日記
Everyone is struggling
なかなかスタジオに来られなくなってしまったけれど、ご連絡をくれたEさん
昨年末もヨガにも来られず、家でも何も出来ていないと焦燥感を吐露していらっしいましたね
『毎日疲れて瞑想も出来てないし、ヨガも寝る前に10分やれるくらいで、這うように生きてる感じです』と。
寝る前に10分できているなんて、すばらしいじゃないですか!!(*‘∀‘)
人によってはヨガしようと思う⇒ 参考になる yoga系の動画などをチェック ⇒ 選んでいる時間だけで30分以上経過 ⇒ 観るだけでやった気になってしまう ⇒ もう寝る時間!
というパターンに陥ってたりしますよ。
先日は「頑張りたくても体力がだんだん追いつかず」と、かなり心も体もぐったりお疲れ具合で、抜け出したいのに抜けられないというジレンマがよくよく伝わってきました。
メールでの返信では上手く返せませんでしたので。こちらのスペースからじっくり返答を兼ねて?いろいろ綴ってみたいと思います。
『自分が何も出来ていない』ということに意識が向いてしまっていると思います。
でも。それ。私も同じ です"(-""-)"
アーサナの練習、ぜんぜん足りてない、取り組める時間あるよね!何やってんの、と思うことしばしば。
でも、実のところ、自分は 『ヨガ=生活すべて』 ではないから、練習したい時にするでいいと思うようにしています。自分に活を入れたい時&喝を入れたい時、もっと勉強が必要だと思う時、成長したい時、体を動かしたい時、チャレンジ精神を養いたい時、ちょっとは自信をつけたい時、義務を感じた時などなど。と、まあ、いろんなsituationがあります・・・。
だから、もっとやろう!と思っているのに、やっぱり日常のアレコレの雑多なことに時間をとられたりとか、レッスン以外の雑務やこれから取り組もうと思っていることへの時間、日常の楽しみとか他の趣味を優先して、ぜんぜん練習が優先できていないケース、いっぱいあります(*´Д`) イントラとしては秘密にしといた方がいいのかな・・・?? 今度、この記事削除するかも・・・(;'∀')
ヨガある生活はとても快適だけれども、つかず離れずの関係性、距離感くらいがバランスが良いのかなとも思っています。
ヨガ哲学や思想の勉強もまじめに深入りすると、「おっと、自分、ぜんぜんこの通りにできてないじゃん、どうしよ!」って自信喪失したり、矛盾だらけでどうしようってなったりします。いろいろ出来ないダメな自分…(涙)って陥りそうになります。
でも、この思想の根本は苦行者向け、出家者向け、解脱・三昧を心底最終目的としている者向けだったりします。その中には私たちの日常生活に役立つ思考・思想もたくさんあるから、現代社会に活かせるヒントを上手にピックアップしましょうってことなんですね。
理想論と現実のギャップ、自信喪失、葛藤だらけ、そんな時、私もある先生の言葉に救われたんですよね。
私達はヨガを上手に活用するために、行ってるんですよねって。ヨガのために生きているわけじゃない(そういう方々は別ですが)。多くの人が自分の日常をちょっと良くしようとして、快適にしようと思ってヨガをするんですよね。ヨガに翻弄されないように、上手に活用しましょう。と。
それから、これは私が最近つくづく思うことですが、言葉や思想の中にはそれぞれ表と裏・二面性をはらんでいる、と。
『サントーシャ、知足、足るを知る』は、今あるものに満足するという言葉。 今あるものに満足出来たら幸せは自然と訪れる
でも満足しなければいけないってことではないと思うのです。
満足してみる・・・うん、確かに事足りている、満足しようと思えば思える!ってなればいいですが。
満足 しなければ いけない と感じてしまうのならやはり満足 していないのです。
満足できていない自分を認識できる・測ることができる言葉でもあるかもしれません。
現状では満足できない、もっとこうしない!こうなりたい!という意欲は別に悪いものじゃないし、むしろ行動の原動力になり得ます。 どうしたらできるか、を考えて、行動していくことが大切ですが、その「行動に移す」まではとても大変な労力・エネルギーが必要ですよね。
そのエネルギーが湧かないって時は、焦らず、好きなだけだらだらしたり、ゆっくりお休みして良いと思います。ダメな自分って思ってしまっても動けないものはしょうがない、いつか動ける時が来る、その時までは自分を甘やかしてみよう、と。自分の内側からエネルギーが湧きおこって来るとき、行動できるようになる時、そんな時が自然とやってきます。
勝手に動けるようになるので、それまでは温存してあげましょう。
もっともらしいことを言えば、「できてないことばかりに目を向けず、できていることに目を向けてみましょう」とか、「後悔よりもこれから何ができるに意識を向けてみましょう」、ってことだけ伝えてしまいそうですけども。
自分だって葛藤だらけでもがいてる毎日なのに、正論ばっかり言えないな~というのが正直なところなんです。
結局、答えにはなっていませんでしたし、言葉足らずですし、上手く伝えられていないのですが・・・なんとなく伝わるものが何かあれば幸いです。
先送りする人に起こりがちな残念な出来事5つ
これは、私自身に言い聞かせるため、私自身への戒めとして書いています。軽~く流し読みしてください( ˘ω˘ )
こんな経験ありませんか?あのお店、いつか行こう!と思っていたのに。1年2年と経過して、そういえば気になってたあのお店にいざ行こうとした時には、閉店していた…
私はあります!!まさにこれと同じ経験が。湘南江の島、鵠沼海岸目の前に位置する老舗のフレンチレストラン。サーフィン上がり、海上がりだとなんとなくかしこまった雰囲気がそぐわないかなと感じたりして、行く機会を逸していました。いつか行ってみようと思ってから何年も経ったある時、ついに行ってみるぞ!と思い立ったが時すでに遅し。コロナ禍の2021年9月に閉店していました。
画像はお借りしました
いつか、いつかと。先延ばしにしていた機会を失ってしまったんですね。世の中は諸行無常。いつまでも同じであるとは限らず、お店、人、環境…自分が何かを実行しようと思い立った時にはそれが以前と同じ姿で、同じように存在しているとは限らないのです。
人生の中で、やらなければならないことを後回しにすることは誰にでもあります。しかし、それが習慣化すると、残念な出来事が積み重なったり、幸福感に大きな影響を与えることがあります。ここでは、先送りすることで引き起こす残念なできごとをちょっとした例を添えてお伝えしますね。
先送りする人がこうむる残念な出来事
1. 締め切りに追われる毎日
例: 大学の卒論を先送りにしていたAさんは、締め切りの1週間前になってようやく取り掛かりました。その結果、毎日徹夜をする羽目になり、ストレスと不安が急激に増大しました。締め切りに間に合わせるために質の低い卒論を提出することになりました。
結果:ストレスと不安が増大 タスクを先送りにすることで、締め切りが近づくと急に忙しくなり焦りやプレッシャーを感じます。質の高い仕事ができず、達成感も減少します。先送りにすることで、そのことが常に頭に残り、脳にとってそれはストレスを感じている状態。期限が迫っている場合などは不安感が増し、精神的な負担が大きくなります。これにより、リラックスする時間が減少し、幸福感まで損なわれます。
2. 大切なチャンスを逃す
例: Dさんは新しいビジネスチャンスに関する提案を受けましたが、「もっと調べてから」と先送りにしました。その間に他の人がそのチャンスを掴み、大成功を収めました。Dさんは後悔とともに、自分の判断を責めることになりました。
結果:自己実現感が減少 先送りすることで、タイムリーに行動を起こす機会を逃します。チャンスを逃すことは自己成長や成功の機会を失うことに繋がります。ビジネスや個人的な成長の機会を逃すことで、後々後悔することになり自己実現感が減少し、幸福感の低下にも。
3. 信頼を失う
具体例: Cさんは友人との約束を何度も先送りにしていました。毎回「仕事が忙しいから」と理由をつけて延期していましたが、友人は次第にCさんを信用しなくなりました。ついには友人との関係が悪化し、孤立感を感じるようになりました。
結果:人間関係が悪化 他人との約束を守れない状況を生み出すことで、信頼関係が損なわれます。信頼を失うと人間関係が悪化し、孤独感を感じることが増えます。良好な人間関係は幸福感にも直結するため、これが失われることは大きなマイナスです。
4. 健康を害する
例: Fさんは定期的な運動を先送りにしていました。毎日「明日から始めよう」と考えているうちに、体重が増え、体力・筋力は低下。最終的には高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症し、健康状態が大きく悪化しました。
結果: 自信と健康を大きく損ねる 健康管理を先送りにすることで、生活習慣が乱れ、体調不良が続くことになります。運動不足や不適切な食生活は、満足のいく見た目を維持することができず自信を失い自暴自棄になることも。場長期的に見ると自分でどうにかできなくなるような重大な健康問題を引き起こすケースも。ただの運動不足では済まない問題に発展。
5. 生活の質の低下
例:Eさんは健康診断を先送りにしていました。症状が出始めた頃には既に病気が進行しており、治療に多大な時間と費用がかかりました。これにより、生活の質が大きく低下しました。
結果: QOLの低下 健康管理を先送りにすることで、生活習慣が乱れ、体調不良が続くことになります。さらに治療が必要となってしまった場合には検査や通院などで自分の時間が削られ、また治療の費用負担の心的ストレスも加わり、心の安らぎも失われることに。
先送りは一時的な楽をもたらすかもしれませんが、長期的には多くの残念な出来事を引き起こします。締め切りに追われる日々、大切なチャンスの喪失、信頼の喪失、健康被害、生活の質の低下など、先送りがもたらす負の影響は計り知れません。先送りを避け、計画的にタスクをこなすことで、より充実した幸福度の高い生活につながると数々の研究で示しています。
2024年6月、もう半年が経過!私自身、やろうやろうと思っていて中々進められていないこと、あります。このコラムは自分自身への戒めを込めて"(-""-)"
私たちはナイモノねだりが得意
いわゆるGWゴールデンウィークも終盤を迎えようとしています。
テレビなどのメディアを見ていると、人で溢れかえった観光地、高速道路を埋め尽くす動かない車 渋滞の状況が目に飛び込んできます。
会社の都合や仕事上、大型連休ではない人々は、7連休、10連休などの大型連休、いいなあと思ったり羨ましく思ったり。
大型連休がある職場に勤めている人々は、連休を使ってせっかくどこかへ出かけても、どこも混んで並ぶ時間がかかる、費用も高いと感じ。
かといって家に長い間いるのもなんだしなあ…。平日に休みの人が羨ましい、と思ったりします。
仕事が忙しいと仕事したくないと思い。仕事が無くなったら仕事がある方が羨ましいと感じます。
そう。私たちは無い物ねだりが得意。得意中の得意とも言えるでしょう( ˘ω˘ )
手に入れてないものには意識が向く。手に入れたものはだんだん当たり前になりそれに慣れてしまうので、もはやそれに意識を払わない。
だから、ないものねだりが延々と、永遠と?終わらないですね。
人生を豊かなものにするために、いつも通り、皆さんには学びの時間やヨガの時間をこのGWにも取り入れてもらいたいなあと思い、イベントレッスンなどもご用意いたしました。
私自身も、この期間にオンライン・オフライン併せて、インプット、練習、自身のブラッシュアップ、知識のアップデートなどに充てる時間を設けました。
自身が受講したアーユルヴェーダドクターの講座から、印象に残っているエピソードをシェア。
ある男性は新しい車が欲しいと思いました。欲しくて欲しくてたまらず、念願の高級車をついに買いました!
念願だったものを買ったことで心が満たされ大満足! 心はhappyに。
ルンルンで自宅に帰ったら、妻から「その車の色、変よ」と言われました。
すると男性はそれが気になって、色を変えることしか考えられなくなり。
上がっていたテンションは下がり、気持ちが沈みます。さっきまでの幸福感は消え不幸になりました。
早速ディーラーに連絡したところ、「色は変えられますよ」と返事をもらい、またhappyに。幸福度がまた上がりました↑
「色は望み通りの色に変えられるけれども、費用が掛かりますよ」と言われ、またunhappyに。また気持ちが下がりました↓
心というものは、非常に忙しいものですね…。
このように欲望、欲しいものはいつまでも無くならない。欲しいもの・対象が移動するだけ。
新しい服を買って、一瞬満足しても。次はこれに合うアウターが欲しい、それに合わせる靴が欲しい…など次々と欲しくなった経験、ありませんか??
新しい車を買ったら、それに伴うバーツ類、オーディオ類、内装類・・・次々と欲しくなった経験、ありませんか?
心があちこちに動き回り。無いものへ意識が向かい、まだ手に入れていないモノ・欲しいものが次々と意識へ押し寄せる。
心はいつまでたっても落ち着きません。
『足るを知る』 という言葉のもつ重みが、ずっしりのしかかります。
今あるもの、持っているものに目を向ける という行為は意識して行わないと、素通りしてしまいがちなものなんですね。
アーユルヴェーダドクターは、幸せと平穏な心についても言及していました。
「happiness means peaceful mind」
幸せとはすなわち、平穏な心である、と。幸福感は、心が静まったからこそ訪れる、と。
連休、GW、慌ただしく過ごした方は明日、ほんのひと時でも心休まる時間が持てると良いですね。
いつも通り、仕事や家事で追われていた方も。寝る前に、ほんのひと時、心休まる時間を設けると良いですね。