日記

2025-03-31 19:20:00

苦手なこと。向き合って初めて変化がでる

皆さんは苦手だなあと思うこと、ありますか?

 

私は小学生のころ、クロールが上手くできないと感じて6年生のころにスイミングスクールに通い始めました。小学校の水泳の時間って、別に先生が泳ぎ方とか教えてくれませんよね?少なくとも当時はそうでした。

 

「はい、クロール!向こうのプールサイドまで!」 「はい!平泳ぎ向こう側まで!」「次は25m!」ってな感じで。教えてくれないのにやれとは。どういうこった!と思ったんだか思わなんだか・・・。

 

で。クロールの息つぎ、なんか苦しい感じがする。もっとうまくできるようになりたいと思ったんですよね。

 

水泳・クロール.jpg

 

当時のスイミングスクールは、クロール、平泳ぎ、(もしくは平泳ぎ、クロールの順)、背泳ぎ、バタフライ、メドレーの順にクラス編成がありまして。レッスン初回のクラス診断の際に、

「はい、平泳ぎやってみて~。OK!」「じゃあ、クロール、やってみて~。OK!」 「じゃあ背泳ぎクラスから入会ね!」

ってな具合になりまして。結局苦手だからちゃんと克服したかったクロールのクラスには参加できなかったんですけども。

 

クロールちゃんとできるようになりたいからスイミングスクール通いたい!と思った当時の私は褒めてあげたい。

背泳ぎクラスからねと言われて、そのままに。クロールクラスからお願いしますと言えなかった当時の私には喝を入れたい(涙)

結局、その後もクロールの息継ぎが快適になることはないまま、疑問を解消せぬまま大人になってしまったのでした・・・。

 

だから、今日のお話はかつての自分みたいになってほしくないという願いを込めて!?書いています。

 

運動が苦手、とか、体が硬い、とかの悩みやコンプレックスをお持ちの方。それをどうにかしたいと思っていませんか?そんな思いでヨガにいらっしゃる方、多いです。

 

もともと柔らかかったり、小さいころからバレエ・ダンス・体操などを習い、得意分野でもあるからヨガが楽しいという人ももちろんいます。ヨガって、そういう柔らかい人がめちゃくちゃすごいポーズを難なくやって楽しんでるんでしょ~?というイメージを持たれる人もいますが実は、はじめから得意な人はほんの一握りなんです。(もともと柔らく見える人も努力の積重ねの結果でもあります)大人になって運動不足なままじゃだめだ、硬いままじゃだめだ、どうにかしなくちゃと思って始める方は非常に多いのです。

 

昨年プライベートレッスンを始めたYさんも。

体がガチガチ硬すぎて、スポーツジムでも動けな過ぎて、恥ずかしくて続けられなかった。でもどうにかしたい!という一心でプライベートレッスンを選んでくれました。苦手なことに向き合いたいという強い意思ですね。

 

苦手なことが多いからこそ、伸びしろがあります。あり過ぎるくらいありますよ♡ そして、何かが「少しできた!」とか、「できそう!」という時に、人はもっともっとできるようになりたいと思います。

 

これは脳の仕組みでもあり、欲望のはたらきでもありますが。上手に活用することでモチベーションを維持できます。

パスチモッターナアサナ・長座前屈練習.jpg

先日、

「苦手だけど、苦手なりに身体を動かしてヨガが終わった後はいつもスッキリしてる。仕事で体がガッチガチだけど終わった後はやっぱり軽くなる。できないことが多いけど自分にはヨガって合ってるんだなと思います」と嬉しそうに話してくれたYさんの言葉が印象的でした。

 

苦手なことに真剣に向き合っているYさんのお姿はこちらも全力で応援したくなります。サポートさせて頂きありがとうございます。

 

苦手なことを放置している方。もし、

体が硬いままはヤバいと思ってるのに放置している。

健康のためには運動が必要だけど。運動は苦手だから気乗りしないまま。

 

と後回しにし続けていたら、残念ながら何一つ前進することはありません。前進することはないどころか、身体的な面でいうといま持っている機能を維持することも、年を重ねていくと難しくなります。

 

ポーズをどれだけ深められるかということよりも。深めて行くその練習の過程にこそ、意味があります。練習をする、努力をする、挑戦してみる、ということが大事だと判れば、無駄なプライドや羞恥心、人と比べてしまう心なぞ意味のないことが分かります。苦手なことがあるからこそ、努力もできるのです。

 

こちらの記事もご参考にどうぞ

先送りする人に起こりがちな残念な出来事5つ

2024-01-20 22:30:00

ヨガとは? 案外シンプル!?でもそれが難しい。

昨年から実行しようと思っていながらできなかったこと、ブログのお引越し を今年は実行に移そうかと思います。

これまで気ままに更新していたアメブロは休止して。

HP内にあるこちらのブログに、時おり綴っていこうかと思っています。気ままに更新するブログには変わりませんが。

 

下書き保存の日時が2023年の10月。それからずっと実行に移せずにいました。ダメな私…。

思いついたこと、学んだこと、自分の葛藤などなど気負わずアウトプットすればいいと、言い聞かせながら新しい年になってようやく!!

 

そんな記念すべき!?こちらのブログ初投稿のテーマは。

改めて、【ヨガ】とはどんなものか ということについて。

ヨガの代表的な経典に書かれている言葉を借りてみます。

 

日本ではヨガの経典として、インドではインド思想(特にヒンドゥー教)の代表的な経典として知られているものに、「バガヴァッド ギータ」という書物があります。書物というか、正確には書物の一部ということになります。(マハーバーラタと呼ばれる10万節からなる巨大な書物の一部)

 

書物と花.png

 

そのバガヴァッド ギーターに綴られている言葉を借りると、

「ヨガとは暴食することでも 極端に食を切り詰めて飢え死にすることでもない。 また眠りすぎることでも全く眠らないことでもない。 適度な食事と休息をとり仕事をし 眠り目覚めることによってヨガは苦しみと悲しみを追い払うことができる。」

 

ヨガをこんな風に説明している一節があります。こんなシンプルな表現もあるんだな、と改めて学びました。

 

ヨガは食べ過ぎたり食べなさ過ぎたり、眠り過ぎたり眠らなさ過ぎたりする人のためにあるのではないと言っています。

適宜の食事と休息を取ること、定期的な鍛錬すること、眠っている時間と起きている時間の正しいバランスを取ることによって、ヨガはあらゆる 痛みと悲しみを取り除くと述べています。

 

しかしながら様々な、バランスを考慮して生活していく ということが簡単なようで簡単ではないのですよね。

人によってもそのバランスの良しあし、どの程度が最適か、優先順位もろもろ違いますしね。これは体に良くないと分かっちゃいるけどやめられないもの・行動もあったりしますしね…汗

 

でも。我々の永遠の課題である健康、心身のバランス、心の平穏、などを意識したいのであれば。このシンプルなことをとことん、自分にとって最適なバランスに調整していくことが必要となるのでしょう。

 

ヨガの練習については、やり過ぎも良くないが、練習から離れ過ぎない姿勢も持ち続けていたい。

 

この日記・ブログは。決して上から目線で何かを教えるというスタンスではなく。

 

未熟な私自身が常々、学んでは忘れ、学び直してはまた忘れ…(;'∀') を繰り返しながら。良い教えや真理を学びながらも、必ずしもその通りにはいかない心のもどかしさや葛藤などを抱えながら。

少しでも自分らしく、自分が納得いくように生きていきたいと、50歳を間近にまだまだ人生をもがきつつ、学んだことなどをシェアできればと思っています。

 

芽.png

 

 

※バガヴァッドギータに興味をもった方へ 補足説明

「神の詩」とも呼ばれているギータは、『マハーバーラタ』と呼ばれる10万節からなる巨大な書物の一部。

 

荒れた時代を救うために人間として生まれてきた神クリシュナが、戦乱の中で生きるアルジュナに世界の仕組みを説くシーンを抜粋したものがギータ。

作者は『ヴェーダ』を書いたことでも有名な聖者ヴィヤーサ。

『マハーバーラタ』は歴史小説のような要素で、 その中の『バガヴァッドギーター』はサーンキャ哲学、ヨガ、ヴェーダーンタの知恵が盛り込まれておりヴィヤーサの伝えたいエッセンスが凝縮。

 

 

クリシュナが説く世界の真理によって、アルジュナは苦難に打ち勝ち、自由・解放(モークシャ)への道を歩む…。これを読めば世界のあらゆる知識が学べると言われる、すごい物語です!!

だけどとっても難しい書でもあり、挫折する人少なかりけり…という書物です^^ 

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