よりみち日記&身近な法律
2026年FIFA・W杯は、本日、決勝があり、スペインの優勝で幕を閉じた。今大会の試合は、時間帯が応援するには厳しい時間が多くて私も睡眠不足がちだったが、それなりにテレビ観戦は愉しかった。NHKのデイリーハイライトも毎日かかさず観させて貰った。しかし、決勝戰で敗れたアルゼンチンは、会場に於いてメッシを先頭に、スペインの授与式を1顧だにせず、会場に背を向けて退場してしまった。普通なら、お互いの健闘を称えながら相手優勝チームに拍手を送るところだが・・・。さらにその前には、試合終了後のピッチでアルゼンチン選手がスペイン選手を押し倒し、さらに別の選手には手を挙げた。当然、試合終了後にもかかわらず、当のアルゼンチン選手には「退場処分」が下されたという。もっともな話である。英国のメディア「talk SPORTS」がそれらの態度を非難したのが上記表題である。決勝戦終了後のピッチには前回優勝チームの誇りや威厳は全く無かった。
大会を通じて思ったのは、人気スポーツの野球との違いである。野球ではわざとぶつかったり、蹴ったり、喧嘩をしたりすると即ファウルや退場だ。サッカー選手には、スポーツマンシップというか正々堂々と言うか、そういう誇りが無い選手が多い。野球に比べて、勝つためなら卑怯でも卑劣でも何でもするスポーツというイメージがある。本当はそうでは無いはずだろうけど。サッカーでは、よく、わざと、蹴られてもいないのに倒れたりする。南米選手に多い。前か前々大会では、ブラジルのネイマール選手が審判団から要注意選手とマークされたことがある。狡(ズル)をするのである。現にネイマールがその大会に於いて、蹴られてもいないのにわざと倒れる所を私も見た。元日本代表の鹿児島出身の選手もオリンピック試合でわざと倒れていたけど・・・。人ごとながら、恥ずかしかった。ブラジルは、チームエースがそんな感じだから、もうかつての風格有る最多優勝チームの面影は20年以上見られない。2002年日韓大会優勝が最後だ。2014年大会の母国開催でも勝てなかった。地に落ちたのだ。目を見張るような高額報酬を貰い、高い技術はあっても、狡をする選手は心が病んでいるとしか思えない。そんな選手達をみてもあこがれるとか羨ましいとか思うことはできない。以前からだけど、今の試合は中継され、望遠カメラでも撮られているし、スロー再生も当たり前というのに、何を考えているのだろうと思う。それでも一流選手といわれるから悲しい。昨今の試合における「ずるい」試合態度は、まさに自分の惨めな品格をさらして恥をかいているだけだ。今回大会で一番印象に残るのはフランスとパラグアイの試合。パラグアイの試合態度については、試合後にMバペが「どんな相手にも我々は勝つことができることを証明できた」と話したことから想像できるだろう。堂々と戦う選手が一人でも多くなり、サッカーがみんなの憧れや希望の象徴になることを祈りたい。ちなみに、今回大会のゴール数やアシスト数が多いのは、多分出場チームが多くなり、試合数が多くなったことにも理由があるだろうから、至極自然であると思う。
今回大会の日本代表は、その意味では予選リーグを突破し、決勝トーナメント第1試合でブラジルに負けこそしたものの、どの試合もとても誇らしい、胸が張れる立派な試合ばかりだった。その意味では格の違いを見せつけたと言ってもいいかもしれない。勝つことが全てでは無いという生き方の(・・・勿論本心では勝って優勝して欲しかったけど・・・)。同じくアメリカ大リーグで活躍する大谷選手の野球に対する姿勢が改めて誇らしい所以である。
