よりみち日記&身近な法律

2026-08-31 11:05:00

 長い小説は好きだが、源氏物語だけは、「ローマ人の物語」と並んでなかなか読めてない。吉川英治の「宮本武蔵」や「新平家物語」、司馬遼太郎の「坂の上の雲」、逢坂剛の「イベリヤ・シリーズ」、M・ミッチェルの「風と共に去りぬ」、林房雄の「西郷隆盛」、宮本輝の「流転の海」シリーズなどは数ヶ月いや数年掛けて面白く読んできた。漫画版源氏の「浅き夢みし」は面白かった。今年こそ、余命幾ばくも無い、年も年なので「源氏に浸かってみよう」と年始の覚悟には書いたが、これも先日まではほとんど無駄だった。せめて、入門書だけでも、と手に取ったのが幸いして、とても楽しめている。来年こそは、源氏を読もう!!。

 本書の事である。源氏が書かれてから約200年振り向かれず、忘れられていた源氏を藤原定家が見つけて、内容をまとめなおした。すでに原本は残らず散逸しており、写本を元にして歌人ならではの、歌力と想像力とをフルに働かせて、源氏物語を再完成させた。源氏物語の中興の祖である。このような具合で、登場人物を特定してみたり、物語を分類化してみたり、古語を解説してみたりと、その後千年にわたる源氏好きが源氏とああでもないこうでもない、と格闘した様子を著したのが本書である。終いには、イギリスの源氏好きのアーサー・ウエイリーまで登場する。まだ読み始めたばかりだが、こんなにも素晴らしい本が良くもあったものだと感謝しきりのこの頃である。ちなみに、漫画も長編もので大好きな素晴らしい本がいくつかあるので、参考までにご紹介したい。まずは、横山光輝の「三国志」。実に全60巻。手塚治虫の「ブッダ」、本宮ひろしの「男一匹ガキ大将」、岩明均の「ヒストリエ」、かわぐちかいじの「空母いぶき」シリーズ、「ゴールデン・カムイ」、「昭和天皇物語」、「ゴルゴ13」シリーズ、「鉄腕アトム」、横山光輝の「水滸伝」や「史記」、「伊賀の影丸」も良かったなあ。僕の人生は、漫画と共にある・・・。?

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