心の生活が、いかに重要であるか、そして、子育て世代であるお父さんお母さんへの応援が語られています。是非多くの方にご覧頂ければと思い、QRコードを再掲しました。
さて、いよいよまとめの時期を迎えました。2月3月は大きな行事もなく、4月の就学と進級という飛躍に向けての離陸準備期間となります。コロナはまだ続きますが、落ち着いた生活の中で、期待を持って次へと進めるように、じっくりと保育に取り組みます。