よりみち日記&身近な法律
2026-08-23 13:42:00
この度、ICC《国際刑事裁判所)の関根智子所長が米国のトランプ大統領から制裁を受けた。制裁を受けた理由は、ガザ侵攻による戦争犯罪の罪で、イスラエル首相へ逮捕状を出した事への報復である。関根所長が制裁を受けるのは今回が初めてでは無い。ロシアのプーチン大統領もウクライナの領地から子どもをたくさん連れ去ったことで、ICCから逮捕状を貰っているが、その報復でロシアも所長に逆逮捕状を出している。実はICCには世界100カ国以上が加盟しているが、米国、ロシア、イスラエルなどは創立当初から加入していない。戦争犯罪で暴かれる事を避けるためだ。実はICCには実行組織が無い。犯罪が確定しても逮捕するのは、当該国の警察組織だから実行力が弱い。
この制裁に関して、EUや本部があるオランダは、既に断固としてICCを支持すると発表したが、日本の首相は「残念である」と発表するにとどまった。裁判所運営に一番資金出資しているのは日本であるらしい。その日本が、ICCへの強い支持を発表しないのは、情けないとテレビコメンターの言があった。
法律を作る人と守る人・裁く人が、それぞれ我が道を行く、と言うことになったら、世界の規律は意味を持たなくなる。それは世界の国々においてもゆゆしき問題になる筈だ。大国は今、そういう道を進んでいる。
