よりみち日記&身近な法律

2023-09-07 17:21:00

ここ数日、故名城秀時氏の著「島に老ゆ」と「徳之島この五十年」を拾い読みしている。文章の立派さも良いが、時々出てくる方言に懐かしさが蘇る。表記の「ビンダレー」は、大きな水入れである。顔を洗ったり、洗濯をしたりするのに適度な大きさのやつ。昭和30~50年頃、子供の頃に家で家族みんなが使っていた。「バシャギン」は芭蕉(バナナの木)の繊維で作った着物。祖父と叔母が着ていた。ほかにも、シルブィ(台所)やヒキバン(水分の多いお粥)なども懐かしくうれしくなる言葉だ。面縄は亀津や亀徳とは微妙に発音が違う。発音もだけど言葉(詩)そのものが同じ唄でも微妙に違うのが島唄だ。私は、ここ数年「黒だんど節」をかっこよくて弾けるようになりたいと思っている(この唄だけで良い!)が、唄者によって歌詞が微妙どころか全く違うこともある。方言は、集落によって発音やイントネーションが違う事があるので、他集落の人と話すときは本当に頭を使う(何と言っているのか類推しなくてはいけない)言語だ。昔の人はそこで頭を使ったので、賢い人が沢山輩出されたのかもしれない。

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