園の生活
第7回こどもなつまつり 脳の発達と腸内フローラ
先日は第7回寺前広場こどもなつまつりに、多くの方に参加いただき誠にありがとうございました。
とても暑い中でしたが、雨の心配がなく、過去最大の人出となりました。園児、卒園生、地域の方々が一体となって、楽しんだ祭りとなりました。ただ、その背景には、「子どもたちのために」という思いを掲げた、実行委員会の献身的な準備と、当日スタッフの気持ちのこもったお手伝いがあったことを、心にとどめていただければ幸いです。
さて、先日、京都大学の明和政子先生のお話をうかがう機会がありました。明和先生はチンパンジー研究を基盤とする脳科学者で、科学的な裏づけに基づいた子どもの発達に関する最新の知見を聞きました。特に心に残ったのは、「脳と腸は免疫や神経を通じて結びついており、腸内細菌の状態が脳の発達や情緒に影響を与える」というお話です。
研究の進展によって、腸内の多様な菌のバランス=「腸内フローラ」が、感情の安定や学ぶ意欲に関わっていることがわかってきています。発達障害や気持ちのコントロールが難しい子どもたちの腸内環境には、標準的な発達を示す子どもと異なる特徴があるそうです。そして明和先生は「腸内フローラは生まれつきでなく、乳幼児期の生活によって形づくられ、一生続いていく」と強調されました。つまり、幼少時の毎日の食事や習慣が、子どもの未来を大きく左右するというのです。また、腸内環境の健全な構築のためには、「添加物や人工甘味料にまみれたファストフードはもってのほか」で、反対に、日本の伝統的な食事に含まれる発酵食品、野菜、魚、豆類は腸内を整え、子どもたちの心と体の健やかな発達を力強く後押ししてくれる、と言われました。私たちが日々の食卓で重ねる小さな選択が、子どもたちの未来をより豊かに育んでいくのです。
7月から始まったプール遊びも終わりました。2か月にわたり、プール道具の準備等ありがとうございました。年長年中では午睡も終了します。ご協力ありがとうございました。9月からは新たな生活リズムで保育が進みます。運動会、発表会と大きな行事がありますが、行事だけに囚われることなく、日常の生活や遊びを大切にしていきます。
